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【Project story #03】共に成長し、共に挑戦する:ロジスティードの大規模プロジェクトを支えるエンジニアたちの熱き思い

「物流×IT」のエキスパート集団として、半世紀近い歴史を誇るロジスティードソリューションズ。
今回は、ECプラットフォームセンター(自動化/省人化を実現している物流センター)の運営を担う2人のエンジニアに、プロジェクトの裏側を語っていただきました。

▽ECプラットフォームセンター立ち上げについて(動画付き)

【Project story #01】『Logistics4.0を牽引』物流センター自動化を実現するDXエンジニアが語る。 | プロジェクトストーリー
某シューズブランド企業様と共同実施した『物流センターの自動化/ECプラットフォームセンター』の運用開始秘話を、物流IT業界を牽引し『Logistics4.0』を実現する当社のDXエンジニアに語っ...
https://www.wantedly.com/companies/company_1060674/post_articles/466281


登場人物

■岡田 裕克さん
ロジスティクスシステム事業部 東日本システム部 第一グループ プロジェクトマネージャー(2005年入社)

■中川 智博さん
ロジスティクスシステム事業部 東日本システム部 第一グループ(2019年入社)

ーまずはお二人の経歴を教えてください。

(岡田)
私は2005年に入社後、茨城事業所にてロジスティード東日本殿向けの各種物流システムの構築を担当していました。

そして2021年の初頭に、新規立ち上げとなった春日部ECプラットフォームセンターの案件を担当してみないか、という打診が上司からあったんです。 そこからは中川と一緒に当センターの運用に各種システム面から関わっています。

(中川)
私は2019年に入社し、新入社員研修に参加した後、現部署に配属となりました。

はじめは設計書の作成や、プログラミングを用いた物流システムの開発業務に携わり、いくつかの案件を担当、保守運用面から関わっていました。


ーお二人が担当されてきたお仕事について、もう少し詳しく教えていただけますか?

(岡田)
私たち2人が中心となり、そのほかメンバーや協力会社の方々などを含めて10名ほどの体制で現プロジェクトを推し進めています。

新しいお客様(荷主)と密にコミュニケーションを取りながら、マスターデータの整備など細かい部分からお客様と一緒に各種システムの運用テスト等を一連で担当します。その中で課題が発生した際には、チーム内で検討して対応をしていますね。

私はプロジェクトマネージャーとして全体の取りまとめやお客様対応をメインで行っています。

(中川)
私はチームメンバーや協力会社の方々と連携しながら、稼働人員・各課題管理などを担ってきました。
主に内部の細かい対応は私が、取りまとめや外部との連携は岡田さんに行っていただいている体制ですね。


ロジスティクスシステム事業部 東日本システム部
プロジェクトマネージャー 岡田 裕克


ー上司・部下であるお二人の関係性も気になるのですが、まずは初めてお会いした時の印象を教えてください。

(岡田)
コロナ禍だったので、初めて話したのはオンラインの打ち合わせでしたね。あまり踏み込んだ話はできなかったので、最初は少しぎこちなかったかもしれません(笑)
多分チームの皆さんからすると「オンラインの打ち合わせにしか出てこないけど、誰なんだろう」って感じだったと思います。

対面で初めて会ったのは、私が茨城から東京に移動してきた21年の2月ですね。
実はこの規模のプロジェクトをマネジメントするのはキャリアの中で初めてでして。
当時は「さてさて、チームのメンバーとはどう接していいものか」とちょっとだけ不安だったのを覚えています。

(中川)
そうだったんですね(笑)

私も最初の方はちょっと様子見というか、緊張していました。でも、同じプロジェクトを進めていく中で密にコミュニケーションを取っていくうちに、すぐ話しやすい存在になりましたね。


ー今日はインタビューなので少しかしこまっているかもしれないですが、普段のお互いの呼び方はどのような感じですか?

(岡田)
私は完全に “中川” 呼びですね。

(中川)
僕は “番長” って呼んでます。

(岡田)
嘘つくんじゃない(笑)

(中川)
すいません。”岡田さん” って呼んでます(笑)


ー今日も普段通りとのことで、よかったです(笑)
 今までお二人が直面した課題や、その乗り越え方など、エピソードがあれば教えていただけますか?

(岡田)
個人をターゲットとしたEC事業者向けのプラットフォームセンターとなっているため、ペースが早い時には毎月どんどん新しい荷主さんが増えていくんですね。私の着任当時は、その作業を協力会社の方々に細かく対応していただいていたのですが、チームメンバーの改編がありまして、その作業を一旦私の方で引き継いだんです。

私もちょうど入りたてだったので「勉強がてら」と思って実際に作業を行ってみると、手順書や各チェックポイント等のマニュアルがなかったんです。ですので、私の方で作業をしながら並行して手順書をまとめていきました。その中でもやはり抜け漏れがあって、ちょっと障害を起こしてしまったということもありましたね...。でも周りの協力を得ながらある程度形にできました。

手順書のアップデートはその後中川に引き継いで、起きた障害に対して、都度手順書に起こしてもらっています。

(中川)
私は正直壁だらけでしたね...。
このECプラットフォームセンターが、初めてしっかりアサインされた案件なので、何から何まで初めてのことだらけでした。新規荷主さんへの対応やデータ連携など、自分だけだと上手くいかないことも多くて、岡田さんに一緒に確認していただきながら進めていました。

例えば、データ連携の仕組みがうまくできていなくて、期待通り動かない、ということがテストの時に判明した時もありました。その際には、岡田さんが一緒に間違っている部分を確認してくださって解決しました。本当に最初は教えてもらうばかりでしたね。

(岡田)
このプロジェクトは、ロジスティードグループとしても、業界としても、前例のない取り組みだったので、何か問題が起きたときに参考にできる事例がほとんどありません。最適解を自分たちで見つけていかないといけないというのは、やりがいでもあり、難しさや大変さでもありましたね。

荷主さまへの対応も通常のプロジェクトとは少し違います。通常は「荷主さまのご要望に合うシステムを作って運用します」というスタンスが一般的ですが、当システムは複数の荷主さまにシェアリング(共有利用)してもらっているので、容易に仕様は変えられない。制約がある中で、どのようにして荷主さまの希望に寄り添えるか、提案していくスタイルも新しい経験でした。


ー岡田さんから見て、中川さんの成長を感じる点について教えていただけますか?

(岡田)
中川は、運用保守業務を担当するのが今回初めてだったようですが、今や本当に信頼の置ける存在です。

このシステムの全体像や仕様をしっかり理解し、お客様からの問い合わせにも適切に対応してもらっています。特にコミュニケーション力はチームの中でもダントツで、頼りにしています。

(中川)
もっとあるんじゃないですか?(笑)

(岡田)
いや、今日はこのぐらいにしとくよ(笑)


ー中川さん自身は、お仕事の中でやりがいや成長を感じるのはどんな時ですか?

(中川)
協力会社の方々とも密にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進め、無事にリリースできた時や、リリース後も問題なく稼働できている時、やっぱりやりがいを感じますね。

自分が携わったシステムが、現場で使われているのを見るのはとても嬉しいです。

現場と直接やり取りさせていただくのはこの案件が初めてで、 コミュニケーションの難しさを当初は感じていました。でも、会話を重ねるうちに信頼関係を築けてきたのは、私にとって進歩かなと思います。

問い合わせに対して、岡田さんに頼らず自力で対応ができるようになったことも、大きな成長ですね。

(岡田)
今動いている他のプロジェクトでは、リーダーもやっているしね。

(中川)
そうですね、相変わらず岡田さんにサポートいただきながらですが...。

ECプラットフォームセンターのプロジェクト初期段階では、自分が手を動かして開発業務に入ることもありましたが、今プロジェクトマネージャーを任せてもらっている案件では、自分がスケジュールを立ててメンバーの進捗を管理する立場を担っています。


ロジスティクスシステム事業部 東日本システム部
プロジェクトリーダー 中川 智博


ーお互いの尊敬しているところについて、教えてください!

(中川)
岡田さんは、私と比べるとキャリアが比べ物にならないくらい濃密なので、 知識の幅だけではなく深さもあることを日々感じます。

例えば、「こういう決まりがあるから、こうしないといけない」みたいなのって形骸化しがちだと思うんです。正直自分の頭の中であまり考えずにやっていたようなことも、「なぜそれが必要なのか」を岡田さんに丁寧に教えてもらって、ストンと腑に落ちたことがありました。深いところまで理解した方が、その後に役立つ機会が多いと感じます。

(岡田)
中川は、初めて会う方の懐にもスッと入っていって、相手の悩み事を的確に引き出す力が本当にすごいと感じます。そのような力をどんどん伸ばしてもらえると、プロジェクトリーダーとしてもっと活躍できると思うので、とても楽しみですね!


ーお二人は、このECプラットフォームセンター事業をどのように展開させていきたいとお考えですか?

(岡田)
社内だけでなくロジスティクス業界からも注目されている大規模かつ先進的なプロジェクトなので、日々の細かい修正や改善を繰り返しながらプロジェクトとしては絶対に失敗できないという責務を感じています。

でも、”失敗しない” という保守的な考えではなくて、今後は今のプロジェクトを参考にして、第二、第三のセンター立ち上げ等、どんどん展開・発展させていきたいです。個人的に、このECプラットフォームセンターの仕掛けはとても面白いと思っているので。

そして、クリティカルな状況の中で培ってきた私たちの新しい知見やノウハウを、社内で共有して様々なプロジェクトのグロースにも繋げていきたいですね。

(中川)
私も同じです。そういった横展開はぜひ進めていきたいですね。このプロジェクト以降も色々な案件が立ち上がっていますし!


ー最後に、この記事を見てくださっている読者の方々に一言お願いします!

(岡田)
ロジスティードソリューションズは、1つのプロジェクト達成に向かって立場関係なくみんなで突き進むカルチャーがあり、私はそこが好きです。

「部長だから現場のことは関係ない」、「課長だからこうしないといけない」とか、そういった風潮は全くないと思います。 お互い知見を共有し合って課題解決していく過程は、私自身とても学びが多いです。

温かいメンバーばかりですので、ぜひ飛び込んできていただけると嬉しいです!

(中川)
僕は岡田さんや周りの方から “お調子者” 認定されていますが(笑)、そんなキャラも受け入れてくださる良い方ばかりです。仕事以外のプライベートの相談などもさせていただくことがあり、すごく居心地の良い関係性ですね。

あと、入社してから学べることがとても多かったなと思います。プログラミングは勉強である程度身につけられますが、物流現場はお客さんと実際に話してみることでどんどん解像度が上がっていきました。僕の同期には文系出身のメンバー多いですが充実した研修制度があるので、少しでも興味があればぜひエントリーしていただきたいです。

僕から話しかけにいきます!

今回のストーリーを見て、少しでも物流やロジスティードソリューションズを身近に感じていただけたのなら、嬉しいです。ご興味がある方は、こちらより気軽にエントリーしてください!それでは次回のストーリーもお楽しみに。



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