2021年1月に入社したエンジニア Kさん
大学で建築を学び数社経験後、30代からエンジニアに転身
ワークスタイル 東京から大阪への転居、家庭と仕事の両立
YUZURIHAで働くまでの経緯と、現在の仕事、社内のエンジニアについてインタビューしました
■ 転職 東京から大阪へ
■ YUZURIHAに入社を決めた理由
■ 社内のエンジニアについて
■ 仕事と家庭との両立 2人お子さんのお父さんとして
■ 転職 東京から大阪へ
転職のきっかけは?
東京では妻と子供たちと4人で生活していましたが、コロナ禍で東京での生活に影響が出始めていて。
僕自身、仕事でうまくいかないこともあって、少しギスギスしていた時期だったと思います。共働きで、2人の子供もいて、東京でこれまでと同じように働いていくのが無理だと感じはじめていました。
子供たちも寝るのが遅くて、深夜0時に寝て、朝5:30には起きる生活。リズムも乱れてしまい、参ってしまっていた時、妻と子供たちを一旦妻の実家に避難させることにしたんです。その後しばらくは別々に暮らしていたんですが、妻の実家に僕も移って、一緒に生活した方がいいんじゃないかと。
それまで大阪で働くことは考えたこともなく、どんな会社があるのかもわからず。なんとなく探し始めたところで、YUZURIHAのエンジニアから声を掛けてもらったんです。
「大阪で、今のびてる会社があるんだけど、興味があれば来ない?」というくらいのメッセージだったんですが、ちょうどそのメッセージをもらったのと同じ日に、運よくYUZURIHAの代表が出張で東京に来ていて、急遽会って話すことになったんです。
「いっしょにコーヒーでも飲みに行こう」ということになって、どこで待ち合わせようかという話になり、確かいいお店があったなと思って僕が場所を指定したら、珈琲1杯がめちゃくちゃ高いお店で…。値段を知らずに行ったんですよ。しかもその時、僕は財布も忘れて…やべーって焦りました。
その時に話したのは、代表ともう1人、声を掛けてくれた人とはまた別のエンジニアでした。どんな話をしたのかはっきりとは覚えてないんですけど、話を聞いてみて、率直におもしろそうだと感じましたね。それで応募することを決めました。
■ YUZURIHAに入社を決めた理由
会社選びで大事にしていること
子供ができる前と今とでは、会社選びの基準は変わってきてるんですが、今一番大事にしているのは、家族を大事にできるかどうかです。もう1つは、スキルアップできる環境かどうか。今はどっちも満足しています。
エンジニアは一生勉強
これまでどんな勉強をしてきたか
個人的に僕は、「実学に意味なし」と思っています。
有益なものもあるかもしれないけれど、まずは基礎をたたきあげないと意味がない。総合力が必要で、僕自身もたたきこんでいる最中という意識です。
コンピューターサイエンスの分野では、コンピューターアーキテクチャあたりの勉強はしましたが、OSはまだ浅い。データベース、ネットワークは、まだまだ弱いと感じます。何よりこれからやらなきゃいけないシステムデザイン、どういう風なモジュールを使えば最も合理的なものが作れるかということについては、まだ取り組めていないですね。
学ぶ順序も大事だと思うので、今は知識の再構築に取り組んでいる最中です。
影響を受けた考え方
そもそも自分自身が専門家になりたいとは思っておらず、専門家を使った上で何か1つのものを作り上げる立場でいたい、そんな風に考えていました。
大学時代は建築について学んでいました。建築というのは1つの分野だけでなく、色々なものが多い重なっている、総合的な分野なので、それで選んだということもあります。
年齢とエンジニア
僕の場合は、20代はエンジニアじゃなかったので、30代からエンジニアとして働き始めました。
前職なんかは若い人しかいなくて、30代後半になると後期高齢者扱いですよ。YUZURIHAの平均年齢は前職より高いので、雰囲気もまた違います。年齢層も20~50代まで幅広いですね。会社によってかなり雰囲気も違うし、ここは年齢が高い分、経験を積んだエンジニアが多いことも特徴の1つです。
■ 仕事と家庭との両立 2人のお子さんのお父さんとして
子供はまだ小さいので、PCカタカタやってる人、くらいにしか思ってないかもしれないですね。正直なところ、現在は家庭優先で仕事だけに時間を割ける状態ではないのですが、その状況に理解もしてもらっているし、できる限り自分で勉強にも取り組んでいます。
お子さんにエンジニアになってほしいと思う?
どうですかね、まずその時エンジニアという職業があるのかどうか。
大規模言語モデル、要するにChatGPTですけれど、それがさらに進化してるはずなので、大半のエンジニアより品質のいいコードを書けてしまいそう。僕からするとまだまだ十分でないと思うけれど、僕自身もその進化よりさらに上をいかなきゃいけないと思います。
■ 社内のエンジニアについて
YUZURIHAで働くエンジニア
どういうのが普通なのかよくわからないんですが、以前の職場は尖り過ぎてましたね。そこと比べてみると文化的にもうちょっと落ち着いた印象もあります。落ち着いていることは、いいことでもあるし、客観的に色々見えているということだと思います。技術選定においてもそうですね。
今思うことで言えば、Kubernetesを使うのは最先端というイメージなんですが、最先端ならなんにでも飛びついていけばいいというわけでもない。エラーが起きた時に調査しづらいだとか、いろんな落とし穴があるんです。少ない人数でまわすなら、今のうちの体制の方がいい。
僕が知っているものだと、やってみたらいいのになとは思うものの、客観的に今の社内の状態を見ると、ちょうどいいバランスをとったやり方を選択できているんだと思います。
あとは、人で言うなら、とにかくおもしろい人が多い。まずSlackがおもしろすぎる。これまでもSlackは使ってましたけど、ここまで燃えるような感じで業務以外のことでも盛り上がるのは稀ですね。
これまでで一番自分に合っていた会社は?
それでいうとYUZURIHAでしょうね。これまでの会社は、ある程度働いていると正直飽きてくることもありましたが、今はやらなきゃいけないことも多いし、飽きる暇がないですね。
理想的な働き方ができているかというと、今は家族の育児や介護のこともあって無理矢理がんばってなんとかできている状態かなと。仕事量が多いのは、今は開発もクロージングの段階なので仕方ないなとは思いますが、確かに全社的に見ても残業はかなり少なくて、家族とのバランスを考えても今が一番合っていると思います。
YUZURIHAの採用基準
全社的に採用において妥協はするべきではないと考えているし、僕もそう思います。
ある程度の基準は必要だし、ここでやっていくならレベルも重要。未経験だと厳しいと思いますね。
僕の場合はエンジニアに転向したのは30代だったけど、数学や英語、建築などのベースの知識を総合的に活かしているからこそ今があると思っています。
何事にも基礎となる力を持っていることは重要ですね。