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【開発日誌 #20】MW WP Formによる送信先の出し分け

初めまして!1月から未経験で入社いたしましたフロントエンドエンジニアの佐藤です!
入社して半年が経ち、HTMLだけではなくWordPressの案件も任せていただける様になりました。

Wordpressでサイト制作をする際に、「MW WP Form」というプラグインを使って簡単にお問い合わせフォームを実装することができます。 今回は、そんな便利なプラグイン「MW WP Form」を使って、「お問い合わせ画面は一つしかないけど、お問い合わせ内容の選択によって違う担当者(アドレス)にメールがいくようにしたい!」という場合のカスタマイズ方法をご紹介します!

概要

実装したい機能

  • 選択項目によって管理者の送信先を変更する

使用するプラグイン

MW WP Form

MW WP Form
MW WP Form はショートコードベースのフォームプラグインです。このプラグインには沢山の機能がついています。例えば、様々なバリデーションルールを使ったり、問い合わせデータを保存することができます。
https://ja.wordpress.org/plugins/mw-wp-form/


実装までの手順

①フォームの作成

管理画面、MW WP Formにてフォームを作成し、固定ページにフォーム識別子を記入します。
この時にMW WP Formの管理画面上でメールアドレスの欄は空白にしておきます。

②送信先の設定

function.phpにて送信先の出し分けを設定していきます。

  • input__select」の部分には選択タグのname属性
  • 採用のお問い合わせ」「案件のお問い合わせ」「その他のお問合せ」部分には選択タグのvalue属性
  • メーアドレスの部分には出し分けたいアドレス
  • mwform_auto_mail_mw-wp-form-906」の部分にはフォーム画面を作成した際のフォーム識別子

注意点

テストサイトで上記の設定をし本番サイトに上げる際は、
②でfunction.phpに記述したフォーム識別子本番サイトでのフォーム識別子に変更してください。
私はこれを忘れてしまい、本番サイトでフォームテストをした際にどこにもメールが届かず冷や汗を描きました。。。 忘れがちな部分なので本番反映の際には皆さんも気をつけてください!

まとめ

以上で選択肢によって複数のメールアドレスに出し分けの完了です。
MW WP Formのデフォルト設定では、送信先を複数設定することはできますが、「フォーム内の選択肢によって送信先を分ける」ということはできません。 しかし、クライアントが法人の場合など、問い合わせの種類によって対応する部署が変わるケースも多いです。

簡単なカスタマイズですが、実際に使う側の目線で見ると、デフォルト設定よりも便利になります。 ちょっとしたことでも、お客様の使いやすさを考えて作る、ということの大切さを学ぶことができました!

未経験で入社し、分からないことや難しいことも沢山ありますが、
こういったWordPressの機能やJSのアニメーションなど、要望通りに実装できた時はとてもやりがいを感じます。これからも色々な機能を実装できるよう、勉強していきたいです!

おわりに

当社の案件はとにかく「多彩」!
求められる技術レベルも日に日に高まっています。
今後はモダンな技術を用いたサイト/アプリケーション構築が増えていく見込みです。
多彩な案件や大型案件に挑戦してみたい方は、まずはカジュアル面談にお越しください!

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