こんにちは！コムデ人事課の森です。

社員インタビュー第5弾はこの方！

柴 秀樹（ Hideki Shiba ）

[ 出身大学 ] 筑波大学

[ 出身 ] 青森県弘前市

[ 趣味 ] ドライブ、温泉

[ 好きな食べ物 ] お寿司

ー前職の仕事内容を教えてください

菓子メーカーで営業として小売業の法人営業をメインで行っていました。

具体的にはコンビニエンスストア、ドラッグストアの本部に赴いて、この商品はこのお店に何ケースずつ置かせてもらうかなどの商談を中心に行っていました。

ーお菓子を店頭に置かせてもらえるかどうかは売上によって左右されると伺ったことがあります。その辺はやはりシビアなんですか？

そうですね！お菓子売り場の定番のラインナップがあるのですが、年に2回選定会という商品を選ぶタイミングがありまして、売れ行きが悪い商品については外されてしまうこともありますね。

人口が減っていく中で”菓子離れ”が進んでいる現状があり、これまで通りにいかない部分もあって売上も正直厳しいところがありました。

ー大手菓子メーカーでも環境によって打撃を受けることがあるんですね！勝手ながら売上も安定していそうと思っていましたが。

そうですねーやはり規模が大きくなればなるほど少しの違いっていうのは売上の大きな差になってくるんですよね。

そのような中営業としては「いかに店頭に自社の商品を配置させてもらい売上を伸ばせるか」ということへ常に意識を向けて取り組むようにはしていました。

ーそう聞くと市況によって左右されるのは企業規模が大きい小さいに関係ないですね。

ちなみに話は戻りますが、そもそもなぜ菓子メーカーで営業を？

最初は営業志望というよりは、総合職採用で入社をしたんです。

もともと、大学院時代にプロテインについての研究を行なっていたこともあって、健康需要について興味があったんです。前職はそういうところにあまり力を入れている会社ではなかったので、そのような環境で学んできたことを生かした新しい事業を立ち上げたいなという気持ちでいました。

ー事業の立ち上げが目的だったんですね！実際はどうだったんですか？

会社の流れとしてはまずは営業から、そしてゆくゆくは商品戦略や企画といったところへという話ではありました。ただ、営業の楽しさを自分自身感じていたところでもありましたし、実際に会社からもそこを評価していただいてたので、途中商品を企画していたこともありましたが、結果的には5年半営業をメインとした仕事に就かせていただいてました。

ー5年半！それだけ長くキャリアを積んだのちのベンチャーは勇気がいる決断ですね。

実際にコムデで働いてみて前職とどのような違いを感じましたか？

仕事に対するスピード感や与えられている裁量の大きさに違いがあると感じています。企業規模が大きくなればなるほど、1つのことをやるにも細かくフローが敷かれているので、そういった部分では多少ストレスを感じることもありました。

自分がやったことがしっかり形になり結果となって表れたり、少しやり方を変えただけで大きな変化を生むことができるので、そういった意味でやりがいの大きさを感じています。大企業だとなかなかそのような経験はできないと思うので、ベンチャーを選んでよかったと思う理由の1つになっていますね。

ー確かに！コムデの良さは圧倒的裁量の大きさですね！ちなみに柴さんは今はコムデでどんな役割を？

最初はエンジニアとして採用していただきましたが、現在はディレクションを中心に稼働しています。

ディレクションを経験することでお客様の声を聞くことができるので、自分にとって必要な時間や経験だと思っていますね。今後エンジニアとして働く上で「クライアントの目線」を理解しているかどうかってとても大事だと思いますし、「クライアントが何を求めているか」を理解して初めて心から喜んでいただける仕事ができると思っています。

さらには今ディレクターとして担当している案件は、技術面で非常に優れたエンジニアの方が多数アサインされている案件なので、そのような方々の近くで知識面・技術面ともに勉強させていただけるのは本当に大きいです！これからも環境に感謝しながら仕事と向き合っていきたいですね。

ーでは次に、ディレクターをやっていて「やりがいと感じた経験」と反対に「しんどかった経験」をそれぞれ教えてください！

やりがいとしては、チームで働いている実感を持てている瞬間ですね。もちろん、担当案件を無事成功に繋げることができた瞬間も大きな達成感を覚えますが、それに至るまでのプロセスが自分の中ではさらに特別なものだと感じるんです。

エンジニアの方が結果を出すために夜遅くまで対応をしてくれたり、いいものを作ろうと期待以上のパフォーマンスで応えてくれたりもして、その度自分ももっと頑張らないとと力をもらえるし、何よりみんなの思いがすごく伝わってきて嬉しくなりますね。

1人1人の力を結集させてチームで壁を乗り越える、チームで働く楽しさを感じられるのでとても楽しいです！

反対にしんどかったことについては、ちょっと生々しい話になってしまいますが..。

費用の折衝を行うことに非常に難しさを感じました。

ある案件で当初予定していた予算通りにいかなくなる事案が発生し、費用面で折り合いがつかず、外部からアサインされたエンジニアさんを途中で切らなければならなくなった経験をしました。賛同してくださって参画してくださったメンバーと最後まで走り切りたかった思いが強かったので、自分の中では苦しい経験でしたし、非常に心残りになってますね。

ーあの時はなんだかすごく大変そうでしたもんね。プレッシャーの大きな仕事なんだなと見ていて感じました。

あの時はまだ柴さんも入社間も無い頃だったと思いますが、その当時感じた苦しい思いを今後仕事にどう生かしていきたいですか？

得意先の要望にしっかり応えるというのはもちろんなんですが、ディレクターは顧客と社内を繋ぐ唯一の仲介ポジションなので、エンジニアや関わるメンバーが働きやすいかというところまで気を配り、最後まで仲間を守り切れるそんな働きをしていきたいですね。

ー顧客と社内それぞれに対して折衝していくのは1日で完結することではないと思うので、体力が要りそうですね...

ちょっと話は逸れますが、そこでいうと柴さんは結構夜遅くまで仕事しているイメージですが、家庭との両立はどのようにされているんですか？

えーっと包み隠さず話すと（笑）波はありますが、繁忙期は9:00に出社して終電帰りの時もありますし、本当にどうしようもない時は帰ってから家で続きの作業をすることもあります。

最初こそ、妻は「なんでこんな遅いの？」と不満を口にしていましたが、理解を得られるよう向き合って接していくうちに妻も少しずつわかってくれるようになりましたね。平日はそんな調子なので土日は家族との時間と思って大事にしています。

今では、僕の仕事を応援してくれていて、担当する展示会がいつあるかまで把握してくれているくらいです（笑）感謝しています！

ー素敵な奥様！柴さんが仕事に集中できるのも奥様の支えがあってのことなのですね！

では、今後の仕事での目標をぜひ聞かせてください。

責任範囲を広げることは、自分で決断できる範囲が広がることだと思うので、社長から仕事を振ってもらえること、入社してから日を追って任せていただける仕事が増えていること、新しいサービスを立ち上げるにあたって役割を与えていただけていること、全て嬉しく思っています！まずは任されている仕事を着実に進めていくことで会社を大きくする一端を担っていきたいです。

また、どんどん自分がやりたいことを発信すれば任せてもらえる環境なので、外にどんどん発信することで1つずつチャンスを掴んでいきたいです。また岩佐さん（ディレクター）をはじめ今後は部下の育成にも力を入れていくなど教育にも注力していきたいですね。

ー最後に、メッセージをお願いします！

前提として、どこの業界もそうですがこの世に楽な仕事はないと思っています。Web業界だって泥臭い部分も多く大変な仕事です。

そんな中、僕が意識しているのは「誰かのせいにしないで自分で決断し人生を選択する」ということです。

人は結果が悪くなるとつい誰かのせいにしてしまいがちですし、ましてやそれが誰かに言われてやった結果だとすると「自分が決めたんじゃないから」という気持ちがどこかに居座り続けてしまいます。

今の仕事を選んだのは良くも悪くも自分であり「自分で決めたからしょうがない」くらいの覚悟を常に持ってこれからも選択をしていきたいですし、新しく迎え入れる仲間には「自分の頭で考えて、行動できる力、決断できる力」を同様に持っていて欲しいなと思っています。

未経験でWeb業界に飛び込むには勇気も必要になりますが、どんな選択になっても結果的に自分の人生は自分で責任で取るんだからと思えれば、今やりたいことに素直に決断できると思います！

一緒に働ける日を楽しみにしています！

以上、柴さんのインタビューでした！

いつも元気で、明るくチームを照らすムードメーカー的存在で、部署関係なく会社全体から信頼を集めています。柴さんは所属部署の選考やカジュアル面談の場にも参加していますので、ぜひ直接会いにいらしてくださいね！