音響の道を志し、専門学校で学んでいた髙山さん。留学の夢がコロナで途絶えた後も、東京での起業参画や営業職、SaaS企業など、さまざまな挑戦を重ねてきました。うまくいかない時期もありながら、歩みを止めずに辿り着いたのがCominka。
営業やWebマーケティングの仕事に再び挑戦する今、支えとなっているのは、失敗を受け入れてくれる仲間の存在と、研修やロープレなどの手厚い育成体制。将来は自らのチームを持つことを目指している髙山さんのこれまでと、これからを伺いました。
【今回のインタビュイー・髙山愛奈さんの紹介】
- 名前:髙山愛奈
- 入社時期:2025年3月
- 役職:株式会社Cominka 営業チーム
初めての社会人、うまくいかなかった現実
ーーご入社おめでとうございます!まずは、Cominkaさんにご入社されるまでのご経緯について教えていただきたいです。学生時代はどのようなことを学ばれていたのでしょうか?
髙山さん:元々は専門学校で音響について学んでいて、渡米して有名なフェスの運営に携わったり、海外のワールドツアーにスタッフとして同行したりするのが夢でした。
でも、予定していた留学が新型コロナの影響で白紙になってしまったんです・・・。
ーーなるほど、それはショックでしたね・・・。卒業後は、どのように過ごされていたのですか?
髙山さん: とにかくお金を稼ぎたいと思っていた時期で、ちょうど兄の友人が東京で会社を立ち上げるタイミングだったんです。「一緒に働かないか」と声をかけてもらい、上京してその会社に入りました。
3ヶ月ほど勤務したのですが、環境にうまくなじめず、次第に適応障害のような症状が出てしまって…。そのため、その会社は退職し、その後、SES企業に転職しました。
※システムエンジニアリングサービスを提供する企業のこと
ーーその会社では、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?
髙山さん: 営業職を担当していました。リーダーを任されていた時期もあったのですが、いろいろな事情が重なって、最終的には退職することになりました。
その次に転職したのがSaaS業界の企業です。ただ、そこではほとんど業務を与えられず、いわゆる「社内ニート」のような状態に近かったんです。
ーーなかなかうまくいかない時期が続いていたんですね。
髙山さん: そうですね。自分でも「このままここで働き続けても、何も残らないのでは」と感じるようになって。その会社も退職して、しばらくは自分のやりたいことを探しながらアルバイトをしていました。
そのまま半年ほど働いていたのですが、契約期間が満了となり、ちょうどそのタイミングで住んでいた賃貸物件の更新期限も迫っていて。そうしたことが重なって、実家のある関西へ戻ることにしたんです。
ーーそして、Cominkaさんとの出会いがあったのですね。
髙山さん:はい、そうなんです!
期待よりも手厚かった研修と人の温かさ
ーー今回髙山さんは、Wantedlyから応募いただき採用という形になったと思うのですが、Wantedlyはよく利用されていたのでしょうか?
髙山さん: 実は、以前YouTubeである動画を見るのにハマっていた時期があって(笑)
その動画の概要欄にWantedlyのリンクが貼ってあったんです。そこで初めて「こんな求人媒体があるんだ」と知って、それ以降はよくチェックするようになりました。
以前勤めていたSESの会社も、Wantedly経由で入社しました。
ーーそうだったんですね。Cominkaさんは、Wantedly内でどのように検索されて出てきたのでしょうか?
髙山さん: 「大阪 営業 コンサル」といったキーワードで検索したと記憶しています。とにかく営業の仕事がしたかったのですが、同時にコンサルティングやマーケティングの分野にも興味があったので、そのあたりをキーワードにして探していました。
検索結果に出てきた企業の中でも、Cominkaは営業職であり、Webマーケティングを扱うベンチャー企業という点に惹かれて応募しました。
ーー髙山さんが興味を持っているポイントとCominkaの事業内容がマッチしたんですね。多くのコンテンツがあったかと思いますが、特に魅力を感じたコンテンツはなんでしたか?
髙山さん: やっぱりインタビュー記事ですかね!記事を一通り読んで、社員の皆さんがどんな思いでお仕事をされているのか、Cominkaという会社がどんな場所なのかを知るうえで、とても参考になりました。
▼インタビュー記事のまとめページはこちら!
どの記事も魅力的でしたし、働くイメージを具体的に持てたのがよかったですね。
ーーそれはとても良かったです!では、最終的にCominkaへの入社を決められた一番のきっかけは何だったのでしょうか?
髙山さん: 代表の白木さんに面接で、自分の中で「これは言わない方がいいかもしれない」と思っていたような過去の経験も、前向きに受け止めていただけたことです。
たとえば、以前“社内ニート”のような状態だったことを話した際、他社の面接ではよく「他にやれることはなかったの?」とネガティブに捉えられることが多かったんです。
でも、Cominkaでは「それ、自分が髙山さんの立場だったとしても辞めますよ」と共感する姿勢をもっていただけて。
その一言で心がふっと軽くなって、自分のことを素直に、ありのままに伝えられたんです。それが、入社の決め手になりました。
ーー“否定せず、寄り添ってくれる”というのは、髙山さんにとって大きな意味があったのですね。また、入社前に不安に感じていたことはありませんでしたか?
髙山さん:「営業の1日」という記事を読んで、業務の流れ自体はこれまで自分がやってきた営業スタイルと大きく変わらなさそうだなと安心した一方で、知識面でちゃんとやっていけるのかという不安は少しありましたかね。
ーー新しく入社される方が感じやすいポイントですね。その不安は、どのように解消されていったのでしょうか?
髙山さん: 入社して1ヶ月目はしっかりと研修に時間を割いていただき、2ヶ月目からはロールプレイング(以下「ロープレ」)をやっていこう、という流れでした。想像以上に研修が手厚くて、かなり不安が和らぎました。
社員の皆さんも、自分の業務がある中で研修にも真剣に向き合ってくださっていて、本当にありがたかったです。おかげで、現場で即戦力として働くための土台が、少しずつ整ってきたように感じています。
質問をするとすぐに「やってみよう!」とロープレに付き合ってくださるので、「わからないことをそのままにしない」環境があるのも、大きな安心材料でした。
課題に出会い、乗り越える。その繰り返しが力になる
ーーロープレをされているということでしたが、現在の髙山さんの1日の業務スケジュールはどのようになっていますか?
髙山さん:直近のスケジュールでいうと、出社したらまずはその日1日の予定をざっと確認します。
そして、その日のゴールや重点項目を頭に入れながら、ロープレの準備に入ります。準備といってもただ台本を読むのではなく、想定される質問に対してどう答えるか、自分の中でロジックを組み立てるようにしています。
そのあと、ToDoリストを整理して可視化することで、1日の流れがよりクリアになります。そして実際にロープレを実施する、というのが基本の流れですね。
ーー1日の中で、ロープレはどのくらいの頻度で行うんですか?
髙山さん:日によって多少ばらつきはありますが、平均すると1日2〜3回くらいは行っていますね。
ーーそれはなかなか多い印象ですが、髙山さんご自身の感覚ではどうですか?
髙山さん:正直、結構多いと思います(笑)。
前職もベンチャー企業だったのでスピード感はありましたが、ここまで日常的にロープレを繰り返す環境は初めてです。
でも、その分フィードバックの密度が濃くて、自分の課題がどんどん浮き彫りになる感覚があります。
ロープレが終わったらすぐにそのフィードバックを整理して、翌日にどう活かすかを自分なりに考えます。そういった積み重ねを経て、終礼で1日の振り返りをして、業務終了…という感じですね。
知る・学ぶ・活かす――成長がめぐる毎日
ーー実際に入社されてみて、Cominkaさんの魅力はどのようなところにあると思いますか?
髙山さん:入社前の面接でも社内の雰囲気が良いと聞いていましたが、実際に働いてみると想像以上にその通りで驚きました。職場全体に“話しやすい・聞きやすい”空気が自然と流れていて、困ったときにはすぐに相談できる環境が整っているんです。
それに加えて、AIやSEO、Webマーケティングといった分野の最新情報にも日常的に触れられる点も大きな魅力です。
特にAIについてはアップデートのスピードが非常に早くて、毎日が学びの連続です。知識を得るだけでなく、それを実際の業務にどう活かすかを考えることが、自分自身の力になっていると感じます。
ーー新しい知識を積極的に吸収する髙山さんの姿勢と、それを後押しするCominkaの環境、とても魅力的ですね!お仕事をする中で、特にやりがいを感じる瞬間はどんなときでしょうか?
髙山さん:やっぱり、自分の成長を実感できたときですね!
以前は「インプットできた」と思っていても、実際にアウトプットしてみるとうまく伝えられなかったり、思うようにいかないことが多かったんです。
でも、日々ロープレを重ねていくことで、自然とインプットの量が増えて、それに伴って質も上がってきた感覚があります。知識として蓄積するだけでなく、きちんと活用できるようになったと実感した時に、いちばんのやりがいを感じます!
Cominkaは、“自分らしさ”を尊重してくれる場所
ーーまだ入社されたばかりで覚えることも多く大変な時期かと思いますが、髙山さんは将来どんな人材になってCominkaさんで活躍していきたいと思いますか?
髙山さん:最終的な目標は、自分で会社を経営することです。
小さくてもいいので、自分の思い描いたチームをつくって、事業を動かしていけるような人になるのがずっと心にある目標なんです。
だからこそ、今はCominkaで一人の営業としてしっかり成果を出すことはもちろん、チーム全体を支え、引っ張っていけるようなリーダーの立場にも挑戦していきたいと考えています。
以前リーダーを務めていたときの経験も活かしながら、メンバーから「頼れる存在だ!」と思ってもらえるような人材になれたら最高ですね。
ーー大きなビジョンを持ちながら挑戦している姿がとても印象的です。それでは最後に、Cominkaさんへの入社を検討している求職者の方にメッセージをお願いします。
髙山さん:Cominkaは、自分のことを大切にしながら働ける場所です。そして、その“自分らしさ”を大事にしながらも、しっかりと成長を促してくれる会社だと思っています。
「こうでなきゃいけない」という型にはめるのではなく、その人の持つ強みや個性を尊重して、のびのびと活かしてくれるんです。だから、自分の良さをもっと伸ばしたいと思っている方や、型にとらわれずに成長したいと思っている方にはぴったりの環境だと思います。
もし少しでも迷っている方がいたら、ぜひ1歩踏み出して、Cominkaを知ってほしいです。きっと、何かが動き出すきっかけになると思います。
ーー髙山さん、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
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