どんな組織も、そこで働く人の想いや関係性によって成り立っています。今回お話しを聞くのは、Cominkaの取締役CTOである西奥 洋平さん。彼の幼少期から育まれた技術への好奇心と、共に事業を立ち上げた白木さんとの深い信頼関係が、現在のCominkaを支えています。今回は、西奥さんが歩んできたキャリア、そして技術者としての想いに迫ります。
- Cominkaでは、どんな人が働いているのか知りたい
- Cominkaの取締役CTOである西奥さんの人柄が知りたい
そんな方はぜひ、今回のインタビュー記事をご覧ください。
株式会社Cominka 取締役CTO 西奥 洋平(にしおく ようへい)さんのプロフィール
- 名前・・・西奥 洋平(にしおく ようへい)
- 生年月日・・・1988年5月26日
- 出身・・・兵庫県神戸市
- 役職・・・株式会社Cominka 取締役CTO
未経験で飛び込んだSEOの世界
本日はよろしくお願いします!まずは簡単に、自己紹介をお願いできますか?
西奥さん:はい!株式会社Cominkaで取締役CTOをやらせていただいております、西奥 洋平(にしおく ようへい)です。
主に、SEOサービスのコンサルティングやアプリケーションの開発、社内システムの構築と補修などをやらせていただいています。
ありがとうございます!続けて、白木さんとCominkaを立ち上げられるまでのキャリアについてお話しいただけますか?
西奥さん:新卒で入社したのはヨドバシカメラでした。
担当していたのはパソコンの自作パーツの販売です。
来店されるお客様はパソコンに非常に詳しい方ばかりで、かなり個性豊かな方々が多かったですね。
そういったお客様に対して、ニーズに合ったパーツを提案し、販売していました。
パーツの違いや性能の違いなどを詳しく理解する必要があったので、膨大な知識とコミュニケーション能力がとても大事でしたね。
なるほど、最初は営業に近いお仕事をされていたのですね。
西奥さん:そうですね!それで結局ヨドバシカメラでは約7年間働いたのですが、ある時、高校の同級生から「うちの会社にこない?」と声をかけてもらったんです。
それで転職したのが、ジオコードというSEO会社でした。
ジオコードは、営業職として入社して、その後に技術職を担当するのが一般的なんですが、僕の場合、最初から技術職として入社したんです。
これが社内でも初めてのケースだったようで、「営業やらずに技術職から始めるんだ」という感じで、周りには少し驚かれましたね。
すごいですね。前職からパソコンに関わっていたのが大きかったんですかね?
西奥さん:うーん、とは言っても、僕は前職ヨドバシでパソコンのパーツの販売をやっていただけなので、HTMLとか CSSなどの知識は全くありませんでした。
webのこともあんまり知らなかったですし。
だから未経験からのスタートだったんですけど、友達に「お前やったら未経験でもいけるやろ」って言われて、仕事してましたね。
そうなんですね・・・。でも、未経験からSEO業界って正直どうでしたか?しんどいなぁなのか、楽しいなぁなのか。
西奥さん:圧倒的に面白さが勝っていましたね。
というのも、僕の父親が技術者で、小さい頃からパソコンや機械が生活の中にありふれていて、すごく興味があったんです。
なるほど、幼い頃から興味を持たれていて、それが仕事にも繋がったわけですね。
西奥さん:そうなんです。だから、大学生の頃から漠然と「パソコンを使う仕事がしたいな」と考えていました。
そんな背景もあって、新卒でヨドバシカメラでパソコンのパーツを販売していたんです。
でも実は、パソコンを使って何かを作ること・開発することにもすごく興味があったんですよね。
なので自分でサイトを作ったこともあって、それを仕事にできるっていうのはすごく魅力的に感じていました。
僕、結構楽観的な性格なんで、未経験でも「全然いけるやろ」って思ってましたね。
なるほど、ということは今のお仕事は本当に天職って感じですよね。
西奥さん:そうですね、仕事というよりはプライベートで好きなことをしている感覚に近いです。
白木さんとの出会い
ちなみに、白木さん(CominkaのCEO)との出会いはどのような感じだったんですか?
西奥さん:僕がジオコードに入社した時には、白木さんはすでに会社にいて、実は僕の同級生と同期だったんです。
でも、入社時期は1年ぐらいしか違わなかったので、「同期みたいなもんだね」って話をしていました。
そんな中で白木さんが大阪支社長になって、僕が主任になったことで、二人で話す機会がすごく増えました。
その時に感じたのは、「お互い得意とする領域は違うけど、持っている価値観はすごく似ている」ってことでしたね。
だから、一緒にやればなんでもできるんじゃないかって話をよくしてました。
なるほどですね。ちなみに、白木さんは起業したいと長年考えておられたそうですが、西奥さんはそのような考えは昔からお持ちだったんですか?
西奥さん:いや、僕は起業したいとかは特に考えていなかったんですけど、「縛られたくない」という気持ちはずっとありましたね。
なので、起業という選択肢にも全然抵抗はなかったです。
もし仮になんですけど、白木さんが起業する業界がSEO関連じゃなかったとしたら、西奥さんはどうしてましたか?
西奥さん:なるほど、うーん、でも、どの分野でも白木さんとなら一緒にやってたと思いますよ。
▼左はCominkaのCEO(代表取締役)の白木さん。白木さんのインタビュー記事はこちら
僕ができることって、例えば社内システムの構築とかなんで、それってどの業界で起業してもバックオフィスとして活躍できる技術ですからね。
なるほど、西奥さんのできることの汎用性の高さもさることながら、「白木さんとなら」というところがいいですね。本当にお互い信頼しあっておられるんですね。
タイプは真反対。だから良い。
これまで会社を経営されてきた中で、きつかったこととかってありますか?
西奥さん:う〜ん、これ言ったら白木さんに怒られるかもしれないですけど、僕はなかったですね(笑)
そうなんですね(笑)白木さんもそんな感じで、特に困ってるような時とかはないんですか?
西奥さん:白木さんが困っているのはよく見ますね(笑)
白木さんは結構心配性というか、良くも悪くもリスクを考える人なんで。
一方で、僕はあんまり人生で心配したことがないんですよ・・・。
ただやりたいことをやり続けてきた感じですし、さっきも少し話しましたが、僕はかなり楽観的でいられるんで。
僕は、そこの感覚はちょっと壊れているかもしれませんね(笑)
真反対なんですね。でも、事業をやっていくにおいては、思い切りの良さもリスクケアの意識もどっちも大事ですよね。
西奥さん:そうですね!
それでいて僕と白木さんは、目指してるゴールは明確に一致してるんです。
だから意見が食い違うことがあっても、その時には単純に、そのゴールに至るまでの道筋を照らし合わせるだけなんで、全然問題にはならないですね。
それで言うと、西奥さんと白木さんはやっぱりすごく良いコンビなんですね!
お客様も気づいていない価値提供を
Cominkaさんといえば、お客様の居心地の良さを大切にされていると思うんですけど、西奥さんはお仕事でお客様と接される中で、どんなことを意識されていますか?
西奥さん:極力、お客様が本質的に求めているものは何だろうと考えて、それを提供することを意識していますね。
お客様はいろいろな要望をおっしゃるんですけど、多分ご本人も気づかれていないニーズがあると思うんです。
そのニーズを満たすことを意識してサービスを提供すると、結果的にすごく満足していただける印象です。
この意識は、実はヨドバシで働いていた経験から来ているんです。
お客様は「この家電が欲しい」と思ってお店に来られるわけですが、実際のところは「この家電を買って、こんな生活が送りたい!」というのが本質だと思うんですよね。
その本質を理解してあげて、さらに良い選択肢があるなら、それを提案する。
これを実践していました。
素直で誠実な人と働きたい
西奥さんとしては、どんな人と一緒に働きたいと思っていますか?
西奥さん:結構ありきたりかもしれないですけど、素直な人がいいですね。
この業界って本当に変化が激しくて、環境がゴロゴロ変わります。
だから、その変化を素直に受け止めて吸収できる人じゃないと、きっとメンタルがやられちゃうと思います。
急に変化したら、こちらもそれに合わせて変わらないといけませんからね。
変化を素直に受け止めて、このストレスをうまくかわすことができる人であることが大事です。
あとは、この業界って不正を働こうと思えばいくらでもできてしまうので、誠実さも大切ですね。
最後に
最後に一言、この記事を読んでくださっている求職者の方にメッセージをお願いします。
西奥さん:そうですね、Cominkaはとにかく最新技術の導入がめちゃめちゃ早いんですよ。
リリースされた初日に導入してやろうって勢いでやってたりします。
もちろん、サービスの基本的な質を担保するために、基本的なこともちゃんとやります。
それから、社内で知識や技術を共有する文化があるので、そういったものを吸収しまくって、この業界で活躍したいという思いが少しでもある方なら、ぜひ一度お話ししたいですね!
いかがでしたでしょうか?
今後、他の役員・社員についてのインタビュー記事も追加予定です。
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