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フルタイム勤務でもPTA活動に参加してみた。


PTA活動にも利用できる「育児向け有休制度」

ココネでもお子さんを持つ社員が多く在籍しています。育児の過程にはいろいろなイベントがありますが、小学校に入学すると待ち構えているPTA活動もその中の一つ。

こちらのアンケートによると、「PTA活動についてどう考えますか」という質問には、4割以上が「できれば関わりたくない」と思っている一方で、「関わりたいが時間がない」や「積極的に関わりたい」等、少しでも「関わりたい」と思っている保護者も5割以上存在することがわかります。

不必要論等でたびたび話題になることも多いPTA活動。コロナ禍を経て、その活動もだいぶ簡素化、簡略化の傾向にあるものの、地域によっては平日昼間に活動が行われることがほとんど。そのため、貴重な有給休暇を使わないとスケジュール調整が難しく、活動を通して学校行事に協力したり、子どもの学校生活を間近で見ることができる等メリットもあることを理解しながら、フルタイムで勤務しているとなかなか参加しづらいのが実情ではないでしょうか。

ココネでは、そんなフルタイムで働くパパママをサポートし、子育ての一環としてPTA活動にも利用できる育児向けの特別な有給休暇制度「育児フリータイム」があります。

通常の有給休暇とは別枠で付与される「育児フリータイム」

通常の有休制度とは別枠で付与され、子どもを持つ社員の誰しもが取得できる有休制度「育児フリータイム」。これは子どもが小学校を卒業するまで、ざっくり言えば、毎月20時間ほどのフリータイム(有休)※が付与されるというもの。送迎や行事参加、通院のつきそい・看病等、「育児に関する」理由であれば、自分の裁量で分単位で利用可能です。

※月ごとの付与時間:毎月の勤務日数×1時間を有給で提供

例えば、9時~17時で出勤した場合の実労働は7時間ですが、1時間のフリータイムを使用すると、実労働は8時間とみなされます。まとめて使うこともできるので、午前中の4時間は働いて、残りの4時間はフリータイムにすることもできますし、分単位でも使えるので、30分だけ早く帰ることも可能。

試用期間を終了した正社員であれば、女性社員、男性社員ともに利用できます。現在、対象者の約65%以上が利用しており、その職種も様々で、管理職も含まれます。

時短だけど時短じゃない。給与も減額しません。

労働基準法で定められた「短時間勤務制度」では、時短にした分の基本給やみなし残業分が差し引かれ、給与額は少なくなります。「育児フリータイム」では、基本給とみなし残業分は支払われるので、給与額は変わりません。もちろん「短時間勤務制度」を選択することも可能です。

以前の記事では、実際どのような場面で制度が活用されているのか、利用した社員の感想と合わせてご紹介しました。今回は、広報チームのメンバーが「育児フリータイム」制度を活用して、小学校のPTA活動に参加した昨年一年間の模様をご紹介します。

はじめてのPTA委員

昨年4月からPTAで広報委員を担当することになった社員の主な活動は、学校の伝統行事である米作りの取材。農作業を通じて、地域の歴史を学び、食事や自然の大切さを子どもたちに伝えていくというものです。

会社業務に合わせて柔軟に取得できる育児フリータイム
平日午前にPTAの会議や取材に参加

PTA活動のために「育児フリータイム」を利用した時間は以下の通りです。

4月から12月まで合計32時間、育児フリータイムを利用しました。ひと月当たり約3.5時間です。PTAでの活動は学校の開校時間に合わせた平日午前中に行われることが殆どでしたが、会社で対応する業務によっては一度出社してから学校を訪れたり、午後から出社したりするなど、柔軟に利用できる本制度をフルに活用しました。

子育てに関わるPTA活動に前向きに参加できる

ー PTA活動に参加して(広報チームメンバー)

まだ任期が少し残っていますが、春から秋にかけてのPTA活動を通じて、学校での子どもたちの様子を確認できたり、担任の先生以外の先生方と話したり、触れ合える貴重な機会を得ることができました。コロナ禍で学校行事が制限される中、なかなか話す機会がなかった同級生の保護者と知り合うこともできました。私がPTA活動に参加できたのは「育児フリータイム」を活用したからこそ可能でした。

毎日早く帰る必要はないけれど、月に複数回学校行事に参加しなければならない。

そんな時、業務を調整しながら柔軟に活用できる「育児フリータイム」は、子育て中の社員をそれぞれのニーズに合わせてサポートできる制度だと実感し、大変ありがたく思いました。

ちなみに、私の学校ではPTA活動が来年から一部縮小されることが決まりました。PTAそのものが今後どのような形になっていくのか、気になるところです。

いい会社を作ればいい人が来る
いい人が来ればいいサービスができる
いいサービスができればお客様が集まってくださる

ココネでは在籍社員の約60%が女性です。結婚や出産を経ても安心して長期的に働ける制度を整えることで、女性社員のみならず、男性社員にとっても、全社的に育児に対する理解と協力度が高く、仕事と育児の両立がしやすい環境づくりを心がけてきました。

会社で人生の多くの時間を過ごす社員一人ひとりが、健康で充実した人生を送るなかで、会社においてもそれぞれ成長をし、それが良いサービスに結びつき、企業としても成長できる。

当社ではこのような良い循環を実現できるように企業経営を行っています。ココネという会社がそこに存在することで、周りに良い影響が与えられるような、そんな唯一無二の会社を目指す当社ならではの、ウェルビーイングな取り組みを推進し、これからも進化させていきます。

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