ClipLineでは、AIなどの最新技術の活用を積極的に進めるだけではなく、組織全体で標準的な「型」を持つことやスキルを底上げしていくことを重視しており、定期的に社内勉強会を実施しています。
今回は、全体のベーススキル向上を目的として実施された「ドキュメンテーション勉強会」の様子をレポートします。若手メンバー向けに企画された勉強会ですが、改めて基礎を学びたい社員や興味がある社員は誰でも参加できます。
トップ層の知見を直接「型」として学ぶ
今回の勉強会で講師を務めたのは、コンサルティング事業部長の小澤さんです。小澤さんは大手シンクタンクや外資系コンサルティングファームを経て当社に参画し、現在は数万人規模のエンタープライズ企業に対する経営変革を支援しています。
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複雑なプロジェクトをリードする事業部長が、あえて基礎スキルを直接メンバーに説く。ClipLineが大切にしている教育カルチャーのひとつです。
資料作成の本質は「相手を動かすこと」
勉強会は、小澤さんからの「ドキュメントを作る目的は何ですか?」という問いかけから始まりました。参加者から「情報を伝える」「認識を合わせる」などといった意見が出る中、小澤さんが提示した答えは非常にシンプルでした。
「ドキュメントの目的は、相手を動かすことである」
「伝える」という自分主体の視点ではなく、読んだ後の相手に「どう動いてほしいか」というゴールから逆算する。この本質を捉えるために、「相手を動かす」資料作成のステップとして、6つのステップが共有されました。
- ゴールの明確化:読み終わったあと、相手にどう反応・行動してほしいか
- 相手のイメージ:相手の知識量、関心事、現在の心理状態を把握する
- シナリオ作成:「現状」と「ゴール」を繋ぐ階段(構成)を作る
- セルフレビュー(骨子):シナリオだけで相手が納得するか俯瞰する
- ボディ作成:作法(色・配置・グラフなど)に則り、スライドに落とし込む
- 全体セルフレビュー:相手の目線で「思考を止めるノイズ」を排除する
個人ワークと相互レビューで「型」を体得する
当社の勉強会は、座学だけで終わることはありません。1.5時間の枠の中で、講義の直後に参加者が個人で課題に取り組み、さらにオンラインの「ブレイクアウトルーム」でチームごとの相互レビューを行いました。
部署の垣根を超えてフィードバックを送り合い、グループごとの成果に対してさらに小澤さんが直接アドバイスを行う。こうしたプロセスを経て、徹底した「相手目線」の技術が共有され、トップ層の持つ暗黙知を組織全体の形式知へと変えていきます。
組織力で顧客に向き合うために
勉強会終了後も、参加者同士で改善点を議論する光景が見られました。
【参加者のコメント】
・骨子を検討するのが苦手なので、改めて考え方や方法を学習できて良かった
・自身の戒めとアップデートがありました
・仕事中にここまで詳しく説明できないので勉強会をやってもらえるのは助かります
ClipLineは「『できる』をふやす」をミッションに掲げていますが、私たちは顧客に対してだけでなく、社内のメンバーに対しても実践しています。今回のようなベーシックスキルだけでなく、専門分野の知見についても優秀な個人の力だけに頼るのではなく、チーム全体で標準レベルを引き上げ、組織として一丸となって顧客の課題に向き合っていきたいと考えています。
「組織としての成長」を共に楽しみ、顧客のために誠実にスキルを磨き続けたい方がジョインしてくれるのをお待ちしています!
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