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理由?いいわけ?は必要ないのか

どーも。堀内です。

生活の中で、何かしらお願いや謝罪などが大小問わず発生するケースがあります。

例えば、代わりに誰かに何かをしてもらったり、待ち合わせ時間に遅刻したり、もっと小さいものでいうと、「醤油とって〜」みたいな話も同じだと思います。

まぁ小さくて簡易なものであれば、特に理由を聞かずでいいと思いますが、「醤油とって〜」の場合は、食事のなにかに醤油をつけるんだな、というのはおそらく同じ場にいる人にとって"暗黙の了解"です。

しかし、仕事の場において、"暗黙の了解"はなかなかに危険で、個人の感覚に委ねられる部分が非常に大きいです。
理由を説明しても結果は変わらない、とか、いいわけをするのはカッコ悪いからしない、とかそういう考えの人もいるかも知れません。

いいわけはカッコ悪い、みたいな感覚は私も持っています。

仕事以外にもスポーツやゲームの中などでもあると思います。自分で完結するものであれば、本当に何も周りに説明しなくてもいいかもしれません。

しかしチームで行うものの場合は、理由や考えをすり合わせないといけません。
こういう意図でやったから、認識の違いがあった、という話や自分の見込み不足で間に合わなかった、次回はこうしていきたいと思う、という話だったり、次に発展させるための会話が重要になります。

チームというと、共同生活を送る家族であっても同じことが言えると思います。
家族の場合、先述した"暗黙の了解"の領域が大きいのかもしれません。
親は子供の失敗をカバーしますし、教育する立場でもあり、責任を取らないといけません。
子供が部屋の片付けをしないからといって、代わりにやらないと部屋が収拾がつかなくなることもあるでしょう。

でもそれが、共同生活をする同世代の友人などであれば、責任の境界線があり、説明をして実施してもらう必要がある、ということになります。その境界線を決めて守れない人とは生活できない、となっていきますよね。

実は結婚生活や同棲生活は、もともとは家族ではないので、上記の共同生活に近いですね。
愛情などから様々な我慢だったりフォローだったりはあると思いますが、決めた境界線を守れない人はおそらく長くは続かないのかなと思います。
そのあたりが原因で分かれるケースもあると思うので、個人的には同棲生活を結婚前にするのをおすすめします(何の話だ)

さて、仕事の話に戻しますが、同じ会社に所属しているからと言って、新卒社員からずっといる人、というのは我々のような中小企業においてはありえませんし、拡大を狙って中途採用が多くなりますので、"暗黙の了解"はない状態からスタートしていると考えた方が正しいです。

チームワークやチームの相乗効果を生むためには、"暗黙の了解"が為せる領域を増やしていくことも重要で、その為にチームビルディングなどをやっていますが、そのチームを作るためには話し合いだったり共同での仕事、仕事外の会話が重要になります。

会社の文化はどういうものなのか、個人としてどのような考えで動いているのかなどをそれぞれすり合わせる必要があります

この作業を惜しんでしまって、勝手に"暗黙の了解"ができると思い、説明が足りない場合に、チーム内での問題が発生していきます。特に長く働いているメンバーが、新しく入ってきたメンバーに対しての説明不足が起こりがちです。

すでにあるコミュニティーに少数の方が入ってくるので、積み上げてきたものを説明するのを忘れがちになるのは、仕方ないとも思います。いわゆる老害なんて言葉もこのあたりに関連していると思っています。

弊社ではオンボーディングやバディー制度でフォローを考えていますが、ルールの明文化などでもアプローチしています。

ルールから文化に昇華できるチーム


自分の考え、会社のやり方、どうやることで効率的になるか、説明をせずに走ってしまうとバラバラになってしまいます。かなりの労力がかかりますし、簡単ではないのですが、いいわけではなく、考えのすり合わせのために会話をしていきましょう。

いいわけはカッコ悪いかもしれませんが、説明されない側にとっては、カッコ良い悪いなんてどうでもよく、理解をする必要があります。対策をする必要があります。納得する必要もあります。
対個人、対チーム、対会社であってもそのような状況は生まれていくので、大事な要素だと思っています。

常日頃からカッコ良く生きていたい老害候補な私ですが、見栄をはるカッコ悪さより、今後も素直で正直であるカッコ良さ(潔さ)を意識していきたいと思います。

ではまた。

20230825 堀内文雄(夏休みの終わりが近づいてくると、儚い気持ちになりますね。8月って特別なものです。)

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