はじめまして!1月より広報担当として株式会社シナモンに入社した森田と申します。
入社して間もないですが、広報として入社したからにはシナモンの魅力をどんどん発信していきたい…!
ということで、精鋭ぞろいのシナモンメンバーをインタビュー連載記事にてご紹介できればと思います。
この連載をみてシナモンに興味を持ってくださる方が増えるとうれしいです!!!!
第1回目のインタビューを受けてくださったのは、創業メンバーでCOOの家田さん!
シリアル・アントプレナーとして自身で事業も立ち上げてきたご経験をお持ちです。
そんな家田さんが、CEOの平野さん、CAIOの堀田さんと共にシナモンを立ち上げた経緯、それから今後の戦略についてじっくりお聞きしたいと思います。
Q.早速ですが、平野さん、堀田さんとの出会いと、シナモンにジョインした経緯を教えてください!
2人と知り合ったのは、2013年に当時勤務していた大手外資系消費財メーカーのマーケティング部門を退職して、シンガポールで起業の準備をしているタイミングでした。
そのころ、数少ないシンガポールの起業家仲間だったのがCEOの平野とCAIOの堀田だったんです。私よりも2年先行して起業していた彼らに、シンガポールの起業家にとっての登竜門的なイベントや、東南アジアへの投資に積極的なベンチャーキャピタルを紹介してもらっていました。エンジニアである平野と堀田と、ビジネス・マーケティング分野に長けている私。「3人の相性は良さそうだね」と、と当時から話していたんです。
それから2年後、実は私のプロダクトは行き詰まってしまったんです……。ちょうどそのころ、平野と堀田も、それまで取り組んでいたメッセンジャーアプリから、AI関連ビジネスへと方向転換を模索していました。
BtoCからBtoBビジネスに転換するにあたって、営業やマーケティングの面で私が力になれそうだということで、シナモンにジョインすることに。
本格的に3人で動き始めようと決意したのが2016年の後半。それがシナモンの第2創業期になりました。
Q.そのような経緯があったのですね!第2創業期から、現在にかけてスタートアップとしてシナモンの立ち位置はどのように変化したと思われますか?
2017年4月、現在の主力プロダクトの「Flax Scanner」をローンチしました。
そこから2017年12月までに新規顧客との商談が200社を超えるなど、シナモンの注目度が一気に高まったのを実感しましたね。ただ、当時は営業専任者がいなかったので、すべての企業を私一人で回っていました(笑)。
2017年の夏頃からようやく日本国内の採用活動を始め、2018年1月ごろから、営業担当、デリバリー担当が入社してきて、一気に事業が加速を始めました。
現在、シナモンはスタートアップの投資ラウンドでいうと、シリーズBをクロージングしたところ。(ニュースリリースはこちら)
ベンチャーキャピタルや一部銀行からも調達を実施し、総額15億円を調達しました。外部評価と資金を得られたことで、さらに成長を加速させる段階に入ったと感じています。
これから実際の営業活動を通じてKPIを確認しながらプロダクトをブラッシュアップする段階だと考えています。
Q.家田さんがおひとりで営業をなさっていたころがあったのですね!そこから急成長をして今のシナモンがあるのですね。シナモンの次の目標を教えていただけますか?
目先の目標としては、「人材採用」と「成長モデルの確立」の2本柱。人材採用については、サービスを提供・きちんと納品するためのデリバリー人材の確保と合わせて、プロダクトを継続的に評価・成長させるAI技術者の確保。成長モデルの確立では、「Flax Scanner」をお客様に持続的に提供していく販売手法と提供形態の確立を行っています。
新たな取り組みは始められていますか?
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「AIシステム共同開発支援事業」に2年連続で採択されました。そのような政府系の事業にも取り組んでいます。
また、シナモンのビジョンで掲げている「世界トップのAI会社になる」を5〜10年のうちに実現するため、まずはアメリカ進出へ向けたマーケティングを開始します。はじめは私一人で活動していくと思いますが、希望するメンバーにはどんどん参加して欲しいですね。
社会貢献という意味では、起業家、特に女性の社会進出に力を入れています。CEOの平野自身がベンチャー起業、しかもAIという最先端テクノロジーを扱いながら2児のママアントプレナーとして取り上げられることも多くなりました。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」も受賞させていただくことができました。(ニュースリリースはこちら)
平野の姿に励まされたという方もいらっしゃって。そういった面でも、シナモンは積極的に情報発信して社会に貢献していきたいと考えています。
Q.今、シナモンにジョインするメリットは何ですか?
まずは、スタートアップの早い段階に参加できることですね。創業メンバーの3人はシリアル・アントプレナーで、特に平野と堀田はバイアウトも経験しています。そんな経営層と一緒に働くことは、ビジネスパーソンとして知見が広がりますし、刺激を受けられると思います。個人的には、グローバルマネジメント、マーケティング、新規事業の立ち上げ経験が豊富なので、メンバーの人にはどんどんナレッジを共有しています。
また、どのポジションでも最先端のAIに関する知識が身に付く点でも、メリットだと思います。これからの時代、AIがあらゆるビジネス環境で必要とされることは揺るぎません。そういう意味でも、ビジネスパーソンとしての今後の武器になると思います。
Q.家田さんがシナモンで一緒に働きたい!と思うのはいったいどのような方なのでしょうか?
2018年8月に明文化した、シナモンのMission、Vision、Valueに共感できる人、そして体現できるメンバーと働きたいと思っています。シナモンのVisionに向かって、共に粘り強く挑戦していきたいと思っています。
Q.現在、シリコンバレーにおいても営業・マーケティング活動を行っている家田さんの視点から、今後シナモンにジョインするメンバーに必要とされるスキルやマインドセットについて教えてください。
グローバルビジネスとして展開していく中で、英語のスキルを持っている方は、任せられる仕事の幅は広がっていくと思います。しかし、職種によっては必須ではありませんし、入社すれば、社内文章や会議、チャットなどは基本的に英語でやりとりしているので、自然と英語に触れることが多くなる。実際に入社してから英語スキルを身に付け、海外との業務を担当しているメンバーもいます。大切なのは、経験がなくても「やってみます!」と言えること。それがプロフェッショナルとして成長できる条件ではないでしょうか。
家田さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!