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MVP受賞から3ヶ月。Sさんはすでに次のステージを見据えています。
「3年後は、マネージャーとして1部門を率いていたい。プレイヤーとして背中を見せつつも、チーム全体を強くしていきたい。」
研修で感じた同期との差を乗り越え、予算達成率200%という成果を出すまでに成長したSさん。彼が語る、この仕事で身につくスキル、求められる人物像、そしてセレスの営業の魅力とは?
前回は、配属後の3年間の経験と、現在のモッピー営業での仕事のリアルについてお聞きしました。
最終回となる今回は、Sさんが描く未来と、求職者へのメッセージをお届けします。
今後のキャリアビジョンを教えてください
──今後、どんなキャリアを描いていきたいですか?
長期的なキャリアがどうこうというよりは、今の延長線でプレイヤーとしての背中を見せ続けた上で、チームとして強くなっていきたいという気持ちが大きいです。
──チームとして強くなる、というのは?
与えられた予算を確実に達成できるチームであり、1人1人が個別の営業を行っても、レベルに差がなくクライアントにとって最適な提案を行えるチーム。そういう人材を育成していきたいという思いがあります。
──3年後は、どうなっていたいですか?
マネージャーとして、1部門を率いているくらいだといいなと思っています。今はプレイヤーとして実績を出さなきゃいけない環境なので、がむしゃらにやっているんですが、個人としてというよりも、自社サービス全体のために動きたいという気持ちが大きいです。
──具体的には?
今、セレスのアフィリエイトサービス「AD.TRACK」は、インセンティブ領域、つまりポイント還元のような成果報酬型の広告分野では強い立ち位置を築けています。モッピーがまさにその代表例です。ただ、広告市場全体で見ると、インセンティブ領域の占める割合はまだ小さいんです。だから、SEOなど他の領域も強化していかないと、今後の成長に制約が出てきてしまう。
──今はできていない部分を強化したいということですね。
そうです。インセンティブ領域でAD.TRACKに期待しているクライアントは多いので、そこに対して非インセンティブ領域でも力を発揮できれば、業界での存在感ももっと大きくできるのではないかと思っています。
──そのためにも、チームで足りない部分を埋めていくような動きをしたいと。
はい。1人では難しいと思うので。直近は自分の数字も追いながら、チーム全体の数字を見ているという感じです。とはいえ、個人の数字でメンバーに負けていたら示しがつかないので、背中を見せられるよう、自分の数字は常にキープし続けなきゃいけないなとも思っています。
▲MVP受賞した直後。嬉しすぎてずっと持ちながら仕事していたようです(笑)
この仕事で身につくスキル・求められる人物像は?
──この仕事を通じて、どんなスキルが身につくと思いますか?
営業力は確実につきます。なぜなら、同じ商談が1つもないから。
──同じ商談が1つもない?
例えば、今月20件受注がありましたという中で、同じフォーマットのものは1個もないんですよ。クライアントごとに提案内容を作って、その提案内容をぶつけに行くというのを繰り返しているから。まず業界知識はつくし、提案の作成能力はもちろん身につきます。
──幅広い業界の知識が身につきそうですね。
そうです。ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)の営業ならではだと思います。広告主も媒体も多様なので、必然的に幅広い業界に触れることになります。
──他には?
臨機応変な対応力、調整力ですね。クライアントと社内の板挟みになることも多いので、様々な状況に応じて柔軟に対応していく力は、確実に身につくと思います。
──もし仮に、将来別の業界に転職するとしても、その営業力は活きると思いますか?
なんとかなるんじゃないかなっていう気持ちにはなれます。やりたいかどうかは別ですけどね(笑)。
──なぜですか?
売るものが決まっているとフォーマットが固定されてしまう部分もあると思うので、ちょっと自分には合わないかなって。
──なるほど。それだけ提案の幅が広いということですね。
そうですね。あと、これは少し抽象的な話になっちゃうんですけど、瞬時に判断して答える力も身につくと思います。
──瞬時に判断する?
何か聞かれた時に、すぐに納得感のある回答ができる。営業している以上、その商材に対してのプロフェッショナルじゃないといけないと思っているので。「わかりません」って言ってしまったら信頼を失ってしまう。メディアの営業として、誰よりも詳しくあるべきだという意識は常に持っています。
──では、新卒、中途問わず、どんな人と一緒に働きたいですか?
素直な人ですね。
──素直な人?
正直、ASPの営業は難しいんです。さっき言ったように広告主が本当に幅広いし、ジャンルがいろんなところに分かれていて、提案も様々だから。それなりにできるようになるまでかなり時間がかかるし、覚えることも多い。だから、わからないことに対してまず諦めない人。わからないことを前提として、わかろうとする姿勢というのがまず一番大事だと思います。
──学ぶ姿勢が重要だと。
そうです。で、わかろうとしてくる姿勢の中に、もちろん聞き方が大前提としてあって。自分でやってわからないから聞きにくる人が欲しいんです。
──自分で考えてから聞く、ということですね。
これはよく言われる話かもしれないですけど、「これどうすればいいんですか?」じゃなくて、「ここまでやってこうなっちゃったんですけど、これで合ってますか?」っていう質問ができる人は、学ぶ速度がかなり変わりそうですよね。
──自走できる人が理想だと。
そういう自分で成長意欲がある人が良いのではないでしょうか。セレスって、手取り足取り1から100まで教える会社ではないと思うので。
──確かにそうですね。
だから、それに耐えられるというか、自己学習意欲がある人っていうのは、結構前提じゃないかなって思っています。あとは、仕事に対しての責任感が強い人。与えられた仕事に対しての達成欲とか使命感が強い人ですね。
──逆に、この仕事に向いていないのはどんな人だと思いますか?
プライドがない人だと思っています。
──プライドがない?
売上が数字として露骨に出てしまう世界で、自分が達成できていないことに対して焦りを感じない人。「仕方ない」と簡単に割り切ってしまうような人は、この仕事は向いてないなって思います。
──目標達成に対する執着心がない人ということですね。
そうです。例えば、会社から10という目標を与えられたとして、自分が2だったら自分を許せないじゃないですか。でも、2でいいって思っちゃう人は向いてないと思います。与えられた目標に対して達成意欲があるかどうか。これはマインドの問題だと思います。
──営業経験の有無よりも、マインドが重要だと。
そうですね。営業のやり方、スタイルは人それぞれだと思うんです。僕が例えば仲良くなりに行くタイプの営業だとしたら、ロジカルな人もいると思うし、そこは性格とか、営業の仕方のスタイルは出ると思うんですけど。
──Sさんご自身の営業スタイルはどうなんですか?
人を買ってもらえたら一番嬉しいなって思います。
──人を買ってもらう?
「この人が言うから」とか、そういうので選んでもらえたら嬉しいなって。だからこそ、できる限り対面で商談に行きたがるし、仕事以外の話でもなにかトピックを見つけて仲良くなろうとはします。
──関係性を重視するタイプなんですね。
そうですね。だからしつこいと思います(笑)。合わない人もいるでしょうね。頻繁に連絡を取るので、「よく電話かかってくるな」みたいに思われることもあると思いますよ。
──でも、それがSさんのスタイルだと。
そうです。もちろん、ロジックとかエビデンスは大前提の話で。その上で、人として好かれたいなって思うんです。
──商材の良さだけじゃなく、人としての信頼関係を築きたいと。
はい。そこはかなり意識しています。他にも、完全にロジカルに攻めるタイプの営業もいると思いますし。どちらが正解ということはなくて、自分に合ったスタイルで結果を出せればいいんだと思います。
──マインドさえあれば、スタイルは自由だと。
そうですね。達成に対するこだわりがあって、自分なりのやり方で結果を出せるなら、それでいいと思います。
セレスの営業の魅力とは?
──最後に、求職者の方に向けて、セレスの営業の魅力を教えてください。
営業志望でやっているんだったら、シンプルにうちの営業は本当に楽し*と思います。
──どんなところが?
まず、扱える広告主の幅が圧倒的に広いんです。金融、美容、旅行、エンタメ、EC……本当にあらゆる業界のクライアントがいて。しかも、「会員登録で成果報酬」「購入で成果報酬」「資料請求で成果報酬」というように、成果条件もクライアントのニーズに合わせて柔軟に設計できるんです。
──つまり、提案の自由度が高いと。
そうです。例えば、同じ化粧品の広告でも、あるクライアントには「初回購入で3,000円の成果報酬」を提案して、別のクライアントには「定期購入で5,000円」を提案する、といったことができる。クライアントの課題や予算に応じて、本当にオーダーメイドで提案できるんです。
だから、受注できた時に「自分の提案力で勝ち取った」っていう達成感がすごくある。しかも、モッピーには月間400万人以上のアクティブユーザーがいて、実際に結果が出せるメディア力があるから、提案が絵に描いた餅じゃない。「本当に成果を出せます」と自信を持って言えるんです。
──なるほど。提案の自由度とメディアの実力、両方があるからこそ、と。
はいこんな営業環境は、正直あまりないと思います。
──モッピーという強力なメディアがあるからこそ、ですね。
そうです。本当にそう思います。
──逆に、大変なところや覚悟しておいた方がいいことはありますか?
社内で求められているレベルがかなり高いことですかね(笑)。
──具体的には?
受注数の目標もそうですし、受注に対する質もそうです。競争力のあるサービスだからこそ、1つの受注に対して求められる質はかなり高い。十分に練られていない提案や質の低い受注は評価されないという感じはあります。そこは覚悟しておいてほしいですね。
──高いレベルを求められる環境だと。
そうです。でも、それを乗り越えた時の達成感は本当に大きいです。自分が成長している実感もありますし。
──最後に、どんな人に来てほしいですか?
素直で、成長意欲があって、プライドを持って仕事ができる人。与えられた目標に対して「絶対達成する」っていう気持ちを持てる人に来てほしいですね。一緒に、チームとして、そしてAD.TRACKとして強くなっていきましょう。
「こんなに広告主の幅が広くて、提案の自由度が高い営業は、あんまりないと思います。」
▲事業部のチームと常日頃、業務外活動を欠かせないとのことです!
研修で感じた同期との差を乗り越え、予算達成率200%という成果を出すまでに成長したSさん。彼が語るのは、モッピーという強力なメディアがあるからこその営業の楽しさと、高いレベルを求められる環境だからこその達成感でした。
3年後にはマネージャーとして部門を率い、AD.TRACKの成長に貢献したい。素直で、成長意欲があり、プライドを持って仕事ができる人と一緒に、チームとして強くなっていきたい。
Sさんが描く未来には、セレスで働く魅力が詰まっていました。