- 教育・コンサル
- 教育・学習カウンセラー
- 学習コーチ
- Other occupations (1)
- Business
- Other
こんにちは。英語塾キャタル マーケティングチームの松本佳恋です。英語塾キャタルの魅力はやっぱりキャタルで働く人たち!ということでキャタルで活躍するメンバーをご紹介します。
今回ご紹介するのは、入社1年目にして福岡にある薬院大通校の校長を任された境野さんです。キャタル入社前は個別指導を行う学習塾で働いていた境野さんが、キャタル入社前後で感じられていた不安や、働く中で感じたキャタルのカルチャーについてお話しいただきました。
定期テスト対策の勉強ではなく、本質的な教育を求めて
ー まずは簡単な自己紹介とこれまでの経歴を教えてください。
昨年から薬院大通校の校長を務めています、境野です。熊本で生まれ育ち、現在は福岡に住んでいます。これまでのキャリアとしては、ケーブルテレビ会社の仕事を5年程経験した後、前職で個別指導の学習塾で3年程働きました。前職は小学生から高校生まで通う学習塾で、校舎の運営から教務まで幅広く経験させていただき、2023年8月にキャタルに転職いたしました。
ー 転職を決められた経緯と、キャタルを選ばれた理由を教えていただけますか。
前職では定期テスト対策を目的に通っている生徒向けに、テストで点数を取るための勉強を教えていました。ただ、教育の現場で生徒と接するうちに、教育者として生徒それぞれの人生をより長い目で応援してあげたいと思うようになりました。また、目先のテストの点数にこだわり過ぎるのではなく、もっと本質的な学習をさせてあげたいと思うようになり、転職を決めました。
私自身、昔から英語が得意科目であり、好きな科目でした。一方で、学校のテストや受験ののためだけの勉強をしていても英語を使いこなせるようにはならないという現実も強く感じていました。生徒の人生の財産となるような「真の英語力」という意味での「4技能」をしっかりと教えている塾がないかを調べたところ、キャタルを見つけたのです。
ー キャタルが福岡に教室を持っていたのはすごい偶然ですね。
ハローワークや転職エージェントも活用して転職活動をしていたのですが、なかなかやりたいと思える仕事を提案してもらえず…「自分で探すしかない!」と思い、4技能英語塾で検索をしたところ、キャタルがヒットし、福岡に教室があると知った時は嬉しかったです。急いでWantedlyに登録して応募しました(笑)。
心から届けたいと思える、理想の英語塾だった
ー 選考を通してキャタルはどのような会社だと感じられましたか。
キャタルの面接で印象に残っているのは、面接なのに面接っぽくなかったことです。応募者側も採用者側も対等な関係にあり、お互いにマッチしているかを大事にしていることが伝わってきました。これまで受けてきた面接と違ったので、とても新鮮に感じたのを覚えています。
一方で、今まで働いてきた会社とは大きく異なるのを面接の段階から感じていたので、入社への不安も少しありました。
ー どういった点が不安に感じられたのでしょうか。
1つはキャタルの文化にフィットするかということに対しての不安です。選考を受ける中でキャタルの文化を知り、会社のカルチャーが醸成・浸透していることを知りました。そのこと自体は素敵だなと思いましたが、その雰囲気に自分が馴染めるかは正直自信がなかったです。
もう1つはキャタルが意見を求める会社である点です。これまで働いてきた会社は、意見を持っていても聞いてもらえないことが多く、上から言われたことをやらないといけないことが多くありました。一方でキャタルでは面接の段階から「あなたはどう思いますか?」と聞かれることが多かったです。自分の意見や考えを持っていないとこの会社ではやっていけないなと感じました。
ー 不安はあった中で、それでもキャタルに入社を決めた決め手は何でしたか。
キャタルでなければ、自分のやりたいことができる会社がない、と思ったからです。キャタルの英語学習法、キャタルが提供している学習環境は自分にとって理想に近く、自分が本当に心から子どもたちに届けたいと思っていることをやっている会社です。ここであれば本質的な英語を子どもたちに教えることができると確信していたので、チャレンジしてみようと思いました。
頑張ろうと思える目標と、頑張った分だけ評価される環境
ー その後、入社して1年未満で校長就任、そして新人賞受賞と不安ながらに入社されたとは思えない成果を出されています。校長就任時も、不安はありましたか。
もちろん不安はありましたが、生徒・保護者さま、そして社長をはじめとする社内のみなさんの期待に応えたいと思い、頑張ってきました。新人賞受賞は校長就任後の努力を評価していただけたからだと思っており、素直に嬉しいです。
ー 校長になってから、苦労されたことや意識されたことがあれば教えてください。
特に気にかけていたのが、生徒のケアです。前任の方が約10年に渡り薬院大通校の校長を務められていたので、急に自分が校長になることでネガティブな変化を子どもたちにもたらさないか、細心の注意を払っていました。長く働いていた校長が辞めるとそれと共に退会する生徒が相次ぐことも多いのですが、結果的に多くの生徒が辞めることなく残ってくれたのはしっかりとケアができたからかと思っています。
また、前職は30名規模の教室運営を任されていましたが、薬院大通校はその何倍もの規模の教室です。生徒数も多いので、一人ひとりにたくさんの時間をかけることができません。全員にできることを丁寧に、などやることとやらないことの線引きをすることを心がけるようにしていました。
ー キャタルでの仕事は前職と異なる点が多いように感じますが、いかがですか。
そうですね。前職ではノルマは上から決められていましたが、キャタルでは自分でまずは目標を設定して上長と社長に承認してもらうスタイルです。頑張ったら達成できる目標しか課せられないので、納得感を持って取り組めています。
また、キャタルのルールや決め事には全て理由があるのも前職と異なる点です。前職ではなんとなくやっている業務が多くありましたが、キャタルではみんな闇雲に働くのではなく、考えながら賢く働いているので、必要に応じてルールや仕組みも変更されます。
前職と異なる点も多いですが、変わらないのは、ただ学習塾を運営するのではなく、実際に教室の現場に立って学習状況を見ながら、生徒と日々向き合っていることです。必要に応じて保護者の方に報告をしたり、子どもの気持ちを考えながら気づいた点を共有したりするのは前職でたくさん経験を積んでいたので、キャタルでも活かされているなと思います。
福岡の教室でもオールイングリッシュの環境を実現させたい
ー お話を聞く中で、境野さんが圧倒的信頼をキャタルに置いているのが伝わってきます。
キャタルの英語学習法を自分自身が信じていて、それを日本全国に広めようとしている社長を筆頭としたメンバーはすごい人たちだと思っているというのが大きいですが…
それ以外にも、キャタルのメンバーとカルチャーがすごいと思えるところはたくさんあります。印象に残っているのは、ミスがあった時に誰もミスをした人を責めなかったことです。そのかわり、ミスが起こったということはミスが発生する仕組みになっているからだと、その仕組みを改善しようとみんなで一緒になって意見を出し合っていました。これがキャタルのカルチャーなんだなと思い、ますますこの会社で働けてよかったなと思いました。
ー まだまだキャタルでのキャリアは始まったところかと思いますが、今後の目標があれば教えてください。
直近の目標は社長と決めた数字面での目標が複数あるので、まずはそれらを達成することです。目標達成には、生徒・保護者の方が満足していることが大前提だと思っているので、まずは今いる生徒としっかりと向き合い続けたいと思っています。また、自分も含めてコーチやスタッフが自分の個性や強みを殺すことなく、やりがいを持って伸び伸びと働ける環境作りも意識したいです。
実は今年、キャタルの東京の教室を見学させてもらう機会をもらい、同じキャタルでも東京と福岡で大きく異なることに衝撃を受けました。東京の教室は福岡に比べて料金も約2倍ですが、その分コーチの質も高く、レッスン中はオールイングリッシュが徹底されています。まさにインターナショナルスクールのような環境をいつか福岡でも提供できるようになることが長期的な目標です。
優秀なコーチの確保、英語教育への意識格差や情報格差など課題は山盛りですが、少しずつ薬院大通校が東京の教室に似た環境に近づけるように、これからも頑張っていきたいと思います。