ドレスから始まった私たちの新しい挑戦
クライマー株式会社は、WebシステムやAWS構築などの受託開発を手がける「技術の会社」です。
行政や大手企業の案件から、スタートアップ支援まで、確かな技術と誠実な対応を武器に信頼を築いてきました。
そんな私たちが立ち上げた自社ブランドが、レンタルドレスサービス「Liwoy.〈リウォイ〉」です。
ブランド立ち上げを起点に、動画やSNSなどのクリエイティブ領域も社内に取り込み、ブランドマーケティング事業部が誕生しました。
いわゆる「システム会社らしくない」取り組みに見えるかもしれません。
でも実は、この挑戦こそが、クライマーという会社の“本質”を象徴しているのです。
ブランドを育てる。仕組みも、届け方も、すべて自社で。
Liwoy.〈リウォイ〉の強みは、ECサイトも、商品開発も、SNSもすべて自社完結していること。
なかでも中核にあるのが、自社開発のレンタルに特化したECシステムです。
このシステムは、レンタル特有の在庫管理や返却管理、カレンダー表示などを想定して開発されたもので、「ありもののCMSでは対応しきれない」課題にしっかり向き合って作られました。
そして、構築したECにユーザーを呼び込むのが、InstagramやYouTube・TikTokを活用したSNS運用です。
ターゲットユーザーの目線に合わせた世界観設計・投稿スケジュール設計・ディレクション・撮影・編集までを内製化。
投稿コンテンツの多くは「購入ではなくレンタルを選ぶ理由」を自然に伝えられる構成になっており、サービスの世界観とユーザーの共感を丁寧につないでいます。
さらに、こうした知見を活かして他社のSNS投稿や動画制作も支援しています。
自社サービスで試行錯誤したリアルな経験があるからこそ、再現性あるサポートが可能です。
実はこれ、「技術力」があってこそ可能でした。
一見すると、Liwoy.の取り組みは“デザインやマーケティング寄り”に見えるかもしれません。
でも、裏側を支えているのは、創業から受託開発を続けてきたデジタル開発事業部の力です。
- EC構築に必要な業務要件の整理
- レンタルに特化した独自の仕様開発
- インフラやセキュリティを考慮した設計と運用
- 他ツールとの連携やSNS埋め込みなどの拡張
これらすべてに即対応できるのは、自社にエンジニアチームがいるからこそ。
「企画を形にできる」「改善をすぐ反映できる」スピードと柔軟性は、外注だけに頼る体制では難しかったと断言できます。
最近ではクライアントからも、
「SNSとECを連携させたい」
「CMSで管理しながら自社の世界観を表現したい」
「採用にも活かせるオウンドメディアを構築したい」
といった声が多く届いており、システム開発 × ブランディングの掛け算による体制ができつつあります。
両方あるから、おもしろい。
クライマーには、2つの事業部があります。
- デジタル開発事業部:システムの受託開発・インフラ構築・技術支援など
- ブランドマーケティング事業部:Liwoy.の企画運営・SNS/動画支援・採用ブランディング
これらはまったく違うチームに見えますが、根っこには共通点があります。
それは、“課題を構造から捉え、伝わる形に変換する”という姿勢です。
- 開発なら「業務要件をコードに落とし込む」
- 発信なら「ブランド価値をビジュアルと言葉に落とし込む」
どちらも「クライアントやユーザーの未来の姿」を想像し、逆算してアウトプットしていく仕事。
だからこそ、どちらのチームも互いをリスペクトしながら、協力し合える関係が築かれています。
最後に:どんな人と、これから働きたいか
私たちが今、仲間として迎えたいのはこんな方です。
- 技術に誠実で、ちゃんと人と向き合えるエンジニア
- センスだけでなく、仕組みとしてマーケティングを考えられる人
- 「やってみたい」を「形にする」に変えられる人
クライマーは、まだまだ進化途中の会社です。
社内には、ゼロから何かを生み出すチャンスがあり、
失敗しても「やったこと自体」が評価される文化があります。
“作れる人”と“届けられる人”が共存するこの環境で、
あなたの次のキャリアをつくってみませんか?