皆さんこんにちは。23卒内定者の早坂です!
バレットグループにはその年に一番活躍した新卒社員を表彰する「新人賞」があります!
2021年に新人賞を受賞したのは鈴木大夢さん(以下、大夢さん)。新人賞を取る人とは、一体どんな人物なのでしょう...…?
大夢さんのインタビューを通して、バレットグループで活躍できる人の特徴をお届けしたいと思います!
【プロフィール】
鈴木 大夢(すずき ひろむ)
入 社 :2020年新卒入社
所 属 :BGテクノロジー株式会社 第二プランニング事業部 リーダー
座右の銘:準備の段階からすでに勝負は始まっている
趣 味 :体を動かすこと、カメラ
同級生より2年遅れての就活
─本来であれば、18新卒で就活を始めるはずだったとのことですが、2年時期がずれた理由はなんだったのでしょう?
大夢さん:僕の就活時期がずれた理由は、「本気で野球に向き合いたい」という強い思いがあったからです。
僕は小学生からずっと野球を続けてきた生粋の野球少年です。大学の野球部に入部した時から大学生活は野球に全てを費やして本気で優勝を目指そうと心に決めていました。
なので、3年生になって周りが就職活動を始め出し、本気で野球に打ち込む人が少なくなっていっても、「今はまだ就活を始めない」という選択をしました。残念ながら優勝することは叶いませんでしたが、就職活動の片手間で野球をするのではなく、4年間全力で野球に向き合えたことで、悔いを残すことなく次に進めたと思います。
その後さらに1年間遅らせた理由は、もともと興味のあった海外留学に挑戦したいと思ったからです。「せっかく時間を使うならやりたいことをして今後に活かしたい」と思い、オーストラリア留学を決行しました。
今までと違う環境での生活は毎日楽しく刺激的で、新しい出会いもいっぱいありました。
その中で出会った一人が、僕の次の年に入社した21新卒の由上です。オーストラリアで仲良くなった僕達は、日本に帰った後も親交が続いていました。出会ってから2年後、由上が就活を始めたときにバレットグループを紹介し、それがきっかけでリファラルで入社してくれました!未来の仲間に出会えたので留学を選択して正解でした。
おそらく僕は、昔からやり遂げたいと一度決めたことは、絶対に遂行しないと気が済まない性格なんだと思います(笑)でもその行動を選択したからこそ、人とは違う経験を積めて成長ができたんだと思います!
自分の理想に妥協しない
─いよいよ就活スタートの時、ぶっちゃけ2年遅れというのはどうでしたか?また、バレットグループとはどのように出会ったのでしょうか?
大夢さん:2年遅れということに不安はありませんでした。むしろ、他の学生と違う2年間を過ごしたことでアピールできるポイントができたと自信を持っていたのです。その自信がしっかり伝わったからなのか、滑り出しから順調に進めることができ、ある大企業から内定をもらえました。しかし、会社の集まりに参加した際に「ここだと会社の一部になってしまう」と強く感じてしまい、違う会社をもっと見てみようと思いました。
それから自分の目指す未来の姿は何かを徹底的に追求し就活軸を考えた結果、若手から裁量を持てるという点を重視するようになりました。就活軸が変わったことで気になる企業も自然と変わり、大手企業からベンチャー企業を見るようになりました。ベンチャー企業を志望してから、僕が隈なくチャックしていたのはベストベンチャー100に登録されている企業です。その中でも「数年で100億達成」というバレットグループの情報が一番印象的で惹かれる部分がありました。
─ベストベンチャー100でバレットグループの存在を知ったんですね!
大夢さん:そうなんです。でも、当時すでに12月。選考が終了してしまった企業も多く、バレットグループも同様に20新卒の募集は終了してました。しかし、「短期間でこれだけのことを達成しているこの会社には何かあるに違いない」「バレットグループがどうしても気になる」という気持ちを抑えることができなかった僕は、ダメ元でお願いしてみようと直接会社に電話をかけました。
突然の連絡にも関わらず、人事の方は「鈴木さんのその気持ちが嬉しい!20卒の選考は終わっているけどなんとか選考進めてみますね!」と言って真摯に対応してくれたのです。
この時「この会社は他と違う」と思い、より志望度が上がったことを覚えています。
─行動力がすごい!実際に見たバレットグループはどんな印象でしたか?
大夢さん:心待ちにして参加した説明会は21新卒の代と一緒でした。でもそんなことはまったく気にならないくらい、僕はある人の話に夢中になりました。
その時に社員代表として登壇していたCHROの桜井さんです。桜井さんは入社前からインターン生としては異例の数字を叩き出し、新卒で地方拠点立上げを任せられたり、入社3ヶ月でマネジャーを任命されたすごい人です。
「僕と2歳しか違わないのに…。この人についていきたい。同じ環境で戦いたい!」と思うようになり、この時から桜井さんは僕の目標の一人となりました。それから諦めずにアタックし続け、バレットグループへの熱意を人事の方にぶつけまくって内定をいただくことができました。
─就活において「熱意をぶつけまくる」ここ大事ですよね…!
苦戦の連続、そして大躍進
─内定も決まり、ここから大夢さんの躍進が始まるんですね?!
大夢さん:「はい」と言いたいことろですが、それが全然そんなことはありませんでした。
そもそも僕だけ、内定式に出れてません。12月という世間でも遅い時期に内定が決まったので、内定式には間に合いませんでした。また、バレットグループは入社前の内定者インターンが活発なのですが、僕より1年も早く内定が決まった同期がすでに何ヶ月も前から現場で活躍しているという状況でした。
何もかも遅れている。
誰よりも活躍したいという気持ちは負けていないと思いつつも、同期に比べて何十歩も遅れているという現実に焦りを感じましたね。
─それは焦りますよね…!でもそんな状況から新人賞を受賞しちゃうんですよね!?
大夢さん:はい、焦ってはいたけど諦めたわけではありません。むしろ、火がついた感覚でした。
チームスポーツを続けてきたこともあり、今までは自分が目立たなくてもチームのためになるならそれが一番だと思っていました。しかし、「新人賞」という新卒なら誰でも目指したい目標が現れたとき、初めて自分の力を証明したいと思ったのです。
そんな気持ちになれたのは、大学の友人より2年遅く就活を始めたことや、20新卒の同期から出遅れていることを、どこかでコンプレックスに感じていたからだと思います。だから、「誰が見ても一番出遅れているからこそ、絶対に一発逆転しよう!」という想いがありました。
今までの人生、人より優れていない分を努力で補ってきたので、努力することに関しては誰にも負けまない自信があります。そんな気持ちで入社後もがむしゃらに走ってきました。
ー努力で新人賞獲得。かっこいいですね!受賞したときはどんな気持ちでしたか?
大夢さん:一番最初に感じたのは「どこが評価されたんだろう」という不安でした。
僕のイメージしてた新人賞は、結果を出した人が実力を評価されてもらえるもの。しかし僕は上司などたくさんの支えがあってやっと成果を出せたと思っていたので想像していたより素直に喜べないでいました。
実は、新人賞を受賞する前にも事業部内で部長賞も頂いていたのですが、この時も「自分の実力ではなく多くの支えがあったから」「本当に自分が出した結果ってどのくらいだろう」と自信を持てませんでした。しかし、「獲った人が不安そうだったら、応援してくれていた人や獲れなかった人はどう思う?」という同期の言葉に、ハッとさせられました。
正直、部長賞と新人賞を受賞した自分が、周りと比べて何か圧倒的に優れていたわけではないと思います。しかし、今後の活躍で「新人賞も部長賞も鈴木がとって納得」と思ってもらえるように結果を出し続けることが重要だと気づいたのです。
同期のおかげで、受賞したことよりも受賞後の自分の活躍を見せて認めてもらおうと気持ちを切り替えることができ、更なる成長を目指す力をもらえました。
止まらない活躍
─新人賞を受賞してから半年、次はリーダーに昇格された大夢さん。お気持ちに変化はありましたか?
大夢さん:リーダーを目指している以上、常にリーダーになったつもりで全ての仕事に取り組んでいたので、実際に任命されてからも気持ちに変化はありませんでした。ただ、任せてもらえる仕事の範囲が変わり数字も高くなったので、視野が広がった感覚があります。むしろ、視野を広げていかないと様々なことをキャッチアップできないので意識的に広げている部分もありました。
僕が理想とするリーダーは、先頭を切ってチーム引っ張っていくというよりも、後ろからみんなの背中を押して、どんなことが起きてもチームを支えられるリーダーです。一人一人に寄り添って、叶えたい目標やビジョンを一緒に伴走してあげれるような存在を目指しているので、チームの動きやメンバーの変化には常に敏感でありたいと思っています。
─リーダーを目指すなら、なってからではなく、なる前からその気持ちでいようということですね。深い…!ぜひ今後の目標も教えてください!
大夢さん:「リーダーの次に目指すもの」という問いに対して、皆さんマネジャーや部長という回答を期待されると思うんですが、正直レイヤーにこだわりはありません。
すぐにマネジャーを目指すより、今は着実にリーダーとしての実力をつけていきたいと思っています。明確な肩書きよりも、誰からも認められる実力を持った人になることが目標ですね。
ー最後に、これから新人賞やリーダー昇格を目指す後輩たちに一言お願いします!
大夢さん:新人賞受賞や昇格、キラキラしてるように見えるかもしれませんが、それを成し得た人は裏でかなりの泥臭い努力をしています。そして重いプレッシャーにも耐えて頑張ってきたのです。
人生も仕事もゲームではないので、新人賞を受賞したからといって自然とレベルアップするわけではありません。新人賞を受賞する、あるいはリーダーになれるレベルまで自分を引き上げていく努力が必要不可欠だと思います。
目標を達成するまでの過程とその後の行動を意識していきましょう!
あとがき
ここまでご覧いただきありがとうございました!
新人賞、リーダー昇格と大活躍されている鈴木さんですが、その裏には地道な努力と誰にも負けないハングリー精神がありました。こんな素敵な先輩の下で働けると思うと、とてもワクワクします!
ちなみに鈴木さんが目標とする人物は「ワンピースのウソップ」だそうです。
「ウソップは圧倒的な強さを持っているわけでも、カリスマ性があるわけでもありません。しかし、チームのバランスを保つには絶対に必要で無くてはならない存在です。僕はそんな人になりたい!」
そうお話してくださいました!
まさにウソップのように、親しみやすくとてもユーモアのある鈴木さんのインタビューはとても楽しい時間でした。鈴木さん、ありがとうございました!
バレットグループでは23新卒の選考がスタートしています!