みなさま、こんにちは。
Brushup採用チームです。
いつも、弊社ストーリーをご覧いただき誠にありがとうございます!
サービスの使いやすさを設計するUI/UXデザインは、プロダクト開発において重要な役割を担っています。Brushupでも同様ですが、追求しているのはユーザーの業務効率や生産性向上の先にある、本質的な価値。それはレビューというプロセスを通じて、チームの創造性と仕事の質を最大化することであり、その実現のためにデザイナーはプロダクトの根幹から関わっているのです。
今回は、Brushupのものづくりを支えるデザイナーの永井さんとエンジニアの井川さんに日々の連携や共創のスタイル、仕事のやりがいについて語ってもらいました。開発の裏側を通じて、Brushupのデザイナーの魅力を感じていただけたら嬉しいです。
デザインで新しい価値を生み出せることが、最高に面白い
ー永井さんはデザイナー歴20年以上と豊富な経験をお持ちですが、もともとはBrushupの親会社フェンリルに在籍されていたんですよね?
永井:フェンリルではマネジメントを主としていたのですが、やはり自分で手を動かしてものづくりに関わりたいという想いが強くなってきた時、Brushupに転籍の話をいただいたんです。サービスの導入社数がどんどん増え、会社規模も大きくなってきたタイミングでした。
ーBrushupのどんなところに魅力を感じたのでしょうか。
永井:Brushupは、校正やレビューといった制作現場のコミュニケーションを効率化するプロダクトですが、僕自身もユーザーと同じような業務に携わってきたので、リアルなニーズに応えるプロダクトを提供できることに意義を感じました。広告制作からアプリ・システム開発など幅広い業務に携わってきた経験を活かして、プロダクトの価値向上に貢献できそうだとも思いましたね。それに当時Brushupには専任のデザイナーがいなかったので、いちから関われる面白さにも惹かれ、ジョインを決めました。
ーBrushupのデザイナーならではの醍醐味や面白さはなんですか?
永井:デザイナーの役割が線引きされていないからこそ、本当に幅広い領域にチャレンジできるところです。見た目を美しく・使いやすくするだけではなく、プロダクトの根本的な課題に向き合うことで、ユーザーへの価値提供を多角的に考えることができるんです。
Brushupでは、営業やPdM(プロダクトマネージャー)、エンジニアと一緒に、クライアントの要望や数値データに基づいて仕様を検討していくのが基本スタイル。このプロセスに関わることでプロダクトの構造や背景を深く理解できますし、そもそも本当に必要な機能か、クライアントのKPIを達成できるかどうかまで検討するので、ビジネス的な視点も強化されます。
ーサービスの設計フェーズにこそ、デザイナーの介在価値が問われるということですね。
永井:その通りです。正解がない中で、さまざまなユーザーの視点を想像し、多くの考察と仮説を積み重ねることが求められるからこそ、挑戦しがいがあると思います。日々実直にユーザビリティを突き詰めていくことが、結果的にサービスの価値向上につながると信じているんです。実際に手を動かす時間より、仕様を考える時間の方が長いかもしれませんね。
ーそれはデザイナーとしての信念みたいなものでしょうか?
永井:そこまでかっこいいものではないですが、現状をより良くできる方法を常に考えていますね。だから僕はデザイナーという肩書きにとらわれないようにしています。自分で役割を限定したくないし、すべきではないと思っているんです。クライアントの成果を追い求めながら、新しい価値を生み出していくことは難しくも面白いですね。
日々のコミュニケーションを通じ、プロダクトが進化する
ーデザイナーとエンジニアは日頃からコミュニケーションが活発ですよね。特にお二人は、常に互いの考え方や意図を共有し合っているように感じます。
永井:井川さんとはしょっちゅうディスカッションしていますからね。もっと良くできるはず、という共通の視点のもと、率直な意見を話し合える関係性はありがたいです。
井川:永井さんは洞察力が鋭く新しいアイデアをくれるので、すごく学びが多いです。だから時間さえあればもっと話したい!
最近印象に残ったのは、エンジニア合宿で永井さんが企画してくれた「校正ワークショップ」ですね。紙の原稿と格闘し、アナログで校正を体験したんです。
永井:エンジニアって普段校正に関わることがないじゃないですか。実際に体験することでユーザーへの理解が深まり、開発に活かせるんじゃないかと思ったんです。
井川:こんなこといつもやってるの?!と、想像以上に大変で驚きました。
永井:共通の課題意識が生まれましたよね。リアルな体験が、後の新機能の開発につながったんです。初稿と現行の差分を自動照合する機能なんですが、まさに現場から生まれた価値だと思いました。
【原稿との不整合やチェック漏れを見逃さない! 校正・校閲に特化した新機能を3連続リリース】
ーより優れたプロダクトを作りたいという共通の想いがあるからこそですね。永井さんは井川さんのどんなところをリスペクトしているんですか?
永井:多忙なのにどんどん新しいことに挑戦して自己研鑽を怠らないことや、メンバーのサポートを徹底しているところですかね。一体いつ寝てるんだろうと思いますよ。この間なんて、新サービスの構想を思いついたからってロゴデザインを作ってませんでした?
井川:ChatGPTでね。まだ何も形になっていないサービスなのに(笑)今すぐやりたいと思うと止められないんですよ。
永井:その行動力や探究心が、メンバーの士気を高めていると感じますよ。
井川:そう言ってもらえると嬉しいですね。メンバーにも、たくさん挑戦して失敗してほしいと伝えています。僕はクオリティを追求するためにも、まずは数をこなすことが重要だと思っているんですよ。足踏みしていたところで何も生み出せませんからね。
広い視野を持つ人と、Brushupの可能性を追求したい
ーあらためて、お二人がBrushupの仲間になってほしいのはどんなデザイナーですか?
永井:デザインだけでなくプロダクトやビジネス、エンジニアへの理解も深めながら主体的に行動できる人ですね。そんな人ならBrushupは間違いなく面白いですよ。
井川:主体的に行動することはもちろん、それに加えて周囲を巻き込む熱量を持つ人でしょうか。開発もデザインも線引きしすぎず、互いの領域に関心を持って踏み込めば自分の成長につながるし、新しい価値を生み出せますよね。
永井:だから応募者との面談では、他者とのコミュニケーションや歩み寄りができるかを重視しています。Brushupはチームの連携は不可欠ですし、多様な個性の人が集まっている組織です。それが成り立っているのは、MVVが浸透しており、特に互いに対してのリスペクト精神が強く根付いているからだと思います。
井川:間違いないです。それに、メンバー全員が自社プロダクトに強い誇りを持っていることも大きいですね。
永井:一人ではできないこともチームで取り組むから実現できるんです。どこまでも可能性を追求していける面白さややりがいは、Brushupでしか得られないと思います。
株式会社Brushup
設 立:2017年2月1日
従業員数:49名(2025年6月1日時点)
拠 点:大阪本社(大阪府大阪市北区)
東京オフィス(東京都豊島区東池袋)
島根オフィス(島根県松江市西茶町)
事業内容:レビューツール「Brushup」の開発運営