みなさま、こんにちは。
Brushup採用チームです。
いつも、弊社ストーリーをご覧いただき誠にありがとうございます!
開発、FS(フィールドセールス)、CS(カスタマーサクセス)。それぞれ異なる専門性を持つ3職種が、Brushupではひとつのチームとして動いています。全員がフラットに意見を出し合い、時にぶつかりながらも顧客の成功という同じゴールを見据える。だからこそスピードも、品質も、そして信頼も生まれていく。
それはBrushupのバリューの一つである『ワンチーム(チームワークを最大化しよう)』という言葉がぴったりです。
そんなワンチームの舞台裏を、現場メンバーのクロストークでお届けします。三者三様の視点から見た「Brushupならではの連携」を通じて、プロダクトを、そして自分自身を磨き続ける姿を追いました。
薬師川 眞人(写真中央)
開発部・エンジニアリーダー/社歴:3年半
某メーカーのシステム部門のエンジニアを経てBrushupへ参画。現在は上流設計、要件定義、仕様策定を中心に担う開発リーダーとして活躍中。課題の背景理解から議論を重ね、事業視点を持つエンジニアとしてチームを牽引している。
駒田 康彦(写真右)
営業部・FS/社歴:1年半
さまざまな業種で法人営業として培った経験を活かし、Brushupへ入社。FSの中心メンバーとして、新規顧客への提案からクロージングまで一貫して担当。開発、CSと連携しながら、提案力と調整力で顧客とプロダクトの双方に価値を届けている。
宗形 伸明(写真左)
営業部・CSマネージャー/社歴:4年10ヶ月
BrushupにCS立ち上げメンバーとして参画。組織設計から運用体制の構築を担った。現在はチームのプレイングマネージャーとして、受注後の要件整理、既存顧客の利用促進・利用拡大に取り組む。顧客、開発、FS、すべての橋渡し役として活躍中。
信頼とスピードを生む、Brushupの連携力
ーBrushupでは、開発、営業、CSの3チームはどのように連携しているのでしょうか。案件が生まれていく流れを教えてください。
宗形:まずIS(インサイドセールス)が獲得したリードをFSにトスアップし、クライアントへ課題や要望のヒアリング、提案を行います。受注後は私たちCSが引き継ぎ、クライアントが追加で要望されている機能や仕様、優先順位を整理して、開発チームに連携する…というのが基本的な流れです。
薬師川:初回の商談から僕たちエンジニアが入ることもあります。技術的に実現可能か、導入後の運用イメージなども一緒に考えることができれば、提案の精度も受注確度もぐっと上がりますから。クライアントとの会話から得た一次情報をもとに、より良いプロダクト開発につなげています。
駒田:エンジニアと営業の距離が近いのが、Brushupの強みであり特長ですよね。以前の会社は、商談で持ち帰った要件をまず営業内で精査し、上長を介して開発側の上長とすり合わせるというプロセスでした。その点Brushupでは、メンバー間で直接やり取りして進めていけるので、意思疎通がしやすく非常にスピーディー。それに、Brushupのメンバーはみんな意見をはっきり伝えてくれるので、建設的な議論を通じて目標に向かってすごく進めやすいんです。
宗形:一方で、エンジニアが商談や打ち合わせに関わることで、開発リソースが分散されるデメリットもあります。現状は今の人数規模だからこそ成り立っていますが、今後チームが拡大すれば、連携の仕組みを見直す必要も出てくるでしょう。ただ、エンジニアが直接関与してくれることで期待値のコントロールができ、結果的にクライアントとBrushup双方に良い効果が生まれています。
薬師川:僕としては、エンジニアをうまく使ってもらえたらいいと思ってますよ。「お客さまのために」という想いはみんな同じですから。
特に駒田さんは困ったらすぐ僕に甘えてきて…お願いごとはつい聞いてしまうんです(笑)
宗形:駒田さん、甘え上手ですからね(笑)
駒田:薬師川さんがいつも親身になってくれるから、つい頼ってしまうんです…。
宗形:正直、営業サイドがエンジニアを頼ってしまう部分は否めないですよね。受注というミッションがある中で、「この部分が解消できれば」と思うことが多い。エンジニアの知見にはいつも助けられています。
薬師川:営業チームが僕たちを尊重してくれているのはわかっていますから。お互いにリスペクトし合っているからこそ、いい関係が築けていると思います。
ー頼り頼られる、すごくいい関係性なのが伝わってきます。皆さんが普段のコミュニケーションで意識していることはありますか?
薬師川:FSやCSの「この機能を作ってほしい」という要望に対しては、「なぜそれが必要なのか」という背景を掘り下げることを重視しています。背景を知れば、単にリクエストされたものを作るのではなく、既存の機能で解決できるか、あるいはより良いアプローチを提案できる可能性が生まれますから。
駒田:確かに、薬師川さんに「それはなぜ必要なの?」とよく聞かれますね。その結果、メリットや価値が見いだせない機能なら、開発を見送る判断をすることもありますよね。自分が腹落ちしたうえで本当に必要なものだけを提案できるのは、やりがいにもつながっています。
宗形:薬師川さんをはじめ、Brushupのエンジニアは総じてコミュニケーション能力が高いと思います。どんな難しい要望でも必ず一度検討し、最適解を導き出してくれるため、本当に相談しやすいですね。「こんなのできない」と断られたことは一度もありません。SaaS業界は分業化しやすい傾向にあると思うのですが、Brushupは横のつながりが本当に強いです。
薬師川:逆に僕たちが仕様でわからないことがあれば、FSが「じゃあクライアントにアポを取りましょうか?」と、開発が進めやすいように橋渡ししてもらえるのは助かりますね。
ー 相談はどのくらいの頻度で発生しているんですか?
駒田:ほぼ毎日です。開発中の機能に関する疑問や開発のスケジュール感など、ちょっとしたことでもすぐに返答をもらえるのは本当に助かっています。
薬師川:Brushupはリモートワーク中心の業務スタイルのため、バーチャルオフィスを導入しているんですが、話しかけてもらいやすいように廊下などできるだけ共有スペースに出ているようにしているんです。で、ちょっと離席していたら、駒田さんが待ち構えたりしてるんですよ(笑)
▲薬師川さんを待ち伏せする駒田さん
宗形:そんな意図があったんですね(笑)逆に僕は自室に篭っちゃうタイプだから、あえて週の半分はリアルのオフィスに出社するようにしています。営業メンバーは出社組が多いんです。対面では雑談の中から新しい発想が生まれたり、オンラインでは場所に捉われずすぐにメンバーに相談できたり、それぞれに良さがあります。状況に応じて柔軟に使い分けられるのも、チームの連携力につながっていると感じますね。
議論を経て、より良い方向に磨いていく
ー 連携が密な分、意見がぶつかる場面もあるのではないでしょうか?
薬師川:納期や優先順位を話し合うことはよくありますね。
宗形:そうですね。FSやCSとしては、やはりクライアントの期待に応えたいという想いが強くなります。ただ、タイトな納期で品質を担保するのは当然限界があります。そこでCSとエンジニア間で、最低限必要な機能をすり合わせ、現実的に可能なラインを見極めるようにしています。
開発チームはみんなFSやCSの意図を汲み取り、最適な提案をしてくれるので、納得感のある非常に建設的な話し合いができます。ピリピリしたムードは全然ないですよ。
薬師川:僕たちエンジニアも、FSやCSがクライアントの期待値コントロールに貢献しなければと思うんです。例えばエンジニアから、技術的なことを理由に「できない」「対応に時間がかかる」と言われても、それではお客様に説明しづらいですよね。だからこそ、営業が顧客にどう伝えたら、どう感じてもらえるかまでを意識して、説明の仕方を工夫しています。エンジニアが技術を“翻訳”してFSやCSに渡すことで、顧客の満足度にもつながっていくはずです。
― お互いを尊重しながら、顧客満足を追求するからこそ生まれる前向きな議論ですね。議論を重ねる中で、新たに発見したことはありますか?
薬師川:僕は営業をしていたこともあるので、営業の気持ちはよくわかるんです。一方で、CSの観点を知ったのはBrushupに入社してから。こんな風にお客様の期待値や満足度を高めているんだと気づかされました。だから「もっと営業チームとコミュニケーションをとって、どんどん自分から提案していこう」とメンバーによく話しています。受け身ではなく、自ら顧客と話し、仕様を考え、プロトタイプを素早く形にする。そうすることでプロダクトを育てている実感を持てるし、成長もできる。「営業視点を持ちなさい」ということではなくて、言われたものを作るだけでは、おもしろくないじゃないですか?
宗形:開発チームもお客様にとってのベストを常に考えていて、だからこそFSやCSの提案や考え方も尊重してくれる。異なる職種の考え方を吸収できる環境は本当に刺激的です。
駒田:入社時から薬師川さん、宗形さんのような頼れる先輩がいてくれることは本当にありがたく、学ぶことばかりです。薬師川さんなんて、エンジニアなのに展示会にも参加して率先して説明してくれたり、名刺まで配ってくれるんですよ!こんな行動力があるエンジニアの方は見たことがありません。そういう姿勢を見ていると、僕も他部署の考え方を吸収しようと素直に思うようになりました。
宗形:私はこれまで大規模な組織で働いてきたので、Brushupのような規模の会社は初めてなんです。その分、日々いろんな部門のメンバーとコミュニケーションを取れることが楽しいですね。相手への理解も深まり、結果としてチーム全体の結束力も高まっていく。みんなの知見を掛け合わせて、より優れたプロダクトを届けられる──そんな実感を日々持っています。
クライアントのビジネスに革命を。事業を進化させる人としての成長
ーBrushupで働く中で、自分の視点や考え方にポジティブな変化はありましたか?
薬師川:Brushupに入社して、環境がフィットするとこうも成長実感が変わるのかと、強く感じています。実はこれまで思うように成果を出せなかったタイプなんです。
ーそうなんですか?!意外です。
薬師川:ルールや役割が固まっているような、縦割り感の強い大企業に所属していたので、自分の裁量で動ける範囲が限られていて、意思決定に時間がかかるなど、少し窮屈さを感じていたんです。でもBrushupはメンバーやクライアントの成果・成長につながることなら、どんな発言や提案も受け入れてくれる環境。のびのびと自分で考え、行動できることが、成長につながっていると思います。
駒田:僕もBrushupに来てから、これまで経験したことがないほど部門間で密にコミュニケーションを取るようになり、エンジニア目線の考え方をたくさん吸収しました。その結果、視野がすごく広がったと感じますね。
それに、プロダクトの素晴らしさも改めて実感しましたね。Brushupに入社する以前は「校正」自体がどういうものか、正直よく分かっていなかったんです。でも知れば知るほど、世の中ではこの地道な作業に膨大な時間と労力が費やされていることに衝撃を受けました。
Brushupを導入することで、その作業が一変する。働き方が変わるということは、人生も、そして世界もポジティブに変わる可能性がある。まさに「革命」といっても過言じゃない!と思いました。そんなプロダクトに関われていることはすごく誇らしいです。
宗形:私も駒田さんと同様に、Brushupがもたらす価値の大きさを感じています。クライアントと密にコミュニケーションを取りながら、業務改善だけでなく、より本質的な課題解決に踏み込む。その過程で、クライアントの事業に改革を起こす一助となれるんだと。
単なる便利なツールを提供するだけではなく、クライアントの「改革のパートナー」になれるのは、Brushupで働く醍醐味ではないでしょうか。
ーでは最後に、Brushupで得られる面白さや成長とは、どんなことだと思いますか?
薬師川:FSやCSと話していると、僕たちが作るプロダクトがどんな現場課題を解決しているかを具体的に理解できるので、「自分の技術でクライアントの事業も自社の事業も前進させている」実感が大きいです。
プロダクトのリリースから約10年経ちますが、求められる水準もどんどん高くなり、世の中も変化し続けています。だからこそ、プロダクトも自分たちも進化し続けなければならない。でもそれはまだまだ可能性に溢れている、ということですよね。ただ言われたものを作るだけでなく、エンジニアが前に立ち、新しい機能を提案し、自ら事業を動かしていける。こんな面白いことはないですね。
駒田:営業として数字と向き合っていると、一人で戦っているような感覚を持つこともありました。もちろん一匹狼でガンガン数字を作っていくスタイルも否定はしませんが、BrushupではFS、エンジニア、CSなど、いろんな部署と協力するからこそ、自分の引き出しがどんどん増えていくんです。単に売上を追うのではなく「顧客課題をどう解決するか」「プロダクトをどう進化させるか」を考えるようになりました。チームで目標達成を目指す楽しさ、これはどの会社にも負けないBrushupらしさだと思います。
宗形:私自身が努力して成長したというより、人と環境に恵まれたからこそ知見を深めることができた気がしています。CSは単なるフォロー役でなく、クライアントの悩みの本質を引き出し、その先の提案まで踏み込む仕事。信頼関係を築く上で、想像力と傾聴力が非常に重要なんです。また、編集長や経営層など企業のトップクラスの方々と接することも多いので、言葉のチョイスをはじめ、会話のキャッチボールや雑談力なども磨かれるので、対外的なコミュニケーション能力を伸ばしたい方は、Brushupはきっと刺激に溢れていると思いますよ。
株式会社Brushup
設 立:2017年2月1日
従業員数:44名(2025年11月1日時点)
拠 点:大阪本社(大阪府大阪市北区)
東京オフィス(東京都豊島区東池袋)
島根オフィス(島根県松江市西茶町)
事業内容:コンテンツ制作現場のためのコミュニケーションプラットフォーム「Brushup」の開発・運営