みなさま、こんにちは。
Brushup採用チームです。
いつも、弊社ストーリーをご覧いただき誠にありがとうございます!
育児をしながら、全力で仕事に向き合う。それは想像以上のエネルギーを要することです。さまざまな制約の中でどう働くかという工夫だけでなく、周囲の理解や支え、そして何より自分がありたい姿に向き合う場面の連続です。
Brushupには、ライフステージの変化を経ても、新たな成長や挑戦を重ねるメンバーが多く活躍しています。今回はセールスサポートの望月仁美さんと、管理部・採用リーダーの野田統太さんに、育児とキャリアを両立するリアルな日々を語っていただきました。
2人の話から見えてきたのは、制度が整っているからできるのではなく、互いに支え合う風土があるからこそ前に進めるということ。大変そうに思える子育て中の挑戦を、なぜこんなにも前向きに楽しめているのか。その背景にあるBrushupならではのカルチャーを、ぜひ最後までご覧ください。
望月 仁美(営業部・セールスサポート)
2児の母。2021年Brushupの親会社フェンリルに入社後、Brushupの分社化に伴い2022年に転籍。1年間の産休・育休を経て復帰。現在は時短勤務で契約処理や請求書発行など、営業チームのバックオフィス業務全般を担う、成果を支える縁の下の力持ち。
野田 統太(管理部・採用リーダー)
2児の父。約2,000名の大手企業の営業・エンジニア・人事を経て2022年にBrushupへ入社、ひとり人事として採用業務全般を担う。第2子誕生時に育休を取得。現在は制度設計、広報、新卒採用ページの制作など、領域を越えて幅広く活躍中。
熱量と支え合いが共存する日常
ーまずは、お2人がBrushupに入社した経緯と現在の役割を教えてください。
望月:1人目の出産を経て、自分の働き方を見直したのがきっかけです。コロナ禍や前職の契約切替など、いろんなタイミングが重なりました。最初はBrushupの親会社であるフェンリルに入社したのですが、分社化に伴い転籍のお話をいただきました。プロダクトの素晴らしさをもっと世の中に広めたいと思いましたし、どんどん成長していく会社を支えたいと、迷いはありませんでした。
野田:私は自分の実績を残したいというチャレンジ精神からでした。大企業とは違って、Brushupはスタートアップらしいスピード感の中で、裁量大きくゼロから仕組みをつくれる環境。入社初日から「野田さんが思うようにやっちゃってください」と言われたほどです(笑)ワクワクと責任感、両方を感じましたね。もちろん望月さんと同じく、プロダクト自体の魅力も大きな理由です。
ー実際入社して、Brushupの文化や働き方にどんな印象を持ちましたか?
望月:会社全体の熱量がものすごく高いですね。営業、開発、管理部門に至るまで、全員がプロダクトに誇りを持っていて「もっと知名度を上げてより多くの人に使ってもらいたい!」というハングリー精神は、これまで在籍したどの会社よりも大きいです。その熱量に引っ張られて、自分ももっと頑張りたいと思えます。まだルールや仕組みが整いきっていない部分も多いですが、自分たちで議論しながら作り上げていく過程すらも楽しいんですよ。
野田:プロダクトを成長させたいという熱意もそうですが、少数精鋭なので自分の仕事への責任感がより強くなっていると感じます。上からの指示を待つのではなく自ら考えて動くスタイルなので、自然と自分ごとになる。だからこそ達成感ややりがいも大きいですね。
ールールや仕組みが整いきっていない中で、働く上での安心感はどんなところに感じますか?
野田:助け合いのマインドが根付いているところです。いざというときにサポートできるよう、チームごとの定例ミーティングや1on1などを通じて、業務状況の見える化と相互フォローが徹底されています。それに、上長が率先して休むときはしっかり休もうという姿勢を伝えてくれていることも、自然と社内の空気として浸透しているように感じます。
望月:みんなオープンで相談しやすい雰囲気を作ってくれていますよね。
ー産休・育休に入られる時や復帰後は、みなさんからどんなサポートがあったのでしょう。
望月:前職時代に1人目の出産を経験しているので、産休・育休の取得自体にはさほど不安はなかったですが、やっぱりチームに迷惑かけないかな、復帰後も以前のようにちゃんと活躍できるかな、という不安はありました。 でも、上司もチームも温かく送り出してくれましたし、復帰後も保育園からの急な呼び出しがあっても快く業務をカバーしてくれるので、無理のない範囲で働けています。メンバーの理解や協力に本当に助けられていますね。
野田:私は、最初は育休を取る予定ではなかったんです。でも、労務担当者から提案していただいたことや妻の助けや子供の日々の成長を少しでも見守ることもできると思い、決めました。産後パパ育休制度では、男性は最大4分割で育休取得が可能なので、要所要所で引き継ぎがしやすく、採用エージェントや応募者対応なども比較的スムーズでしたね。上司からも「今は家族を優先して」と背中を押してもらえたのも、気持ち的にとても楽でした。
それに、男性の育児休暇の取得は増えてきたとはいえまだまだ少ないケースなので、「男性でも働きながら育児に向き合える」という体験談を伝えられるようになったのは、人としても人事としても大きな経験でしたね。
ーベンチャー企業は休みづらそう、というイメージを持たれがちですが、Brushupではそういった懸念はありませんよね。
野田:もちろん産休・育休制度や時短制度があることは前提ですが、 子育てに限らず、体調不良や家庭の事情など、誰にでも起こりうる困りごとをみんなでカバーするのは当たり前。有給消化率も約90%と高水準です。自身の業務を管理、調整した上で有給と大型連休を組み合わせて、10連休ほど取得する人もいますよ。こうした柔軟な働き方を支えているのは、信頼関係が築かれているからだと思います。
新たな成長と広がる挑戦
ー産休・育休を経て、仕事への向き合い方に変化はありましたか?
望月:復帰後は社員数も案件数も倍増していて、会社が大きく変化していました。それに後輩がものすごく成長していたんです。嬉しい反面、自分だけ取り残されたような感覚になり、正直焦りました。でも以前と変わらず自分を頼ってくれるメンバーがいるからこそ、気持ちに応えたい、誰よりも成長したいという気持ちが以前より強くなりました。
ーその期待に応えるように、望月さんご自身はどのようなことを意識されていますか?
望月:メンバーの顔色をより意識して見るようになりましたね。Brushupはリモートワーク中心の働き方だからこそ、困りごとがないか気を配ったり、ちょっと元気がなさそうだなと感じたら自分から声をかけたり。 自分にしかできないサポートでチームをいい状態に保つことへの関心も、以前より高まったと思います。
ー関わり方や視野がチーム全体へ広がっていったんですね。
野田:望月さんは常に冷静で、客観的な視点で全体の状況を見てくれているんです。営業が現場で奮闘する中で、課題を発見して解決策やアドバイスしてくれたり。全員が復帰を待ち侘びていて、それは彼女の人柄と信頼の表れだと思います。何より、望月さんがいるとチーム全体の空気が和らぐんです。まさに癒しの存在ですね。
望月:そう言っていただけると本当に嬉しいです。営業メンバーが事務的なことに捉われすぎず、全力で売上を追いかけられる状態を作るのが私の役割。もちろんルールを守ることは大切ですが、都度柔軟に対応し、「困ったら私がなんとかするから大丈夫!思い切って動いてください!」というスタンスでサポートしています。
ーなんて頼もしい…。その姿勢で支えてくれているから、営業メンバーがのびのびと挑戦できているんですね。
望月:「成長する会社は守りが優秀」と、役員が仰っていた言葉がずっと頭に残っているんです。メンバーが気持ちよく動ける環境を作ることで、チーム全体にポジティブな循環が生まれたらいいなと思っています。
野田:望月さんの「Brushup愛」は本当にすごくて、日常生活に自然と落とし込まれているんです。休日にご家族とショッピングモールへ出かけた時、「Brushupのお客様の商品だけを買う」というゲームをされたんですよね?
望月:そうなんです(笑)Brushupのお客様は、皆さんが日頃から目にしているモノやサービスを提供している企業が数多くあるので、全く買い物に困ることはなかったです。あらためて、Brushupがどれだけ多くの企業の創作活動を支えているかを実感でき、誇らしかったです。
昼食は都合上、Brushupのお客様ではないところで食べたんですが、「ぜひここも開拓して選択肢を広げて欲しい!」と思いました(笑)
ーぜひ営業チームに頑張っていただきましょう(笑)では、野田さんはいかがでしょうか?
野田:実は今、ノーコードツールを使って新卒向けの採用サイトを制作している最中です。デザインやサイト制作の経験がない自分にとって新しい挑戦ですが、自分の成長につながるので楽しんで取り組んでいます。最近では人事制度の構築にもチャレンジしたいと思っており、採用の枠を超えた人事領域に関われるチャンスが増えてきました。私の入社後、ある程度順調に採用も進めることができており、今後は中長期的な組織成長に向けた仕組みづくりを進めていきたいですね。
ーどんどん挑戦の幅が広がっていますね。
野田:少数精鋭だからこそ、むしろキャリアアップのチャンスは多いと感じますね。どうせやるなら成果を出したいですし。自分自身が納得できる働き方を選び取っていける環境なので、責任あるポジションにも積極的にチャレンジできるんだと思います。
家庭を大切にしながらも、仕事にも本気で向き合う
ーご自身の働き方で、これだけは譲れない!ということはありますか?
望月:精神論になってしまいますが、子どもが体調を崩しても、私は絶対にうつらない!と自分に言い聞かせています(笑)いくらメンバーのサポートがあるといっても、少数精鋭なので一人抜けると負担は大きくなってしまいますから。
あと、困りごとは早めに相談するよう心がけています。実は前職で1人で抱え込みすぎて少し辛くなってしまったことがあるんです。何もかも一人で完璧にこなすのは現実的に不可能ですよね。ずっと活躍し続けたいからこそ、素直に状況を共有して、周囲と気持ちよく協力し合える関係を築くことが大切だと思うようになりました。
野田:私はどんなに忙しくても、保育園の送迎は絶対にやると決めています。息子と2人で過ごせる貴重な時間ですし、「よし、今日も頑張ろう!」とスイッチが入ります。また、リモートワークだからこそ、意識的にオンオフの切り替えを大事にしています。業務が終わったらすぐパソコンを閉じ、子どもとの時間を作ることでリフレッシュできるし、次の日の仕事にも前向きに取り組めます。
仕事を言い訳にしたくないので、家庭とのバランスはかなり意識していますね。疲れた顔を見せるのではなく、いきいき働いている姿を見せることで、結果的に家族にも良い影響を与えていると思います。
ー自分だけで何とかしようとしないことや、環境に甘えるのではなく仕事を楽しむ工夫をする姿勢が大事なんですね。では最後に、求職者の方にメッセージをいただけたら嬉しいです。
望月:まだ定まってない部分も多いからこそ、自分のアイデアをどんどん実現していけるのがBrushupの魅力。誰かに与えられた役割をこなすだけじゃなく、失敗を恐れず行動することを楽しめる人にとっては、これ以上ない会社です。
野田:何事も巡り巡って自分に返ってくると、最近よく感じます。会社や家族のために動いたことが、結局は自分自身の成長や満足度に繋がっている。Brushupはそんな良い循環が自然に生まれています。Brushupは、まだまだ可能性に溢れた会社。一緒に新しい文化をつくっていける仲間をお待ちしています。
株式会社Brushup
設 立:2017年2月1日
従業員数:46名(2025年7月31日時点)
拠 点:大阪本社(大阪府大阪市北区)
東京オフィス(東京都豊島区東池袋)
島根オフィス(島根県松江市西茶町)
事業内容:コンテンツ制作現場のためのコミュニケーションプラットフォーム「Brushup」の開発・運営