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当社でX(旧Twitter)を導入する3つの理由

当社では2021年12月よりTwitter手当制度を導入しています。


本制度はツイートのテーマの強制やフォロワー数のコミット等は設けておらず、以下指標で月次で集計し手当として翌月に換算する仕組みです。

・インプレッション数 5000件で1,000円
・フォロワー増加数  50件で1000円
・エンゲージ率    5%以上で1,000円、10%以上で2,000円
・ツイート数     1ツイート30円

導入時は当社メンバーでも本当にやれるのか少し不安もありましたが、半年ほど経った現在でも日々Twitterを個々に頑張っているので制度としてはそれなりに機能しているのかなと感じてます。


https://twitter.com/studio_michi_?s=20
https://twitter.com/BottoK0412?s=20
https://twitter.com/tanamo_bottok?s=20
https://twitter.com/gorilla6304?s=20

本記事ではなぜ当社でTwitterを推奨しているのか?
その理由の一部をご紹介したいと思います。


目次

  1. Twitterをやることはブランディングを考えるきっかけとなる
  2. Twitterをやることは必然的に自己分析を促す
  3. Twitterをやることは個人のライティング力を養う
  4. Twitterをやることはインプット量を劇的に増やす

その1、
Twitterをやることはブランディングを考えるきっかけとなる

ビジネスで真面目にTwitterに取り組んでいるほとんどの方(私も含めて)は名前だけでフォロワーが増えることはまずあり得ません。何かしら有益な情報、面白い情報、そして人に覚えられるブランディングを試行錯誤しTwitterを行っています。

そして当社では会社でブランディングを設定することは行わず、自分の特性、得意不得意領域を自分で見極めてブランディングを行ってもらってます。

なぜブランディングを個々に考えてもらっているか?
答えは2つ目につながります。


その2、
Twitterをやることは必然的に自己分析を促す

Twitter活動初期、どのようなアカウントにすればよいのか私も非常に悩みました。

初心者用の講座に参加したり、有名な方のnote読んだりして、どのようにすればTwitterを有意義に運用できるかを模索しました。

そして様々な情報に触れた結果、下記の掛け算を実施することがTwitter運用に欠かせないことを学びました。



根底には「価値は絶対的ではなく変動的なもの」の考え方があります。

砂漠で水を売る値段(価値)と日常で水を売る値段(価値)が違うことのように、価値は「絶対的ではなく相対的に決まるもの」であるということです。

自分の知識や経験・スキルを勝てる市場に投下し、価値を高く提供する。Twitterを伸ばすためには市場に見極めが大切であることを学びました。

また、市場の見極めには深い自己分析が同時に必要になることも学びました。

  • 自分の今までの経験をツイートした時に反応してくれる市場はどこか?
  • 他の人からすると努力が必要だが自分では当たり前のように思いつくテーマは何か?
  • 自分の言動で他の方から称賛を受けたテーマはどこか?
  • 仮にその市場に身を投じたとして、希少性があるか?既に飽和した状態か?

この過程を踏むことは、普段の仕事ではあまり考えない

「自分の価値は何か?」

このきっかけは、自分の強み・弱みに向き合う過程を生み出します。そして自分の強み・弱みに向き合う過程を踏んでいる人とそうでない人は、自分を客観視する力に差がでてきます。

少し話はそれますが、経営者とお話しする機会がある中で「自己評価が高く他者評価が低い社員の扱いに困っている」と相談を受けることがしばしあります。

聞くに「自分は正しい」「自分の価値を周りは分かっていない」などと周りに愚痴を吐き、上司を軽視し、フィードバックを聞かない状況であると。なんとかして自身を内省してほしい、考え方を改めて欲しいと願われますが、改善するケースはごく僅かです。

上記の事例はまさに自己の客観視を怠った結果であると感じてます。

こうなると組織のパフォーマンスは著しく下がってしまいます。

こうなる前に自分を客観視することが組織で働く上では必要です。

普段の生活でどれだけの人が自己ブランディングを考えているのか。普段の生活でどれだけの人が深い自己分析を行っているのか。Twitterで自己ブランディングと自己分析の機会を得ることができるようになることをどう捉えるか。

問いかけを自答した結果、Twitterを会社で取り組もうと決意しました。

その3、
Twitterをやることは個人のライティング力を養う

言わずもがな、twitterは原則140文字以内で伝えたいことを端的に伝える必要があります。

伝えたいことがまとまってないと140文字に収まらない。
伝えたいことが短過ぎても何が言いたいのか伝わらない。

開始当初は書いては修正、書いては修正を何度も繰り返し、自分のライティング力の低さに愕然とした記憶があります。


(上記はtwitter開始直後。なんか良いこと言ってるっぽいけどよく分からない。ちなみに1時間ぐらい掛かっていた記憶。)

しかし、このプロセスは繰り返していくうちに
自身のライティング力に変化を及ぼしました。

無駄な修飾語、接続詞を使わなくなったり、
回りくどかった文章が少し読みやすくなったり、
一言定義が前より上手になったり、
自分の想いを文字に起こせるようになったり、
枕詞の重要性を理解できたり、

とにかく多くのライティングの変化を体感し、業務に好影響を及ぼしました。

加えて、当社はテレワークの環境下なのでテキストコミュニケーションは必須の会社です。自分の考えや想いをテキストに起こせることは業務上必須のスキルです。
個々がライティング力を鍛えることは同時にチームの生産性を上げることにもつながります。

上記の理由も、Twitterを会社で取り組む大きな理由の一つです。

その4、
Twitterをやることはインプット量を劇的に増やす

これも経験談ですが、毎日ツイートしようと試みた時に起こり得る症状として「ネタ切れ」があります。

日々の経験や、今までの知識・スキルからネタが思い浮かぶ時は順調にツイートできますが、思い浮かばない時は全く何をツイートしていいか分からない状況に陥ります。

(ちなみに私の場合、ネタ切れを起こすと引用リツイートで何とかツイートする癖があるみたいです)


自分の体験、考えなどをツイートするためには普段からネタを生成する習慣が必要です。

そしてネタの生成のためには、本やネット情報、人との会話、何気ない状況などにアンテナを張り巡らせ、常にインプットを行う必要が出てきます。Twitterというアウトプットの機会があるからこそ、インプットしなければならない環境が生まれるのです。


他にも以下の理由があります。

  • Twitterをやることは個人の継続力を養う
  • Twitterをやることは個人の人脈を広げる
  • Twitterをやることは個人の選択の幅を広げる
  • Twitterをやることは会社の見えない資産に繋がる

ここまで読んでくれた方々の中で、
「会社のマーケティングや販売促進などの視点が全くないじゃん」と期待外れ感を抱いた方も多くいらっしゃるかも知れません。

というのも、私個人としてはTwitterを販売促進のチャネルなどと捉えておらず、「社員教育の機会」と捉えています。

  • 自己ブランディングを考えるきっかけの場
  • 自己ブランディングを考える上で自己分析を行う場
  • ライティングの訓練を反復して行える場
  • アウトプットの機会を通じてインプット量が増える場

上記を促進できるのであれば、Twitter手当制度を導入することは決して高い投資とは考えていません。これからもメンバーにはTwitterを通じて上記スキルを個々で高めてもらいたいと考えてます。

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