子会社の「株式会社エヴァーブルースカイ」では、現在神奈川県・千葉県で7つの宿泊施設を運営していますが、第3弾は真鶴で運営する「HOTEL FARO manazuru / 燈下」についてご紹介します。
目次
施設について
真鶴ってどんなところ?
レストラン『燈下』
真鶴をもっと知って、遊んで、好きになる!
施設について
「HOTEL FARO manazuru」は、神奈川県真鶴町にて地元の方々やファンに惜しまれながら閉館した割烹旅館をリノベーションして、2023年12月にオープンしたホテルです。
「FARO」はイタリア語で「灯台」を意味する言葉。
人々が集う場としての価値を引き継ぐとともに、地域に根ざしたホテルとして真鶴の未来を明るく照らす灯台のような場所になることを目指しています。
開業後からは屋上緑化も進め、レストラン「燈下」とともに高く評価していただいており、真鶴町の地域に一石を投じる取り組みとなっています。
真鶴ってどんなところ?
真鶴町は神奈川県の西部に位置していて、都心から電車や車で1時間半程の距離とアクセスは良好。
1993年に制定された通称「美の条例」により大規模な建築開発がされなかった為、素朴で生活感のある海辺の景観や住民のつながりの強さ、生活の豊かさも魅力的な町です。近年ではそうした町並みや暮らしに惹かれ、都心部からの移住者も増えています。
その歴史も古く、『大国主神』・『事代主神』・『少彦名神』が祀られる「貴船神社」は寛平元年(889年)の創建と言われていて、7月に行われる「貴船まつり」は日本三船祭とされ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
また、源頼朝ゆかりの地も存在していて、中でも「鵐窟(しとどのいわや)」は戦いに敗れた頼朝が一時身を隠した場所として知られています。
真鶴半島の小松山から産出される「本小松石」は香川県の「庵治石」と並んで最高級品のひとつとされていて、鎌倉時代の都市建設や、江戸城の石垣、徳川家代々の墓石などに使用されてきました。この石は「HOTEL FARO manazuru」の貸切家族風呂にも使われていますが、リノベーション前の旅館で利用されていた岩風呂をそのまま活用しています。
レストラン『燈下』
窓から温かな光が差し込み、相模湾を一望することができるレストラン『燈下』は、真鶴半島と相模湾が育んだ地場の⾷材を使⽤した料理を、ご宿泊者はもちろんのこと、地元にお住いの方や観光客の方々にご提供しています。朝⾷、⼣⾷だけでなく、ランチやスイーツ、テイクアウトなど朝から夜までどの時間帯でも利⽤しやすいオールデイダイニングとして沢⼭の⽅々に親しまれる場所を⽬指しています。
⾷材には真鶴の名産である新鮮な⿂、旨味をギュッと凝縮させた⼲物、温暖な気候で育った柑橘類、 真鶴で採れる海苔の⼀種のはば海苔などが活かされています。 冬でも暖かい⾵を⽣む相模湾に向かって傾斜している真鶴半島は、太陽の光を思う存分取り⼊れて豊かな緑が育まれています。港町の⿂だけではなく、豊富な⾷材に恵まれた地の味を『燈下』でお楽しみください!
真鶴をもっと知って、遊んで、好きになる!
観光客や旅行客にとって、真鶴は過ごし方のイメージが湧きにくいことや、誰もが気軽に立ち寄れるようなカジュアルな飲食店が少ないこともあり、周辺の湯河原、箱根、小田原に人が流れるようになっています。町に住む方も年々減少していて、他の地方都市と同様に空き家の増加も懸念されています。
当施設が目指しているのは、真鶴半島の中心に立つ「HOTEL FARO manazuru」が地域のランドマークとなり、美味しい料理とホスピタリティを求めて、地元も含めた色々な場所から人が集まるようになること。そしていつしか真鶴の未来を照らす場所として、地域に馴染み新しい循環を生み出す役割を担えるようになること。
まずは一度足を運んで、真鶴の良さを味わってみてください!