大手企業で300名採用を牽引する上席主任から、人事経験を積んでいく中で辿り着いた「キャリア教育」ベンチャーへのチャレンジ。
みなさんこんにちは!Beyond Cafe採用担当です。
Beyond Cafeは、「キャリア教育のリーディングカンパニーになる」をビジョンに掲げ、新卒採用イベント・新卒人材紹介事業を展開するHRベンチャー企業です。
キャリア教育における問題を民間の立場から解決すべくHR領域から事業をスタートしました。今後は、全国に若者のキャリアコミュニティを創出し、テクノロジーの力やキャリア教育の仕組み化を通して、日本で最も「キャリア教育をアップデートした会社」を目指します。
今回はキャリアデザイナーチームのメンバーインタビュー記事の紹介です。キャリアデザイナーチームは、学生一人ひとりのキャリアに寄り添い、その先の人生を豊かにする支援を行うチームです。
今回は2025年4月に入社した瀬上にインタビューいたしました。大手不動産会社で新卒採用の上席主任として活躍していた彼が、なぜ新卒エージェントの世界に飛び込んだのか。その真相に迫ります!
瀬上 亮(Segami Ryo)/ 人材紹介事業部 責任者
大阪府出身。幼稚園から大学までサッカー一筋。プロサッカーチームのジュニアユース出身で、中学時代は全国大会出場。スポーツ推薦で全国常連高校に進学。大学でサッカーのキャリアは終えるも、ビジネスの世界で挑戦を決意。大手不動産企業で約10年間、採用人事として300人規模の新卒採用を牽引。その後、ITベンチャーでの経験を経て、2025年4月にBeyond Cafeへ入社。現在はキャリアデザイナーとして学生支援と企業支援の両輪を回している。
サッカー時代から大手企業への就職
上席主任として新卒300名採用に向けての大改革
サッカー少年が、予期せぬ「採用人事」の世界へ
――瀬上さんは学生時代、ずっとサッカーをされていたんですよね。
はい。幼稚園から大学まで、本当にサッカー一筋でした。中学時代はガンバ大阪堺のジュニアユースに所属して全国大会にも出場、高校は奈良育英高校でプレーしていました。
高校、大学では思うような結果を残せず挫折を味わいましたが、その経験があったからこそ「ビジネスの世界で自分の力を証明したい」と思えたんです。
――就職活動は、どのように進めたんですか?
正直、最初は右も左もわからない状態でした。サッカー以外のことをほとんど知らなかったので。
そんな時に、とある大人と出会って。その人にボロクソに言われたんですよ(笑)。でも、その人のおかげで自分のキャリアをちゃんと考えられるようになりました。
その対話の中で、自分が「街を見ること」や「人の暮らし」に興味があることに気づいて。中学から高校への引っ越しで感じた、家を離れる寂しさと新しいスタートへの期待。家で過ごす時間が人を形成していくという実感。
「家や暮らしに関われる仕事って、やりがいを持てそうだな」と思って、不動産業界を選びました。1社目に決めたのは、「実力主義の文化」と「大手の看板」という2つの理由からです。
――でも、配属されたのは採用部門だった。
そうなんです(笑)。営業職として入社したつもりが、配属されたのは本社の採用部門。総合職約200人の同期の中で、、本社の採用部門に配属されたのは僕だけでした。
内定者サイトで横のつながりを作ろうと動いていたのが、「採用で活かせそう」と思われたらしくて。
でも、希望していない配属だったし、5人体制で300人の新卒採用を担当することに。「俺、希望してないのに...」って思いながらの1年目でしたね。
30分の説明会が、採用人事としての転機に
――そこから、どう変わっていったんですか?
転機になったのは、初めて任された説明会です。2時間の枠で話すはずが、僕30分で終わっちゃったんですよ(笑)。
これはやばいなと思って、残りの1時間半を就活相談に変えてなんとか乗り切ったんですけど、「来てくれた学生に対して、本当に申し訳ない時間になってしまった」って、めちゃくちゃ反省して。
そこから、説明会のストーリーを一から作り直しました。自分なりに話せる材料を増やしていったんです。夏から秋にかけて、どんどん改善していって。
そして1年後、新入社員から「瀬上さんの説明会を聞いて、この会社に入ると決めました」って言われた時は、本当に嬉しかったです。
――そこで、採用という仕事の意義を感じたんですね。
そうですね。若い人材が会社に入ることで新しい風が吹く。人員が増えればアプローチできるお客様も増えて、そのお客様が次のステップに進めるような支援ができると、社会への貢献度も上がっていく。
採用って、そのファーストステップなんだって、そこで初めて気づいたんです。
採用のやり方を大胆に変革。50~60人を巻き込んだプロジェクト
――その後、採用の主任になって、大きな改革をされたと聞きました。
はい。正式に主任になって、採用のやり方を大きく変えました。
一番大きかったのは、合同説明会からの完全撤退です。合説だけで数千万円使っていたんですが、調べたら承諾者がゼロだったんですよ。それなら全部DMに変えて、来てくれた学生をちゃんと説明会や選考につなげる方が良いと思いました。結果は、成功でした。
もう一つの大きな挑戦が、採用活動の短縮化です。それまで12月まで続けていた採用を、6月で終える計画を立てました。活躍人材を分析したら、6月以降の内定者にあまりいなかったんです。
でも6月で終えるには、人事だけでは無理。現場を巻き込んで、50〜60人くらいの体制を作りました。副社長に怒られながらも(笑)、なんとか6月までに目標を達成できました。
「新卒以外もやりたい」という思いから、転職の決断
――そこまで活躍されていたのに、転職を考えたのはなぜですか?
実は3年目くらいから、「営業をやらせてほしい」って上司に伝えていたんです。でも何度かチャンスはあったものの、「新卒採用、お前を外したら誰ができるんだ」と言われ続けて。
そして2022年の夏、副社長から「中途採用もやってみないか」と声をかけられました。待ちに待ったチャンス!と思って部長に相談したら、また「じゃあ新卒は誰がやるの?」と言われまして。
体制案も出したんですが、承認してもらえなくて。「このままじゃ1回しかない人生で自分のキャリアが止まってしまう」と思って、辞めることを決めました。
人事としての経験を積んでいく中で辿り着いた
「キャリア教育」へのチャレンジ
――1社目退職後の転職活動では、どんな軸で会社を探したんですか?
新卒採用の経験を活かせて、中途採用にも関われること。そして組織づくりにも関わっていけるような環境。この3つを軸に探していました。
そして2社目に入社しました。そこでは新卒も中途もやっており。新卒は経営者候補や総合職、Webデザイナー。中途は営業職。新卒6割、中途4割くらいの割合でしたね。
念願だった中途採用にも関われて、やりたかったことが実現できていました。
――でも、そこでも転職することになった。
業績が悪化して、突然カスタマーサクセスへの異動を命じられたんです。採用から離れることになって。
CSの仕事も面白かったんですよ。初めてクライアントとセッションができて、解約阻止やアップセルのストーリーを作るのは刺激的でした。でも、スキルが身についている感覚にはなれなくて。
コーチングで見つけた、本当にやりたいこと
――そこでコーチングを受けたんですよね。
はい。CS をやっている時に、キャリアに対してのモヤモヤがあって、コーチングを受け始めたんです。
コーチと対話していく中で、過去を深掘りしていったら、また自分の就活時代の話に戻っていきました。
――どんなことを思い出したんですか?
サッカーしかしてこなかった自分が、就活で世の中のことを何も知らなかった経験。説明会に行きまくって、新しいことに触れる楽しさを感じたこと。
東京タワーが見えるITベンチャーのオフィスで、「箱根駅伝の中継で、各校の順位が変わった時にテレビで表示される順位も自動で切り替わるシステムを作っているのは、うちの会社なんです」と聞いた時の衝撃。世の中ってすごいなって、本当に刺激的だったんです。
でもある日、気づいたんです。「どこの会社も『世の中のため』『お客様の笑顔のため』って言っている。じゃあ、どこに行っても一緒じゃないか」って。志望理由も語れないし、どうしようって迷いました。
――採用担当として働く中で、同じような学生を何人も見てきた。
そうなんです。数年経っても同じことが繰り返されている現状に、疑問を感じていました。
それで、こう思ったんです。「スポーツを頑張ってきた子たちが、その道が閉ざされた時、どんなキャリアを歩んでいけばいいのか。もしプロとしてキャリアをスタートしてもセカンドキャリアをどう考えるか。自分のキャリアを自分の意思で選択し、切り開いていく。そのためには、大学やそれ以前のキャリア教育に関わっていけたら、めちゃくちゃ面白いんじゃないか」って。
コーチングを通じて、自分が本当にやりたいことを言語化できました。それが、若年層のキャリア教育だったんです。
――キャリア教育に関わりたいと思ってから、どう動いたんですか?
2024年の夏前、HRメガベンチャーがプロサッカーチームのユースに対してキャリア教育プログラムを展開しているというニュースリリースを見つけたんです。
「これだ!」と思って、自分のサッカーの経歴と、採用・キャリアの経歴と、これからやりたいことの親和性を、熱く語ったメールを送りました。
ただ、「現在、採用予定はございません」という定型文が返ってきました(笑)。
まあ、そうだよなって。でも諦めきれなくて、他にキャリア教育に関われる仕事はないかと探し続けました。
Beyond Cafeとの出会い
――Beyond Cafeとは、どんな出会いだったんですか?
再びキャリア教育に関われる仕事を探していた時に、WantedlyでBeyond Cafeの記事をたまたま見つけたんです。
代表のカルさん(伊藤)の記事をはじめ、資料なども目を通し、スポーツ領域ではないけれど、学生や若年層のキャリア教育に関わることができる。そしてこの会社はキャリア教育に本気で向きあっている会社だと思い、非常にワクワクしました。
エージェントは未経験でしたが、「話だけでも聞けたら嬉しいな」と思って、エントリーボタンを押しました。
――最終的に、Beyond Cafeに決めたのはなぜでしたか?
正直、キャリア教育への観点から最初からBeyond Cafeにほぼ決めていたんです。ここまで自分の実現していきたい、社会に出る前の就活生に、本質的なアプローチ(=根本的な自身の価値観を整理し、自分のキャリアビジョンを明確にしていく)している会社はないと考えていました。
他にも採用コンサルやRPOの会社も見ていました。採用コンサルの仕事も魅力的でしたが、BtoBの前にBtoCをやりたかったんです。
「Cの気持ちが分からないのに、Bのこともできない」って思っていて。キャリア教育に焦点を当ててきた自分だからこそ、そこがあってこその採用コンサルだと思ったんです。
Beyond Cafe入社後に感じたギャップ、そして今後の目標
入社後のギャップ
――2024年4月に入社されて、想像とのギャップはありましたか?
良い意味で、ギャップはなかったですね。
学生さんと面談して、その子たちに合いそうな会社を紹介して、企業と学生の未来を作っていく。想像していた通りでした。この規模の会社なので、社員ともコミュニケーションが取りやすいですし。
――逆に、大変だったことは?
最も苦労したのは、200社のクライアント企業を覚えることです。1ヶ月のインプット期間は、本当に死ぬかと思いました(笑)。
企業理解テストもあって、カルさん(代表)が学生役をやって「この企業を説明してみて」って。何度不合格になったか分かりません。途中からカルさんも「もうこの10社から出すから、これ覚えて」みたいな感じになりましたけど(笑)。
――人事との違いで感じたことはありますか?
採用人事って、1対Nで自社商品を売る「メーカー営業」みたいなものだと思うんですよ。でもエージェントの仕事って、N対Nの結びつけじゃないですか。
採用人事の時は、その業界や会社に興味を持ってくれた、ある程度価値観や考え方が近い学生が集まってくる。でもエージェントは、本当に価値観がバラバラ。学生によって合わせる力が、人事よりももっと求められますね。
やりがいは「これから」
――入社して半年以上経った今、やりがいを感じていますか?
正直、まだやりがいは見えていないんです。
学生の思いを言語化して、企業を探して紹介して、内定承諾が生まれる。そこにある種の達成感はあります。でも、まだスタートできていないじゃないですか。
――「スタートできていない」とは?
その子たちが入社して、どう成長していくか。それを見ないと、本当のやりがいは見えないと思っているんです。
内定承諾って、通過点だと思っているんです。学生のキャリアを考えた時に、入社して、働いて、できない壁にぶつかって、それを乗り越えた先に初めてその仕事で得られるやりがいがあると思っていて。
企業目線でいうと内定承諾いただいた学生が入社後に定着してくれるか、活躍してくれるかによって、その採用がどうだったかという振り返りになるので、あくまでスタートラインにたっただけなんですよね。
そういう意味では3者(学生/企業/私たち)のやりがいのスタートラインを作れたのは良かったと感じています。
――人事を経験されてきた瀬上さんだからこその意見ですよね。それでは瀬上さん自身がそれ以外で入社して良かったことはありますか?
3つあります。
一つ目は、学生や若年層のキャリア支援に関われていること。
二つ目は、企業経営において、重要な採用支援に関わっていること。
三つ目は、初めて売上を立てる仕事をしていることです。
――売上を立てる、というのは?
CSやサブスク型のビジネスと違って、エージェント業は成果を出さなければ売上はゼロじゃないですか。
このしびれ具合というか、初めて野生的な生き方をしている感覚があります(笑)。それが大変でもあり、面白くもある。この年齢になって味わえているのは、面白いですね。
――周りのメンバーからも学ぶことが多い?
カルさんもゆりさん(溝口)もなぎさん(奥村)も、年齢で見れば僕より下です。でも営業という観点で見れば、みんな僕よりも経験値が高い。学べることがたくさんあります。
そういう仲間と出会えたことも、良かったことの一つですね。
今後の目標と、Beyond Cafeをどうしていきたいか
――Beyond Cafeでの今後の目標を教えてください。
個人としては、どこまで行っても若年層のキャリア教育に関わっていきたい。そして、企業と学生どちらにとっても、採用で困ったこと・就活で困ったことがあれば、Beyond Cafeに相談してみようと第一想起をされる状態を目指したいです。
そして何よりも、日本のキャリア教育に貢献していきたいと思っています。
――組織としては、どうしていきたいですか?
Beyond Cafeがやっていることは、本当に良いことだと思うんです。だからこの規模に収まらず、もっと人数を増やして、支援できる学生も企業も増やして、そこからムーブメントを起こせたら嬉しい。
その時のサービスが人材紹介じゃなくなる可能性もあるかもしれませんが、そういう会社にしていきたいです。
最後にこの記事を読んで下さった方にメッセージ
――最後に、Beyond Cafeにおすすめな人を教えてください。
心は子供で、頭は大人な人ですね。
――それはどういう意味ですか?
心が子供というのは、ピュアに自分のビジョンに向かっていける人。何でも楽しもうとする人。危ないと知らずに、あえて進んでいくような冒険心を持つ人。
子供って、危ないことでも危ないって知らないから次に進んでいくじゃないですか。でも、やってみたいからやっていく。そういう心を持っている人。
――頭は大人、というのは?
理性を持っているということです。
やってみてうまくいかなかった時に、「なぜうまくいかなかったのか」を分析して、「じゃあこの問題をクリアにしていくためには、次こんなアクションをやっていったらもっとうまくいくかも」って、そういう思考を回せるような人。
さらには、自分のことだけでなく、周りを活かすためには、世の中を良くするためには、と考え行動できる人ですね。
PDCAをちゃんと回せる人が、この組織では活躍できると思います。
――なぜそのバランスが大事なんですか?
カルさんも30歳を超えて、ゆりさんも29歳。働いているメンバーの年齢とともに、多少大人な考え方になってきている。
昔のBeyond Cafeは多分、若さしかなかったと思うんですけど。でも今は、そのバランスが大事になってきているんじゃないかと思います。
――読んでいる方へ、最後に一言お願いします。
改めて入社して良かったと思っているのは、やっぱりキャリア教育に関われていることです。
学生のキャリアを支援できて、企業の採用も支援できて。そして、少数精鋭だからこそ、会社を一緒に創っている実感もある。
もし昔の私みたいに、キャリア教育に関わっていきたい、より手触り感がある形で裁量を持って仕事していきたい、成長していきたいという方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に働きたいなと思っています。お待ちしています!