こんにちは!
株式会社Berryの採用担当です。
今回は、現在Berryでインターンとして勤務している大学院生の根田さんにインタビューしました。
文学部から経済学へと専門を変え、今は組織内コミュニケーションを研究中。まったく異分野から飛び込み、Berryでデータ分析に挑戦している姿はとても刺激をもらえます!
どんなきっかけでBerryに参加し、どのように成長しているのか、学生さんならではの視点でお話いただきました。
ぜひ最後までご覧ください✨
✨プロフィール✨
~根田 大和さん~
専攻:経済学(大学院)/研究テーマ:組織内コミュニケーション
趣味:語学(英語以外)、旅行、書店巡り
\ 北京の頤和園 /
\ 語学が好きで、ベトナム・香港で購入したお気に入りの辞書 /
きっかけは「実務でデータに触れたい」という想いから
── Berryでインターンを始めたきっかけを教えてください!
大学院でデータを使った研究を進めようと思ったのですが、自分のスキル不足を強く感じていました。Pythonも独学していたのですが、数カ月やっては忘れ、またやり直すの繰り返し。そんな状況で「日常的にデータを扱う環境に飛び込みたい」と思っていたところ、Berryの募集を見つけたんです。
医療も3Dデータもまったく未経験でしたが、挑戦できるチャンスだと考えて応募しました。
「数字の裏にある問い」に挑む仕事
── 現在の業務について教えてください。
最近は「ヘルメット提供の状況と治療効果の分析」に取り組んでいます。患者さんの症状や治療効果のデータを前処理し、統計的推論を行って「サービスとして何が効果的か」に答えを出す仕事です。
また印象的だったのは、直近の効果比較の分析。教科書通りの因果推論手法では対応できず、近年の論文を読み込みながら自分で推定方法を工夫しました。大学で学んだ知識を「実際に使える形」に変換するのは大変ですが、その分やりがいも大きいです。
最初は不安だらけ。今では「想像力」が身についた
── 初めての仕事の印象はどうでしたか?
最初は本当に何をすればいいのか分からず、データ前処理だけでも膨大な時間がかかりました。指示を逐一仰ぎながら進める状態で……。でも社員の方は叱るのではなく、寛容に受け止めてくださって。むしろ「もっとしっかりしなきゃ」と自分に反省を促されました。
── インターンを通じて成長を感じた点はありますか?
一番大きいのは「データ分析に必要な操作を見極める想像力」が身についたことです。
「この変数を作るには、このテーブルからこう取り出す必要がある」といった思考が自然に働くようになり、効率的に手を動かせるようになりました。以前は「データが足りない」と思って止まってしまっていた場面でも、「これはこの情報からでは調べられない」と割り切れるようになったのも進歩です。
社員との対話が新しい発見を生む
── 印象に残っているアドバイスやエピソードはありますか?
最初に渡されたデータは変数が少なく、分析の余地は限られていると思いました。ところが社員の方が「こんな切り口はどう?」と次々に提案してくださり、今でも課題が尽きることはありません。限られたデータに多くを語らせるには、データへの巧みな問いかけが必要ということですね。これは他ではなかなか学べなかった気がします。
また「最低何枚の写真があれば正確な3Dデータがとれるのか」といった質問に、理論的な答えを楽しそうに話してくださる方や、症状の改善傾向について素朴な疑問をもち理由を探ろうとする方からは、科学的な好奇心を感じ印象的でした。
Berry魅力
── Berryの魅力はありますか?
とにかく社員の皆さんが優しいです。面接の時から誠実で温かい雰囲気がありましたし、オフィスでも「その席だと作業しづらくない?」と声をかけてもらえるような気配りがあります。
また私の仕事の上流では、もっと複雑なデータが蓄積されるシステム構築を、社員の方が担当されています。私はその後のきれいなデータで面白い仕事をさせていただいています。私の関心を考慮した仕事をいただいたことに感謝しています。
── オフィスで印象に残っているものは?
Berryのオフィスは遊び心を忘れず雅趣に富んでいると思います。入るとまず、ヒマラヤの3Dデータをモチーフにした壁材に目が留まります。壁にヒマラヤの絵を飾ることはあっても、その地形をオフィスの壁にとりこむ発想はなかなか無いですよね。初めて見たとき、技術と美意識の意外な形での融合にワクワクしました。3Dのデータと技術でこんなこともできる、という意味で象徴的だと感じます。
将来に向けて
── 今後のキャリアでBerryの経験をどう活かしたいですか?
データの前処理から効果検証の統計的推論まで、一連の流れを実務で経験できたのは貴重です。博士課程での研究に必ず活きると思っています。
── これから挑戦してみたいことはありますか?
因果推論や機械学習の手法をもっと積極的に取り入れていきたいです。Berryで得た経験を土台に、自分の研究や今後のキャリアに広く応用していきたいです。
学生へのメッセージ
── 最後に、Berryでのインターンを検討している学生に向けてメッセージをお願いします。
Berryにはデータ分析以外にも多様な仕事があります。自分が切実に学びたい分野と業務が重なる人にとって、これ以上ない環境です。経験が少なくても大丈夫。安心して挑戦してみてください!
Berryには、根田さんのように 新しい領域に挑戦しながら成長できる環境があります。
「挑戦してみたい」「ちょっと面白そう」と感じた方は、ぜひ気軽に選考に参加してください。
私たちと一緒に学び、成長し、新しい価値をつくっていける仲間に出会えることを楽しみにしています!