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【社内制度インタビュー Vol.2】社内コミュニケーションを促進する「部活動制度」を調査〜最も本気な部活「本気音楽部」編〜

弁護士ドットコムでは、社内コミュニケーション促進を目的としたいくつかの施策を実施しています。このページでは、そのような施策の数々を「社内制度インタビュー」として順番にご紹介。第2弾の今回は、「部活動制度」についてのご紹介です。数ある部活動の中でも最も「本気」で取り組む、ある部活動を紹介します。

豊富な部活動で選択肢充実 同じ趣味仲間との交流の場に

弁護士ドットコムには、公式部活動が10部あり、約280名が入部しています(2024年8月現在)。部活動は正社員に限らず、全拠点に在籍する業務委託社員・派遣社員・アルバイトが参加可能であり、部活動を通した社内交流の活性化を目的に活動を実施しています。部活動を行った人数に応じて、会社から部費を補助する制度です。

【部活動(公式)一覧】
トレッキング部、ボードゲーム部、starto部、学芸部、本気音楽部、駅伝部、ゴルフ部、オールラウンド部、筋肉村、バドミントン部

いずれの部活動にもそれぞれの特色がありますが、今回は「私たちが一番“本気”で活動しています!」と自信を持って答えてくれた、「本気音楽部」にインタビュー。ライブにも密着しました。

本気で取り組み、本気で楽しむ 本気だからこそ味わえる大人の青春

TALK MEMBER

藤田 和樹さん:クラウドサイン事業本部 パートナービジネス部 チームマネージャー
本気音楽部部長であり本気音楽部の発起人。ドラム兼ベースを担当。「明日死んでもいいように全力で生きる」をモットーにするも、2024年1月の本気音楽部のライブが楽しすぎてすぐには死にたくないと思ったというほど、常に本気で音楽と向き合う熱さを持つ。
信江 亜由美さん:クラウドサイン事業本部 MeetingBaseチーム チームマネージャー
本気音楽部副部長兼経理。ボーカル兼ギターを担当。ギターの他にもベース、アルトサックス、キーボードができるという真の音楽家。本気音楽部の活動以外にもビッグバンドジャズ(外部)に参加している。社内で信江さんを知らない人はいないというほど、知名度も人気も兼ね備えた弁護士ドットコムのタレント社員。

ーー本気音楽部の活動内容を教えてください。

藤田:バンド活動がメインですが、音楽に関わることなら何でもやっていいというスタイルでやっています。ボーカルの練習のためにカラオケに行くこともOKですし、部活動メンバーと音楽フェスに行くというのもOKです。ボイトレや楽器レッスンに通う人もいますし、音楽に関わること全てを本気音楽部の活動と見なしています。全体の大きな活動としては、ライブを半年に1回、ライブ以外の小規模イベントを3ヶ月に1回くらいの頻度で実施していて、とにかく「本気」で音楽を楽しみ、日々のストレスを解消し、充実した社内生活を送ることを目的に活動しています。

ーー本気音楽部はいつから活動していますか?

藤田:公式部活動として承認されたのは、2023年4月26日ですが、2022年に僕を含めた社員3人でバンドを始めたことがきっかけです。そこから、社内には他にも音楽が好きでバンドをやりたい人がいるのではないかという話になり、何人かを誘ってプライベートでバンド練習を始めました。その後、いっそのこと部活動にした方が活動の範囲が広がるのではないかということになり、さらに色々な方にお声がけをし部活動化したという経緯です。正直最初は、部費が欲しいという下心も少しありましたが……(笑)。

信江:部員を集めるためにSlackチャンネルを作ったら一気に10人くらいが集まってくれて、「これはガチでやらなきゃ!」と力が入ったのを覚えています。今でも毎月の活動報告をあげると、2〜3人くらいはチャンネルに入ってくれるので、部員数はどんどん増えています。それだけ音楽好きな人が多いんですよね。

ーー「本気音楽部」という部活動名の由来を教えてください。

藤田:最初は、軽音部か音楽部にしようかと思っていたんですが、それだと普通すぎて面白くなかったので、スタジオ練習後のお酒の席で話し合いをしたんです。「本気で楽しむ」ことをモットーにしたかったので、「マジ」を付けよう、「マジ音楽部」にしようとなりました。実は設立当初は「本気(マジ)音楽部」だったんですよ。でも、真っ直ぐ音楽に取り組む部活だから、読み方も真っ直ぐの方がいいよね、ということになり「本気(ほんき)音楽部」に読み方を変えました。

ーー部員の特長はありますか?

信江:大人しい人柄の方が多いですね。飲み会でもわーっとなるタイプの方よりは、しっぽりと嗜むというような。でも音楽って人を変えるんですよ(笑)。普段物静かなタイプなのに、ライブになるとスイッチが入って豹変する方も数名いたりとか……。

藤田:本気音楽部というと入部のハードルが高いように感じるかもしれませんが、楽器初心者の方もいます。部活に入ってから楽器を買って、レッスンを始める方もいるので気負わずに入部して欲しいです。

ーー本気音楽部を結成してよかったと思うことは何ですか?

藤田:大人の青春ができること(笑)?今はライブ前だから特になんですが、本当に本気で音楽と向き合ってるんですよ。ライブ前の土日は必ず全部練習に費やしますし、ライブがない時でも月に1回はスタジオ練習をしてるんです。大学のサークル活動みたいで、もう一度青春を味わわせてもらってます。

信江:この前の3連休も全部練習しましたよね。私は会社に知り合いが増えたのが嬉しいです。普段あまり関わる機会のない他部署の方とも仲良くなったりして、今まで全社イベントに行くと孤独な時間があったんですが、それがなくなりました。会社でもすれ違えば手を振りますし、交流が増えることでやりやすくなった業務もあります。

ーー今回ライブを開催するとのことですが、ライブの概要を教えてください。

藤田:2024年1月に初ライブを開催し、今回は2回目のライブとなります。出演者22名、6バンド、観客約50名の規模でライブハウスを貸し切って行います。1月は100名規模の大きなライブだったんですが、今回は『本気じゃない夏のJ-ROCK』をテーマに、あえて「ゆるい」ライブにしたいんです。ゆるくと言いながら出演者はみんなもちろん本気ですけど(笑)。

信江:ライブ用のロゴも作成しました。メンバーにデザイナーさんがいらっしゃるので、毎回こだわりのロゴを作ってもらってます。ロゴを使ったステッカーとTシャツも作って、音楽以外にも本気を出しちゃってます(笑)。

ロゴ制作デザイナーからのコメント

「ゆるい」ライブというコンセプトから、ロゴではその「ゆるさ」から夏風や波の曲線のイメージをメインに、夏というワードから感じるわくわく感や遊びを表現しようと試行錯誤しています。特に「夏」の上の部分は本気音楽部の部活ロゴでもモチーフにしている五線譜をゆるーくあしらい、部活ロゴと共通の遺伝子を持たせました。業務からは離れ、イマジネーションの赴くままにデザインを行うことは、大きな声で歌ったり、楽器を自由に演奏するのと同じような爽快感が得られるように感じます。ロゴ制作も本気音楽部の活動の一部なんだなあと感じながら、全力で楽しむことができました(クラウドサイン事業本部マネージャー・笛田満里奈)

ロゴがかっこよすぎて、ベースに貼りました!というメンバーも

ーーそれでは、ライブへの意気込みをお願いします。

藤田:ライブ毎にバンドは解散する仕組みなので、一回一回のライブが大切なんです。花火みたいにパッと咲いて散ります(笑)。観客のみなさんに楽しんでもらうためにも、自分たちが全力で楽しみます!一緒に楽しみましょう!

信江:1月のライブに来てくれた方も今回が初めての方も楽しんでもらえるライブにしたいです。本当に練習を頑張ったので、本番も本気で頑張ります!

【ライブ密着レポート】真夏に奏でる本気の音楽に密着

2024年7月21日(日)中野 hevysick ZEROにて本気音楽部ライブ Vol.2『本気じゃない夏のJ-ROCK 』を開催。

出演者は朝早くからスタジオに入り、入念なリハーサルを実施。

楽しみすぎる!という声の一方、緊張して居たたまれないない様子の出演者も。

遂に本番。照明の演出も加わり、リハーサルとは違った雰囲気のステージに。

真夏の猛暑の中、社員やその家族、出演者の友人たちが応援に駆けつけた。手作り団扇やペンライトを振る姿はまるでアイドルのステージのよう。

会場の盛り上がりとともに、出演者たちの本気度もさらに高まる。

本気でやりきった出演者たちからは達成感に溢れる笑顔が。

出演者の感想

侮るなかれ、本気音楽部。今回は事業部や部門・職種、時に会社を超えて、バンドを組むケースが増えました。ますます面白い繋がりが増えつつ、部活としての一体感も出てきてると感じてます。なにより、休日なのにも関わらず、ライブハウスに足を運んでくれたみんなと一体になれるあの感覚。演奏する側、見てくれる側も一緒になって叫ぶ最高の空間が日々の仕事に彩りを与えてくれてると思います。弁護士ドットコム入社時には想像もしなかった仕事以外での大切なつながり、時間が増え、会社への愛着もより強くなってきました。今後も盛り上げていきたいです。(デザイン部部長・内藤竜一)
自分にとって、入社後初めてのライブでした。正直、緊張と興奮が入り混じった複雑な心境でしたが、ステージに立つと一気にその感情が集中力へと変わりました!まず、休日で猛暑の中、来場してくださった観客の皆さんの温かい反応に感謝したいと思います。オープニングアクトとして演奏を始めた瞬間、客席からの拍手や歓声が聞こえ、自分の音楽が誰かに届いているという実感が湧きました(笑)。Hi-STANDARD(バンド)のコピーでは2曲とも、サビの部分で自然と観客のみなさんからの掛け声があり、その場の一体感を感じることができました。今回のライブを通じて、音楽の持つ力を改めて実感しました。そして、何よりもライブを支えてくださった会場スタッフの皆さん、応援してくれた家族や友人、そして何よりも観客の皆さんに心から感謝します。皆さんのおかげで、最高の一夜を過ごすことができました!!これからも本気音楽部一同、一層練習に精進し、演者も社内の部署も超えて絆を深め、次の年明けのライブではさらに成長した姿をお見せできるよう頑張ります。今後とも応援よろしくお願いいたします!!(人事本部マネージャー・青山敬次郎)
本気音楽部は、社内外問わずさまざまなメンバーが参加しており、普段仕事ではあまり関わりのない方とも一緒に活動し、交流を深める貴重な機会となっています。当日は最高気温35℃に迫る猛暑の中、多くの方々が来場してくださり外の暑さに負けない、最高に熱いライブになりました!今回一緒にバンドを組んだ社外の方から、「弁護士ドットコムの方は人が良く、魅力的な人ばかりで会社のファンになった」という言葉をライブ後にもらったことが本当に嬉しかったです。今後も弁護士ドットコムのファンになってもらえるよう、尽力していきたいです。(クラウドサイン事業本部・棚澤佑唯)

観客の感想

これまで「ライブ」というものに全く行ったことがなかったのですが、本気音楽部のライブは前回、今回とどちらも参戦しています!今回もめちゃめちゃ楽しかったです!今回は、特にYoutubeにアップされたセットリストの曲すべてを履修して臨んだので、より楽しめました。自分では聞かなかったような曲とも出会えて、それをみんなで一緒に楽しめることが最高に「本気音楽部」って感じです。これからも応援しています!
今回で2回目の参加でした!前回オーディエンスにいた方が、バンドメンバーとしてステージにいらっしゃったりと、前回のライブよりバンドメンバーの参加人数が増えていて大盛りあがりでした。退職した方も何名かバンドメンバーとして参加されていたので、久しぶりの再会で同窓会のようになっているのも部活動ならではだなと感じました!音楽も楽しかったですし、社内の交流もたくさんできたので次回もぜひ参加したいです。


編集後記

部活動のインタビューをさせてくださいと打診をした際、「一番本気の部活ですけど大丈夫ですか?」と冗談混じりにお話をされていました。とはいえ、日々忙しく業務に励むなか、そんな本気で部活動に取り組んでいるはずがないと思っていたのが正直なところ。しかしインタビューとライブ密着を通して、いい意味で期待は大きく裏切られました。真剣に練習に取り組む姿、全力でライブを楽しむ姿は、まさに大人の青春。羨ましいほど本気の部活動を目の当たりにしました。

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