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誰かの人生に影響を与える人事に。 徹底的に学生に寄り添う、新卒採用担当のこだわり。


「将来、私はこの仕事に就きたい。」「こんな人になりたい。」という夢を叶える方法の一つとして”就職”という選択肢があります。

そして、”就職”は人生の中でも大きな影響力のある瞬間だと思います。

私たちの生活の中で、切っても切れない「働く」という選択。

今回は、経営企画室 HRチーム 新卒採用ユニットでリーダーを務める、松倉 都子(まつくら みやこ)さんに彼女の人事として叶えたい夢についてお話を伺いました。

様々な業界を渡り歩いて、たどり着いたのがベルフェイス

ーーベルフェイスに入る前のキャリアについて教えて下さい。

松倉:学校を卒業した後に、凄く些細なきっかけなんですけど、当時持っていた携帯電話がauだったので、KDDIに入社したんです。そこで最初の1年間は営業をしていました。

1年程経った頃、上司から「話すの上手いからコールセンターに出向で行ってみたら?」と提案されて、KDDIのコールセンターに異動しました。

そこでは、スーパーバイザーとして100人規模の研修を行っていました。

研修や、メンバーの離職率を下げる施策を打っている内に「人事になりたい」と思い、KDDIから転職し、その後は広告代理店→製造業→人材と様々な業界を人事として経験しています。

ーー転職される時、ベルフェイスを選んだ理由は何だったんでしょうか?

松倉:元々、様々な業界を渡り歩いる中で、次も新しい業界に挑戦したい、自分の人事の腕がどの業界でも通用するのかどうか試したい、と思ったんです。

「今って世の中に影響を与えているのは、IT企業だな」と直感的に思い、IT企業への転職を考えました。

当時勤めていた人材会社で、bellFaceを導入しようか迷っていた時があったので、ベルフェイスの名前は知っていたんですよ。

中島さんとの面接時に、「最終的にうちの会社はこんな事をやっていくんだよ」というお話を聞いて、「この会社、将来性しかないな!」と、ベルフェイスが作っていこうとしている世界観に魅力を感じて入社を決めました。

▲オンラインにてインタビューを行いました!


ーー入社後のギャップってありましたか?

松倉:「いい意味」でのギャップはありました。というのも、ベンチャー企業ってもっと内部がグチャグチャだったりする事が多いんですよね。

例えば、書類の確認依頼をしても中々返事がこなかったり、最終的にその書類が紛失されていたりだとか、承認の正式ルートが全くなかったりだとか、この前聞いた時はOKだったのに、今日きいたらNGだったり......そういうことがベルフェイスにもあるのかな、と入社前は思っていましたが、そういうのが無かったので正直驚きました。

創業5年目で、ここまで仕組み化されているベンチャー企業は珍しいと思います。

ーー現在は、新卒採用担当として、どんな事に取り組まれていますか?

松倉:現在取り組んでいる事は、これまで無かった新卒採用の土台作りです。

その土台作りの為、色々なことにチャレンジしています。

これまでは、特に指標もなかったので、「これやってみていいですか?」「これ導入してみていいですか?」「これをやってみてからの結果が見たいです」の繰り返しでした。

今期になって、例えば、この媒体は使える使えないといった、チャレンジした事の数値がでてきているので、引き続き今期もチャレンジを続けつつ、来期に向けて改善をしていき、PDCAを回していけるようしたいです。


人に影響を与え続ける仕事がしたい

ーーそもそも人事になろうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

松倉:直接のきっかけは、コールセンターのスーパーバイザーで研修を行っている内に、自分で伝えた言葉や行動で人が変わっていく、成長をしていくところを間近で見て、それが凄く楽しかったと思った事です。

そして、私の父の話ですが、父は新卒入社した会社でサラリーマンをしていましたが、「このままでは自分が死んだ時に何も残らないんじゃないか」と思うようになり、「人生において身近な”家”であれば、一生、人の記憶に残せるのではないか」と思ったそうで、建築士の資格を取得し、脱サラ、大工になったんです。

その父の経験を思い出した時に、「私も何か残せる仕事がしたい」と考えはじめました。

「人に影響を与え続ける仕事がしたい」、「人の成長を間近で見る事が楽しい」等、色々な自分の考えを整理し、最終的に人事になりたいという夢をもったんです。

ーーどんな時に仕事のやりがいを感じますか?

松倉:私は採用面談で、その人の人生論に触れる事ができるのが凄く好きなんです。

もともと私は人が好きなので、自分の好きな「人」に対して、寄り添える事がこの仕事のやりがいだな、と感じます。

就職活動をしている学生と面談をしていると、路頭に迷っている学生に沢山出会います。

自己分析のやり方がわからないとか、将来何をやりたいのかがわからないとか、そういう学生さん達に対して、「あなたはこういうところが凄くいいところだから」とか「こういうところは、こういう風に見つけるといい」とか、その人の成長に対して何かアドバイスをしていると、面談の中でも成長が見えてくるんですよね。

その成長されている瞬間を見た時にとてもやりがいを感じます。

▲新入社員の入社日には、松倉さんがベルフェイスのポップをもってお出迎えしてくれます


「出会えてよかった」と思われる人事に。一人ひとりに寄り添う姿勢。

ーー新卒採用の面談をしている中で、心に残ったエピソードを教えて下さい。

松倉:新卒採用をやっていて思うのは、選考基準がうちは結構厳しいんですよね。

生半可な気持ちの人は勿論ですが、本気で取り組んだとしても落ちてしまう人はいます。

心苦しくはありますがお見送りの連絡をした時に、「松倉さんに会えてよかったです」と返信をいただける時があります。

「松倉さんと話して、自分の道筋が見えました」とか言われる時もありました。

その人にとって印象を残せたり、その人の人生に関わる事ができたんだ、と実感できて、とても嬉しかった。そんな時に、この仕事をやっていてよかったな、と思いますね。

▲お見送りや辞退になった候補者の方からのLINEは大切に取っておいてあるとのことです。


ーー後々連絡をいただけるのって嬉しいですよね。そんな松倉さんが面談中に大切にしている事は何でしょうか?

松倉:私の中では、就職活動をしている学生さんには2つのタイプがいると思っています。

自分の目標をしっかり持っていて、それに向かって突き進んでいる人と、内定だけが目標になってしまっている人です。

私は、突き進んでいる人に対しては、もっと追い風を与えられるような、背中を押してあげれるような言葉をかけるようにしていますし、内定が目標になってしまっている人に対しては、「それでいいの?」って話しをするようにしています。

学生さんの就職活動って、3ヶ月とか続くので、お見送りの嵐が来た時に、やっぱり人なのでへこんでしまいますし、焦ってしまいます。

なので、「内定がゴール」になりやすい状況でもあると思います。

そんな学生さん達に対して、「就職して、3年、5年とその会社にいる時に、今のマインドのままで成長できる?内定がゴールじゃないよ?」みたいな話しをして、できる限り気づかせようと、私も彼らの悩みに向き合おうとしています。

▲とある週の松倉さんのスケジュール。オレンジで色がついている所はすべて新卒との面談です。


ーーこれまで沢山の学生の就職活動を間近で見てきて、どんな人が入社に至っていると思いますか?

松倉:やりきった経験がある、何か人に自慢できるような経験がある人は強いと思いますね。あと、自分の事を魅力的に語れる人。

自分の事を、いかに上手く、個性豊かにアピールできるかだと思うんです。

極端な話、入れば学べると思っている人は、ベルフェイスで活躍する事は難しいと思います。

学びに行く姿勢、積極的に動く姿勢、それができる人っていうのは、自分を魅力的に語れる人だと感じますね。

ーー今後、どんな事に挑戦していきたいと思っていますか?

松倉:今後は、新卒採用の強化ももちろんですが、ちゃんとそこの土台を固めた上で、次のステップとして、既存社員のフォローにも入りたいと思っています。

社員の人は、常に何かしら心配事や不安に思っている事があると思うのですが、そういう人達一人ひとりに対してアクションをかけ、「この会社でよかった」と思ってもらえるような仕事をしていきたいですね。

沢山の人に影響を与えられるようになりたい、何年経っても忘れられない人事になりたい、と思っています。

「誰かの人生に影響力のある人事になる」というのが、今の私の目標であり、夢でもあります!

ーーありがとうございました!!


最後に

インタビューの中で何度も繰り返された「人に影響を与える人事になりたい」という言葉。

松倉さんのお父様のご経験や、自分のこれまでの経験から、「人に影響を与えること」への思い入れは強く、ブレない松倉さんの軸として存在しているのかもしれません。

私自身、松倉さんのお話しを聞いて、「私って何の為にこの仕事してるんだっけ?」「私の夢って何だっけ?」と考えさせられました。

”就職”というその人の人生の中でも大きな選択に関わっていく”採用人事”。

松倉さんの「行動」や「言葉」は沢山の就職活動中の学生達に影響を与えていく事は間違い無いと思います。

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