バンダイナムコネクサスに入社し1年半が経ちました【データストラテジスト】
内田 将元(Masamoto Uchida)|IPビジネスエンハンス部 IPマーケティング課
2024年1月にバンダイナムコネクサスへ入社しました。アニメなどのIP、アミューズメント事業などに関わるデータ利活用の戦略立案・プロジェクトマネジメントを担当しています。
この記事では、私がなぜネクサスに入社を決めたのか、実際に働いてみて感じたことなどをお伝えします。
1. これまでのキャリア
大学卒業後、業務系システム会社での新規営業、フロント・データ抽出などのプログラミング経験を経て、エムスリー株式会社にてインフォメーションアーキテクト・プロダクトマネージャーを務めてきました。KPI設計、調査分析、情報設計から効果測定、業務改善、広告運用など、プロダクトの利益を最大化するために必要なあらゆる業務に取り組んできました。
後半はグループリーダーとしてマネジメントや採用にも携わっており、自分なりに「転職」と思えるほど手応えを感じていた仕事でした。
2. 転職を決めた理由
自分のキャリアを見つめ直したとき、「このままエンタメに挑戦しない人生には悔いが残る」と感じました。3歳からゲームやマンガに触れ、アニメやテーマパークなど大人になった今に至るまで随所で支えられ、また、学生時代は本気でバンド活動に取り組んでいたこともあり、エンタメへの思いはずっと自分の中にありました。
また、医療業界で働く中で「明確な思いを持って働いている人たち」に囲まれ、自分自身もそういう場所で本音をぶつけて働きたいと思うようになりました。
エンタメという領域で、自分のマーケティングやプロダクトの知見を活かし、IPを大きくしていくことに挑戦したい。その強い気持ちが転職の原動力でした。
3. 入社の決め手
Agentからの紹介をきっかけにネクサスを知りました。選考を通じて強く印象に残ったのは、面接官の方々の「クールだけど熱い」姿勢。
クールな第一印象の裏に、エンタメやIPへの情熱がにじむようなやりとりに、人としての温かさや誠実さを感じました。
他社とも比較する中で、ネクサスが特に魅力的だったポイントは以下の3つです。
- IPやエンタメ領域に幅広く関われること
アニメ、ゲーム、音楽、テーマパーク、アミューズメント、トイなど、多領域のIPに関われるのはネクサスならでは。 - ビジネスインパクトの大きさ
グループの規模・時価総額の大きさ、扱う商材の社会的影響力は非常に高く、やりがいを感じました。 - 空間としての魅力
オフィスや13階の開放感ある食堂の設計など、空間デザインにこだわった環境にワクワクさせられました。
4. 入社後に感じたギャップ
入社前に思い描いていた「IPに関わる」という目標は、想像以上に実現できています。
昔から「面白いのに知られていないもの」に日の目を浴びてほしいという気持ちがあり、そうした領域にも携われており、充実感があります。扱う商材が自分の知っているIPであることも多く、テンションが自然と上がります。
一方で、入社前は大手企業らしい堅い雰囲気を想像していましたが、実際はスタートアップのような自由な環境で、最初は戸惑いもありました。
しかし今では、自分で案件を獲得し、自分の裁量で仕事を進められる点に大きなやりがいを感じています。
5. 現在の業務
現在は、バンダイナムコグループの映像音楽ユニットを担当しており、新規提案をはじめ、市場調査やデータ計測・予測などのプロジェクト推進に従事しています。
たとえば、アニメ作品の視聴体験効率や認知率に関する新たなKPI設計、配信サイトでの視聴時間予測などが代表例です。
また、アミューズメント領域におけるプチプラコーナーの設置拡大に向けたダッシュボード開発・調査設計などにも携わっています。
6. 入社時からの担当業務の変化
入社後の組織変更により「アニメ」「ゲーム」などの事業軸での業務から「IP」軸での業務に移行され、よりIPの成長に寄与する仕事ができるようになったと実感しています。
また、前期に提案した「クイックリサーチ」という調査の内製化により、身近にユーザーの皆様はじめ、世の中の声も聞き出しやすくなりました。今ではこのプロジェクトは多くの案件に広がっておりサービスも拡大しています。
7. 社内・グループ内で影響を受けた人
事業側の上司です。「人は完ぺきではないからこそチームで補いあう」という考え方を前面に出している方で、保身的になるのではなくオープンなマインドでメンバーがお互い補え合うチームができています。
理想に留まらず、本気で実現に向けて掲げられている場面には意外と出会ってこなかったので、驚きました。
8. 今後チャレンジしてみたいこと
事業側とともに世界トップクラスのIPを作ることが目標です!
また、現場がエンタメの改善・マーケティングに注力できるように、業務改善や自動化のシステムを作っていきたいと考えています。
9. こんな人と一緒に働きたい
エンタメやIPに熱意を持ちつつ、冷静でロジカルな判断ができる人。
そして、「大きなビジネスに挑戦する覚悟」と「大胆さと柔軟さのバランス」がある人。
経験としては、どんな業界でもいいので「やり切った」と言える挑戦がある人は、きっとネクサスでも価値を発揮できると思います。
最後に
ネクサスには、エンタメに対する本気の思いを持った人が自然と集まっています。
私自身、同じIPが好きだと語れる場所が職場にあることが、こんなにも心地いいものなのかと実感しています。
もし、あなたの中に「IPに本気で向き合いたい」という気持ちがあるなら、ぜひ一緒に挑戦しませんか?