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※本インタビューは、アステリアの新卒研修の一環で作成した記事です。2025年4月に新卒で入社したメンバーがインタビューを行い、自身で執筆しています。
今回は2025年4月に新卒としてアステリアに入社した温 雪兒が、同じく2025年新卒の同期2人に、入社して約1ヶ月経った時点での学びや感想をざっくばらんに聞いてみました! アステリアの新卒研修期間は全部で約2ヶ月。ちょうど折り返しのタイミングにあたります。
<座談会メンバー>
- 三好 雅幸(写真左):少数精鋭で若手から様々な経験ができ、働き方も自由な点に魅力を感じて25卒ビジネス職として入社。
- 奥山 凜(写真右):アステリア初の新卒エンジニアという前例がない環境に惹かれ、25卒エンジニア職として入社。
学生から社会人へ。大事なのはタテの意識とヨコのつながり
― 私自身も新卒研修真っ最中ですが、改めてお二人に聞いてみたいです。「新入社員が研修を受ける目的」って何だと思いますか?
三好:配属後は実際の業務が始まっていきますが、その前に最低限のビジネスマナーを身につけておくのはやっぱり大事かなと思います。研修だけでは完璧にはなれないけど、恥をかかないための準備として必要だと思います。
やっぱり会社の一員として働く以上は、新人であっても「会社の顔」になるという意識は持っておかないとな、と……。あとは「学生から社会人へ」と意識を切り替えるのも研修の目的の一つじゃないかなと感じています!
奥山:僕は、三好さんが話していた「学生から社会人へ」というタテの意識に加えて、ヨコのつながりも大事だと思います。同じタイミングで入社した同期とのつながりを深めて、仕事で困ったときに相談できる仲間を作るというのも、アステリアの新卒研修の目的の一つだと感じています。
アステリア新卒研修の全体像。他社同期との出会い、製品に触れて気づく楽しさ
<アステリア新卒研修の主な流れ>
- MIJSによる合同研修に参加(入社1週目)
- アステリアの各部門によるレクチャー(入社2週目)
- IT研修(入社3週目)
- 製品研修(入社4週目)
- 課題研修①個人課題(入社3〜5週目ごろ)
- 課題研修②チーム課題(入社5〜8週目ごろ)
- 各部門に配属(5月下旬)
※上記は2025年度 新卒研修の内容です。今後変更となる可能性もございますので予めご了承ください。
― ここまでの新卒研修の流れについて、詳しく聞かせてください。
三好:最初の1週間は、MIJS*1 に参画している他のIT企業の新卒の皆さんと合同で、ビジネスマナーやビジネス基礎の研修を受けました。他社の人たちとのつながりもできて、色々な考えに触れられたのはすごく良かったなと思っています。人数が多い分、新しい気づきも多かったです。
奥山:MIJS研修が終わるとアステリア社内の研修に移るのですが、まずは各部門の役割や仕事内容を知る「部門レクチャー」を受けました。また、製品研修では、アステリアの4製品(ASTERIA Warp、Platio、Gravio、Handbook X)それぞれを実際に触る時間もありました。
三好:IT研修では、Microsoft OfficeやHTML/CSS、JavaScriptなどのテーマについて、指定された動画を視聴して学びました。さらに興味を持ったら、自主的に追加の動画を視聴することもできます。ITについて学んだり、各部門の担当の方からお話しを聞いたりして、少しずつ「これから仕事が始まるんだな」という意識が高まってきた感じです。
*1 MIJS…自社のソフトウェア製品やサービスをもつ企業が集まり、学び合いや交流を行っている団体
― 研修期間1ヶ月を過ごしてみて、最も印象に残っていることは何ですか?
奥山:私はGravioの製品研修が一番面白かったですね。最初は「カメラやセンサーを使う」くらいのイメージしかなかったのですが、実際やってみるとすごく手軽にやりたいことができました。カメラ、クラウド、生成AIを組み合わせて、カメラで撮影した内容をクラウドが解析し、それをもとに明かりをつけたり、情報を読み上げたり。自分好みにカスタマイズできて楽しかったです。
三好:私は最初のMIJS研修ですね。プログラムによって対面実施の日もあり、グループワークや懇親会などで他の会社の同期とコミュニケーションを取る機会が多く、良い刺激になりました。
― 反対に、研修中大変だなと感じたことはありましたか?
奥山:やはりインプット量が多いので、日が経つと忘れてしまうことも多かったかなと思います。「NotebookLM」などAIを活用して、学びを定着させるように工夫したりしています。
入社1ヶ月のリアルな気持ち。「クールなIT企業」だと思ってたけど…?
―― 入社1ヶ月を経て今感じていることを、ざっくばらんに教えてください!
奥山:入社当初はかなり緊張していたのですが、1ヶ月経ってみると少しずつ慣れてきたなと感じています。研修中に講師の方が「3の倍数の法則」について話されていたのが印象的で、どんなに大変なことでも“3日経てば慣れ、3週間経てばさらに慣れ、3ヶ月、3年と続いていく”というものでした。その通りに、自分も段階を踏んで慣れてきている実感があります。
入社式のときには「いきなり週5で働くのか」と不安に感じていましたが、1ヶ月ほど経った今では、少しずつペースも掴めてきました。もちろん、これからは慣れてきた分だけ課題のレベルも上がっていくと思いますが、今のところはなんとかやれている、という感じです。
三好:私も最初は生活リズムの変化、特に早寝早起きができるかが心配でした。でも実際に仕事が始まると、自然と慣れてきましたね。
― 入社前に抱いていたアステリアのイメージと変わらないと思うことはありますか?
三好:入社前から、働き方の自由さや新しい挑戦を重視する社風に魅力を感じていました。実際に入社してみても、オンラインのさまざまなツールや会社が契約するサテライトオフィスのサービスが利用できたりと柔軟な働き方ができていて、自分のペースで成長していける環境が整っていると実感しています。
奥山:新しい技術に挑戦していこうという意欲を社員一人ひとりが大切にしていて、その分責任も大きいという点は、入社前に抱いていたイメージのままでした。社員数がそこまで多くない分、一人ひとりへの期待や信頼の重みを感じられる環境だと思います。
― 反対に、入社後に変化したイメージや、新しい発見はありましたか?
奥山:印象が変わったのは、社員の皆さんとの距離感です。IT企業ということで、入社前はクールで少しドライな雰囲気を想像していましたし、アステリアは一人ひとりがプロフェッショナルという印象もあったので、あまりフランクに話す機会は少ないのかなと思っていました。でも実際に入ってみると、社員同士のコミュニケーションはとても活発で、想像以上に温かく、話しやすい雰囲気でした。
三好:私も同感です。入社前は「オンライン中心で少しドライな雰囲気なのかな」と想像していたのですが、実際には皆さんとてもフレンドリーで、出社時には気軽に声をかけてくださるなど、温かい雰囲気だと感じました。
また、研修もオンライン中心ですが、思っていたよりも集中して取り組めていて、オンラインでもしっかり学べるという手応えを感じています。
新社会人から学生の皆さんへのエール。最初はみんな初心者。”聞ける”って最強!
― 学生から社会人へと意識を切り替えるうえで、大切なことは何だと思いますか?
奥山:一番大切なのは、「受け身」から「主体的な姿勢」へと切り替えることだと思います。たとえば、指示を待つのではなく自分から報連相をしに行くとか、仕事を与えられたときに「やらされている」と感じるのではなく、「これを自分の力で成功させよう」と前向きに取り組む姿勢を持つこと。
学生のときは授業を受けて課題をこなせばある程度成果が出ましたが、社会人になるとそうはいかない。だからこそ、主体的な行動を心がけることが大切だと感じています。
― 最後に、就職活動中であったり、これから社会人になる学生の皆さんへメッセージをお願いします。
奥山:そんなに肩の力を入れすぎなくて大丈夫です。これから40年近く働くと考えれば、社会人生活は長いマラソンのようなもの。最初から全力で走りすぎると疲れてしまいます。まずは「社会人としての生活に慣れること」が一番大切です。
1年目は、元気に会社に行って、しっかり挨拶をして、たくさん質問をする。それで十分だと思います。年数が経つと質問しづらくなってしまうこともあるので、「1年目の特権」として、プライドを捨ててどんどん聞いていくことが大事です。
三好:いいこと言うな〜(笑)。本当にその通りで、私も「質問すること」の大切さを今すごく感じています。わからないのは当たり前。むしろ、わからないことをそのままにせず、素直に聞けることが1年目の最大の強みだと思います。
「自分はできないんだ」と認めるところからスタートすれば、変なプライドも邪魔しないし、成長も早いです。最初は誰だって初心者。だからこそ、素直に学ぼうとする姿勢を大切にしてほしいなと思います。
―― お2人とも、今日はありがとうございました!