アシロの採用手法は一般的な求人サイトや就活・転職エージェントだけではなく、リファラル採用制度の「知り合いリクルート」を導入しています。
「知り合いリクルート」による採用実績として中途採用ではここ数年2割程度と広がりみせています。
ただ、アシロでは企業と人材で対等にコミュニケーションをとり、お互いの価値観やビジョンやキャリアプラン等、ご本人が求める環境と弊社がマッチしていることを重視した選考をしており、リファラル採用制度だからといって必ずしも採用に至るわけではありません。
リファラル採用でよくある悩みのひとつで、「もし不採用だったら、紹介者と紹介された人の関係が気まずくなるのでは?」という懸念があります。
そこでアシロでは、不採用となってしまっても関係性が悪くならないように「ごめんねディナー」というフォロー制度を設けました。
この記事では「ごめんねディナー」の概要紹介と、実際に制度を利用した2名にインタビューを実施しました。
アシロに勤めるお知り合いがいる方や、アシロへの応募をおすすめされた方は、是非ご一読ください!
また、「知り合いリクルート」の詳細については、以下をご確認ください。
▶【事例あり】アシロ社員による紹介採用について
「ごめんねディナー」の制度概要
「ごめんねディナー」とは、その名の通り「紹介したのに(紹介してくれたのに)面接が不採用になってしまいごめんね」という意味をこめて、アシロの経費で一緒に夕食へ行ける制度です。
アシロメンバーが一時的に費用を立て替えて、2人で最大2万円まで食事代を負担いたします。
※面接実施者を対象としており、カジュアル面談は選考ではないため非対象となります。
制度の利用について
「ごめんねディナー」制度の利用については、アシロに勤めるメンバーが社内申請を行い、予算を利用してお好みの飲食店をご利用いただけます。ご紹介された方に負担はないのでご安心ください。
またリファラル選考「知り合いリクルート」については是非アシロメンバーへ応募方法をお伺いください!通常の応募とフローと変わりませんが、積極的にカジュアル面談を実施していますので、まずは気軽にエントリーをご検討ください。
ここからは、実際にこの制度を活用したCSグループの井上心温さんと、エンジニアグループの藤好遂士さんに、経緯やディナーの様子を伺ってみましょう。
インタビュー編
Q,それぞれ自己紹介をお願いします
藤好:リーガルメディア事業部 エンジニアグループ DevOpsチームの藤好遂士と申します。2024年4月に中途入社しました。
DevOpsチームは少し専門的な取り組みになるのですが、アシロの「開発の土台」を作る役割を担っています。エンジニアと事業部の橋渡しをしながら、サービスが安定して早く改善されるよう、インフラや仕組みを整えています。
井上:リーガルメディア事業部 カスタマーサクセス(以下、CS)グループ オンボーディングチームの井上心温と申します。
実は藤好さんと同じく、2024年4月入社ですが、私は新卒での入社です。
CSは全体で20名のグループで、私が所属するオンボーディングチームは、弁護士検索ポータルサイト「ベンナビ」へ新たに掲載していただいた法律事務所に対して、導入支援を行うチームです。
「ベンナビ」への掲載開始から半年間を担当し、その間に弁護士情報ページ作成・広告戦略立案・使い方のレクチャーなど、長期的にベンナビをご利用いただけるように、あらゆるサポートを行うイメージです。
藤好:オンボーディングチームは半年間を担当とのことですが、その後はどうなるんですか?
井上:フォローチームに移管となり、定期的なフォローアップをしながら、半永続的にサポートする体制になります。
基本業務はオンボーディングチームと共通していますが、お客様にあたる法律事務所の規模拡大・縮小にあわせて広告増枠や、クロスセル(※)の提案も行うチームです。
※クロスセル:ベンナビは事件分野毎にサイトを分けて運営されており、とある分野に掲載されている顧客から、別の分野に追加掲載いただくことを指します。
藤好:最終的にはフォローチームの業務量が増えてしまいそうですね。
井上:おっしゃる通りで、CS全体の中でもフォローチームが約半数所属している大所帯です。
しかし「まずはお客様に成功してもらうこと」という想いがリーガルメディア事業部の根底にあるので、リソースがかかるからといってこの部分は疎かにせず、どんどん組織規模も成長させていきたいと思います。
Q,今回ご紹介された方はどういった関係性の方でしょうか?
藤好:中学校と高校の同級生で、6年間通してプライベートでも遊ぶような仲の友人を紹介しました。大学に進学してからも一緒に旅行に行ったり麻雀をしたりと、今回紹介に至ったように今でも親交がある友人です。
彼もエンジニアであり、転職活動をしていると伺ったので、選択肢のひとつとして、アシロへの応募を提案しました。
井上:中学から仲良くしている方だったんですね。
私が紹介した方は、学生時代に働いていたアルバイト先の後輩です。大学自体は別なのですが、アルバイト先では同僚同士の仲が良くて、用事がなくても集まってはお酒を飲む間柄でした。
紹介したのは2024年末で、当時の彼は大学3年生だったのですが、飲み会で就活に困っていると相談されたことからアシロを紹介しました。
私が所属しているCSグループの業務や、アシロの文化などを話したところ「選考を受けてみたい」と申し出ていただきました。
藤好:素朴な疑問なのですが、新卒採用の場合はポジションって決まっているのでしょうか?それとも総合職といった感じでまずはオープンポジションでの募集なのでしょうか?
井上:どちらでも応募可能です。ポジションを絞って応募いただくことも可能ですし、適性や価値観からポジションを選考過程を通して決める総合職の求人もあります。
今回紹介した後輩は、総合職での応募でした。
Q,今回は採用に至りませんでしたがその後のご関係はいかがでしょうか?
藤好:私は特に変わりませんでした。
転職活動中ではありましたが、就業中の転職活動だったためそこまで積極性を求められる状況ではなかったのです。履歴書作成といった手間はありましたが、アシロで選考を受けて採用に至らなかったからといって、我々の関係性に影響が出たということはなかったですね。
むしろ「ごめんねディナー」に誘ったところ、「そんなことまでしてくれるんだ」とポジティブな反応でした。(笑)
井上:そもそも絶対に転職したいという雰囲気ではなかったのですかね?
藤好:おっしゃる通りで、現職に強い不満や問題があるというわけではなく「縁があれば転職したいな」という程度だと思います。
井上さんの場合、新卒採用での紹介でしたが、どんな感じですか?
井上:私も関係性に大きな影響はありませんでした。
前述の通り、紹介したのは2024年末で、彼は大学3年生だったので一般的な就活としては少し遅めのタイミングといえます。彼自身、就活の軸が定まっておらず「受かったら入社しようかな」くらいの気持ちだったのではないでしょうか。
藤好:その後、就活のご状況はいかがですか?
井上:実は「ごめんねディナー」の後にも何度か食事に行っていて、話を聞いたところ就活の軸も定まり、他社での内定獲得につながったようでした。
藤好:よかったですね。アシロでの選考が、何かポジティブに影響できた側面はあったでしょうか?
井上:あったようです。実は彼はアシロでの選考中、3日間の短期選考インターンをしており、その経験で社会人となることや働くことに対する意識や軸が定まったようでした。
最終的にはアシロと全く異なる分野の企業で内定をいただいていたようですが、アシロでの経験が間違いなく活かされていると思います。
もちろん、その後の関係も特に変わらず、結果としては彼にメリットを提供する機会になりました。
Q,知り合いリクルート制度について紹介者にメリットはありましたか?
藤好:私の友人の場合は、就活や転職活動に対する意識が高まったようです。
彼の場合、そもそも新卒で入社した会社への就活も積極的には行っておらず、大学卒業の直前に受けた1社目で内定をもらい、そのまま入社しました。
そのため、アシロは人生で2社目の選考であり、初めて現職以外の企業の面接を受けたということになります。
今回、エンジニアグループの判断で不採用に至ったのですが、その理由を私から本人へフィードバックしたところ、ご自身の適性や価値観、企業理念とのマッチングに関して向き合うことができたようなので、採用に至らずとも非常に良い機会になったと思います。
井上:私の友人は前述の通りで、彼自身が社会人と同じように組織の中で働いてみたことで、就活の軸が定まり、最終的に内定に至ったようです。
実はアシロのようなWeb広告関連の企業と、不動産関連の企業で迷っていたようですが、最終的に納得できる内定を獲得できたと伺いました。
Q,ごめんねディナーはどんな様子でしたか?
藤好:私は新宿にあるしゃぶしゃぶとすき焼きが食べ放題のお店に行きました!
予算いっぱいまで楽しませていただき、選考の反省会もそこそこに、いつもと同じような会話をして、お互いに美味しい思い出ができたと思います。(笑)
井上:私の場合はいつもは学生時代にアルバイトをしていたお店で集まって飲んでいたのですが、いつもとは趣向を変えて少しだけ贅沢な別のお店に行きました。
ちなみに、ご友人からアシロに対するフィードバックや感想ってどんなものがありましたか?
藤好:ポジティブなフィードバックがありました。紹介したからといって無理に入社させようというつもりもなく、通常の応募と同じように評価してくれたという印象だったようです。
井上:おお、嬉しいですね(笑)。
企業が一方的に合否を判断したり、ただの人材として仕入れるか判断するような面接ではなく、お互いの幸せのためにマッチングを重視していることが伝わります。
私の友人も、インターン中に丁寧にサポートしてもらい、気にかけてもらえた経験から「良い人ばかりだね」と感じたようです。また「大学生マインド」から「社会人マインド」に切り替えるための、良い刺激になったと聞いています。
Q,アシロに興味がある方向けにメッセージをお願いします!
藤好:ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
もしもアシロに所属している知人・友人からアシロのことを紹介されたのであれば、まずは選考を受けてみてください。
万が一選考に通過できなかったとしても、最初のカジュアル面談でアンマッチがなく面接になれば、少なくとも前述の通り食事には行けるので、大きなデメリットはありません!(笑)
それに「やりたいこと」や「価値観」がアシロとマッチしているのであれば、非常におすすめできる企業です。私自身、1社目が大手の非常に堅い企業だったので、アシロに転職して「こんな柔軟でいい会社があるのか」と感じた記憶があります。
Wantedlyのストーリーや採用サイト掲載のインタビューなどに記載されていることと、実際に入社後のギャップがなく、イメージ通りの転職ができました。
井上:私も、少なくとも受けてみて損はないと思います。それに、中途で入社された方やインターンを経験した友人から感想を聞く限り、やはりアシロの社風や文化は非常に魅力的なようです。
私自身も日々それを実感しているのですが、業務上のチャレンジ・意欲的態度に対する全面的なサポートをしていただけていることや、服装が自由であるといった細かいことも含め、自分らしく伸び伸びと働けます。
もちろん誰しもに100%マッチする文化ではないと思います。だからこそ機会があったりアシロのことが気になったりするのであれば、是非アシロにご応募いただき、選考でのコミュニケーションからアシロとのマッチ度や適性を判断していただければ幸いです。
編集後記
インタビュー、そして対談へのご協力ありがとうございました!
制度の内容や魅力だけではなく、アシロの採用に対する姿勢が伝わるインタビューとなったのではないでしょうか。
インタビューでも語っていただいた通り、アシロはスキルや適性と同じくらいに、お互いのマッチングを大切にしています。
少しでも共感できることがあったり、興味をお持ちいただけた点があれば、是非ご応募ください!
お知り合いの方にアシロのメンバーがいるのであれば、ひと声かけていただくだけで大丈夫です。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています!