「ダイヤの原石を見つけた！」ユニコーン企業を目指すAIスタートアップで実現する社会インフラのアップデート。

原田尭之：Project Manager

北海道大学法学部
株式会社Repro Corporate Engineer
現株式会社アジラ Project Manager

自己紹介をお願いします

初めまして、原田と申します。94年生まれで、プログラムを組むことと海外放浪が好きなアラサーです。好きなバイクはGB350で将来は広大な道路をひたすらブンブン走って東南アジアを横断したり、中国内地の秘境の湖に行って怪しい魚を釣ったりしたいなと思っています。サバイバル能力の高い人間になるのが理想で、仕事プライベート両面において、困難な環境でも生き抜く力が欲しいと考えて日々過ごしています。

これまでの経歴を教えてください

京都出身で、遠くに行きたいという理由で北海道の大学へ進学しました。大学時代は金銭的余裕がなかったこともあり、1万円で住める外国人留学生寮に住んでいたのですが、それがきっかけで外国の文化に興味をもつようになりました。以降、色んな国を訪れて、日本から帰国した元留学生の人たちの国へ遊びに行ったり、北欧へ留学したりするうちに、日本国内だけでなく、海外と接点を持った働き方をしたいと考えるようになりました。この経験が、グローバルを志向しているアジラへの入社へと繋がっていきます。当時は新しいWebサービスやアプリに関わるのが好きだったことやGoogleやApple、Amazonがどんどん世界のインフラになるのを体感してきていたので、海外軸というよりもまずITに関わりたいという気持ちが強くなりました。そこで、ユーザーの役に立つITプロダクトやサービスを開発、拡大できるスキルがつく場所へ行こうと決めていました。また、大学時代にコードを書く楽しさを見出し、まずはこうしたアプリケーションがどのように作られているのかを学びたいと思い、WebエンジニアとしてITスタートアップに就職することにしました。

コードは少しかけたものの、実務となると知らない知識が多く、初めはとても苦労しました。もっともバックエンド/フロントエンド/AWSインフラと満遍なく経験できたため、求めていた0→1開発をサッと立ち上げられるスキルを身につけることができました。また運用フェーズで開発環境を整備したり、チーム開発でのタスク管理/プロジェクト管理等もこなしたことでWeb開発の基本は一通り経験できたなと思うようになりました。元々、ITサービスの開発、拡大がやりたいと思っていた為、必要な事は何でも経験しようという考えでした。そこで、徐々にサービスグロース方面やビジネス領域のデータ運用管理へと仕事も拡大させていきました。ITに関わることは浅く広く幅広く何でも触ってきた経歴です。

アジラへ入社した理由

残りわずかな20代の時間を使って何かしたいという気持ちと、アジラで色々な話を聞かせてもらううちに社会をなんとかしたいという気持ちがマッチしたからです。行動認識AIで世界一を目指している話、世界展開を目指している話のわくわく感と、これからまだまだ仕組みを整える必要があってやれることが沢山ありそうなイメージが湧いたのが大きな理由です。

そして、アジラで開発している施設向けAI警備システムは、防犯カメラが必要な場所はどこにでも需要があります。高齢化が進み、労働者人口が減っていく日本はもちろん、治安のよくない外国など幅広い場所で必要になってくるプロダクトだと感じました。人がわざわざ行う必要のない労働をAI/ITが代替し、人が集中すべき仕事に集中できるというのはまさに、ITが果たすべき本領であると思います。単なる便利なプロダクトという位置付けを超えて、今後必要性が高まるという意味で共感できるプロダクトでした。

元々AIに強い関心があったわけでなく、Web開発の世界で生きていくつもりだったので、入社志望度が高かったわけではありませんでしたが、話をしていくうちに様々なイメージが膨らんだ自分の気持ちに素直に従って入社することにしました。

なぜアジラでPMをやろうと思いましたか

まず1つ目は技術とビジネスの橋渡し役になりたいと思ったからです。2つ目はアジラでは国を超えてコミュニケーションを取ることも多いため、よりチャレンジングな経験を積めると考えたからです。3つ目はアジラのPMは他の会社では中々任されないような、ピッチコンテストや登壇などを任される機会も多いと聞き、是非そういったピッチも出てみたいと思いPMを志望しました。

つい先日も早速Plug and Play Japanというアクセラレータのイベントに参加してきました。8社のスタートアップ企業が集まり、お互いの取り組みについてプレゼン、交流を行いましたが、各企業の代表が多く会社の看板としての責務も担っているという自覚が強まりました。

実際にアジラにジョインした印象はどうですか

「ダイヤの原石を見つけた！」と気持ちが日に日に強まっています。自分は逆張りとか多くの人がまだ気づけていない世界に気づけることに喜びを感じるタイプなので、これからが益々楽しみです。行動認識AIの領域はこれほど応用範囲がが広く、社会への改善余地が多くあるのだなと感じています。同時にAIに対する懐疑的な目もあることや、会社の知名度が実力に反して高くないことのもどかしさも感じています。渋谷のスタートアップやメディアで有名なスタートアップのように目立ってはいませんが、コア技術や優れたプロダクトがあれば後発でも挽回できると信じているので、ユニコーン目指して会社に貢献していきたいです！

アジラで何を成し遂げたいですか

PM業務を飛び出し、広報/HR/プロダクトマーケティングマネジメント領域まで経験したいと考えています。そして、サービスや組織が拡大できる土台作りをしていきたいです。前職で上場を経験しましたが、大きな爪痕を残すことが出来なかったので、アジラで再リベンジします！

将来のビジョンを教えてください

明確な将来ゴールがあるというよりは、「こうありたい」という人間像を体現する為に日常を過ごしたいと考えるタイプです。

自分の考える人間像は、歳を重ねても柔軟な考えが出来たり、あらゆる視点で物事を捉えられる想像力を持った人です。だからこそ、自分は10年後も、20年後も新しいことに挑戦する人でありたいです。また、他の人から新しいことでも任せてみようと思われるような人でもあり続けたいです。そのためには背伸びしないと届かないような困難なことや、慣れた環境とは違う環境にトライして生き続けたいです。