多様なバックグラウンドを持つ多彩なメンバーが集まるASIA to JAPAN。
今回は、2020年4月に新卒入社をした小嶋鈴乃さんに、ミャンマー出張の様子とASIA to JAPANでの働き方について話を聞いていきます。
プロフィール
2020年4月にASIA to JAPAN(以下AtoJ)に新卒として入社し、4年目となる。神奈川県出身で、法政大学国際文化学部卒業。大学でタイに1年間留学。現在はリーダーとしてマーケティング&セールス (以下MS) 業務に従事し、チームのマネジメントにも携わっている。
・AtoJでのポジションと現在の仕事内容を教えてください
現在は、リーダーポジションとして3人のメンバーを育成しつつ、プレイヤーとしてMS業務に携わっています。具体的な業務内容は、外国人の採用を考えている企業にアプローチをして面接会に参加してもらい、採用成功まで導くことです。新規開拓営業・既存をスケールする営業両方行っています。もちろん、採用後の学生・企業両者のフォローも欠かせません。
・なぜAtoJに入社したのですか?
大学時代に1年間タイに留学し、「日本のためになる仕事がしたい!」と強く思ったことがきっかけです。
もともと大学では国際文化学部に所属していて、国際協力を専門に扱うゼミに所属していました。そこでフィールドワークとして、実際にミャンマーの難民に関する調査・その後同支援団体でのインターンを行い、東南アジアのことをもっと知りたいと思うようになりました。そして、交換留学でタイのバンコクに1年間留学をしました。留学中に気がついたことは、みんな日本のことを好いてくれるけれど、街はK-pop音楽で溢れ、人々がファーウェイのスマホを使い、世界の中で日本のプレゼンスが落ちている、ということです。日本は今ではなく「昔すごかった」のだと感じました。一方で、改めて、私は日本が好きだということにも気がつきました。この留学がきっかけで、日本のためにできることを仕事にしたいと思うようになりました。
日本が国際社会の中で向上できるか考えた時に、人材を「育てる」教育領域か、「外から連れてくる」人材領域のどちらかだと考えました。そこで私は、今後のキャリアのことも考え、比較的短い期間で結果につながりやすい人材領域を選びました。
・AtoJ入社後のイメージを教えてください
入社当初は社員数10人以下であり、今は40−50人規模の組織に拡大したため組織として大きくなったと感じます。当初は良くも悪くも自由で裁量権が大きかったです。それに比べると最近は制度や仕組みが整えられ、ポジションごとの領域が明確になってきたと感じます。
社内の雰囲気も一貫して良いままだと思います。海外出身の社員さんもいますが素直で優しい人が多く、人間関係で悩むことがありません。
唯一入社後大変だったことは、新型コロナウィルスの蔓延により様々な影響が生じたことです。日本も海外諸国も国が閉じてしまい、日本での面接会が実施できませんでした。その時期は、オンラインで面接を行い、採用後日本に来られない期間は、企業様と相談して、内定者インターンシップやのプログラムを組んでもらうなどして凌いでもらっていました。
・AtoJで働いてきたからこそ得られたものはありますか?
高度外国人採用は業界的には成熟しているわけではありません。なので、海外の採用に関する情報がキャッチアップできることや日々新しいことを学べます。そして、その情報を企業様に対して伝えられるのもここで得られる良い経験の一つです。また、外国籍の社員もいるため、文化や考え方の違いに触れ、学ぶことも多いです。
営業職として入社しましたが、ベンチャー企業であるため早いうちからマネジメントに携わることができるのも良い点だと感じます。
・直近行ったミャンマーでの出張の内容を教えてください
今回は5日間かけて、お客様と一緒に学生に対する会社説明や工科系の大学訪問と学長や副学長との情報交換を行いました。お客様というのは、AtoJのサービスを使い海外の学生の採用を考えている会社の方です。今回の出張では、3つの場所で説明会を開催しました。協力先である日本語教育機関、タンリン工科大学、ヤンゴン工科大学です。日本に興味のある学生が多く参加してくれました。
最終的な目的は現地の学生を採用することですが、今回の出張は「相互理解」を目的としていました。今日本語を学んでいる学生に対して、企業の説明をし、その企業に対する理解を高め、入社意欲を上げてもらいます。また、ミャンマー市内の視察も行いました。現地で学ぶ学生たちがどのような環境で育ってきたのかを知ることは、採用選考時にも役立ちます。
営業の職務領域からは少し離れますが、AtoJが現地機関と協力して行う無料の日本語クラスに参加してもらうよう呼びかけを行いました。
今回の出張では合計約300名程度の学生に対し説明会を通して接しましたが、日本の企業や組織に馴染みやすい素直で熱心な学生が多いとの印象を抱きました。
・今後はAtoJでどんなことをしていきたいですか?
今後は、マネジメント力を向上させたいです。自分だけでなく、チームとしての成果も上げなければいけないため、マネジメント能力を向上させてバランスが取れるようになりたいです。
2024年のうちにリーダーとしてマネジメントスキルを高めたいと思っています。そして今はまだぼんやりとですが、いつかタイに住みたいとも思っています。今後も海外の人材とは関わりを持っていきたいと思っているのですが、タイに住むためにできることをしていきたいなとも思っています。
・どんな方にAtoJにきていただき、一緒に働きたいですか?
営業面から見て、やはり自分の目標に対して数字にコミットできる人だと弊社で活躍できると思います。また、文化でも人でも海外に関わること好きであり、そこにやりがいを感じられるというのも大事な要素だと思います。お客様は日本企業ですが、提供するサービスや深く関わるのは海外がベースです。学生が内定をもらって一緒に喜べることやそれを楽しいと思える人じゃないと続かないと思います。
・現在AtoJへの転職を検討されている方へのメッセージ をお願いします!
海外、外国の人と関わるの好き、新しい情報や文化に触れることが好きな人にとってASIA to JAPANはぴったりな場所だと思います。興味がある方は、ぜひ一緒に働きましょう!