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熊本発、全国へ。システム開発Div.の挑戦と未来

熊本にいながら最先端の技術に触れ、挑戦できる環境がここにある。「人をつくるアルサーガ。」連載第117回は、アルサーガの熊本支社でシステム開発Div. で部長を務める月野さんに話を聞きました。

2022年の「人をつくるアルサーガ。」にも登場した月野さんは、熊本支社にシステム開発Div. が設立されたときのスターティングメンバーです。設立から約3年間で30人の仲間が集まり、今では熊本を拠点にしながら全国規模のプロジェクトを動かせるチームへと成長しました。ここまでの成長を遂げた背景には、「自分がチームを守り、育てていく」という強い責任感と「メンバーの挑戦を後押しし続けたい」という熱い想いがありました。

しかし、成長には課題がつきもので順風満帆だったわけではないと話します。その課題をどのように乗り越えてきたのか?システム開発Div. のこれまでの軌跡と、今後の新たな挑戦について月野さんに詳しく話を聞きました。前回のインタビューのときとはまた違う視点で、月野さんの新たな一面を知ることができるはずです!

3年間での変化。成長を遂げたシステム開発Div. 

――前回インタビューをした約2年前のシステム開発Div. と比べて、現在のチームになったことで仕事に変化はありましたか?

2年前と比べると、システム開発Div. は大きく成長を遂げました。

当時、システム開発Div. はわずか7名の小規模なチームから始まりましたが、着実に力をつけながら拡大し、現在では30名の組織に成長しました。今では熊本を拠点に全国規模のプロジェクトを担うまでになっています。

特にこの3年間で大きく変わったのは、「扱う仕事の幅」です。以前は比較的小規模な案件が中心でしたが、現在は中〜大規模の案件も増え、プライム案件や業務基幹システムの刷新などにも関わっています。さらには、熊本主体でナショナルクライアントと直接やりとりしながら開発を進めるケースが増えています。

こうした成長の背景には、業界経験豊富なメンバーの参画や、既存メンバーの着実な成長があります。

――チームが成長する中で、新たに生まれた課題や乗り越えた壁はありましたか?

組織の成長には課題がつきものです。私たちも例外ではなく、特に大きな壁となったのが「プロジェクトマネージャー(PM)の不足」でした。

開発メンバーが増えても案件を回せるPMが足りず、一時期は「人はいるのに、案件を進められない」というジレンマに陥っていました。

しかし、この状況がかえって転機となり、多くのエンジニアが自らPMへの転向に手を挙げてくれました。「PMとしてプロジェクトを動かすことに挑戦したい」「この先のキャリアを考えたときに、PMの経験が必要だと感じる」そんな意欲的なメンバーが次々と現れたんです。

エンジニアとして成長した先に、PMという新たなキャリアパスがある。そんな文化が根付いたことで、チーム全体のバランスも格段に良くなりました。

そして気づけば、自分ひとりでは抱えきれないほどの規模にチームが成長し、それを支えてくれる仲間がどんどん増えていました。これこそが、組織としての大きな飛躍だったと感じています。

納得感を持てる環境が、強いチームをつくる

――システム開発Div. 設立からこれまで、部長としてどのような姿勢・マインドを大切にしてきましたか?

システム開発Div. を立ち上げてから今に至るまで、一貫して大切にしてきたのは「責任感」です。取締役の直登さんが熊本支社の経営全体を見ている中で、システム開発Div. は私が成長させるんだという想いでやってきました。

そのためには、チームが拡大してもメンバーが辞めずに長く働き続けられる組織をつくることが不可欠です。そこで最も大事なのは、一人ひとりが納得感を持って働ける環境を整えることだと考えています。

例えば、メンバーの成長を促すプロジェクトのアサインは、その環境づくりの重要な要素の一つです。単に案件を割り振るのではなく、「この経験がキャリアのプラスになるか?」という視点を常に意識しています。

過去には、フロントエンドのリーダー経験はあるものの、サーバーサイドの開発経験がなかったメンバーに対し、「地方でエンジニアとしてさらなる高みを目指すなら、バックエンドの経験も必要だ」と挑戦を後押ししました。また、「アプリ開発に挑戦したい」というメンバーには、熟練のアプリエンジニアをメンターに付け、実際の案件に参加できる環境を整えました。

すべての希望を叶えるのは簡単ではありませんが、それでも「メンバーが納得して働けているか?」は、常に意識しています。

チームの規模が大きくなるにつれ、「次世代をどう育てるか」はますます重要になります。上が詰まり、若手に新しい経験をさせられないような組織は長続きしません。だからこそ、意識的にボトムアップの文化をつくり、若手にどんどん経験を積んでもらえるようにしています。

「挑戦するから成長できる」
「失敗するから強くなれる」

この考えをチーム全体で共有しながら、これからも「挑戦することが楽しい開発Div. 」をつくり続けていきたいと思っています。

――現在のシステム開発Div. や熊本支社の魅力を教えてください!

システム開発Div. 、そして熊本支社の大きな魅力は、「熊本にいながら、全国の大手企業のシステムや新規サービス等の開発に携われること」 です。ナショナルクライアントと直接やりとりし、サービスの企画や設計段階から関われる案件も多いです。慣れ親しんだ地方にいながら、最先端のプロジェクトに深く関与できるのは、他にはない強みだと思っています。

特に新しいサービスの立ち上げでは、ただ言われたものをつくるだけでなく、「本当に求められていることは何か?どうすればもっと良くなるか?」を自ら考え提案するような仕事ができます。自分たちの提案が採用され、サービスに反映される経験は、エンジニアとしてのスキルアップにも直結します。また、「自分の手で、世の中に新しい価値を生み出している」 という感覚が得られるのは、大きなやりがいにつながっていると思います。

熊本という土地にいながら、こうした環境で仕事ができるのは、間違いなくこの組織の魅力です。

※アルサーガは福岡・熊本にとどまらず、各地に地方拠点の設立を予定しています。みなさんの地元にも新拠点ができるかもしれません…!

次のステージへ。システム開発Div. が目指す未来

――今後、システム開発Div. で挑戦したいことを教えてください!

システム開発Div. として、まず目指したいのは「100人規模の開発組織」をつくることです。今の成長スピードをさらに加速させ、より多くのプロジェクトを手がけながら、強い開発チームを築いていきたいと考えています。

しかし、単に人数を増やすだけでは意味がありません。「この会社で働きたい!」と思ってもらえるような組織にすることが何より大切です。そのために、今後もエンジニアが成長できる環境づくりをさらに強化していきます。

技術力を高め合える文化をつくり、エンジニアが積極的に挑戦できる場を広げていきたいと考えています。また、熊本だけでなく全国のエンジニアとの連携を強化し、最前線の技術に触れられる環境を整えていくことで、より高いレベルの成長を目指せる場をつくっていきます。

こうした取り組みを通じて、熊本のDXならアルサーガ!と言われるチームを目指していきたいです。

――最後にアルサーガへ入社したい人にメッセージをお願いします。

「熊本に住みながら、全国の最先端の仕事に挑戦したい」そんな想いを持っている方にとって、アルサーガはまさに理想的な環境です。

自分のスキルに伸び悩み「このままでいいのか?」と考えているなら、アルサーガには新たな挑戦の機会があります。「やってみたい!」という気持ちがあれば、全力でサポートします。 社内で経験を積みながら成長し、どこでも通用するエンジニアへとステップアップできるはずです。

少しでも興味がある方は、ぜひリモートカジュアル面談でお話ししましょう。お気軽にご連絡ください!

場所にとらわれず最先端の技術に触れ、大きな仕事に挑戦できる環境は、そう多くはありません。だからこそ、自分の可能性を広げたいと思っている方は私たちと一緒に新しいチャレンジをしましょう!

※少しふざけてます

――ありがとうございました!

(取材・編集・文=広報室 宮崎)

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