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自由な社風を活かし仕事を楽しく!「人をつくるアルサーガ。」連載第38回は、フロントエンドエンジニアのc-shiragaが登場!
c-shiragaは、新卒で製鉄所に就職し7年ほど従事。その後、様々な職種であらゆる経験を積んだ後、驚きの理由からエンジニアを目指すことになりアルサーガへ入社しました。実務未経験にも関わらず早くも技術スキルの高さを認められ、入社して約半年でフロントエンドのリーダーとして抜擢されました。
フロントDivをけん引するc-shiragaに、エンジニアを目指すきっかけとなった一風変わった出来事やリーダーとしての今後の取り組み、そして、自由な社風のアルサーガの特性を活かしトライしていることについて話を聞きました。
予想外の展開でエンジニアになることを決意
――エンジニアを目指したきっかけについて教えてください。
実はエンジニアになる前は様々な仕事をしていました。学生の頃は、工業高校へ通い、卒業後は地元の製鉄所で働いていました。そこでは7年ほど勤め、退職後はBarで働いていました。スポーツをテレビで観戦しながらお酒が飲める、いわゆるスポーツBarで、ダーツができたり結婚式の二次会ができたりするラフな雰囲気のお店でした。
一方で、株にも興味があったので、昼はトレーダーのようなことをしながら夜はBarで働くという謎の日々を送っていました(笑)。 その生活を1年ほど続け、次にスポーツブランドのアパレルショップで働くことになります。
――本当に様々な職種ですね!(笑)
「スポーツ」や「接客」というところでは一応繋がってはいるんですけどね(笑)。 そこで2年ほど働いたあたりで、「本当に自分がやりたいことって何だろう」と悩む時期がありました。
そんな時、ふと思い出したのが、自分の手相が結構特徴的ということでした。そして、一度見てもらおうと手相鑑定士に会いに行くんですね。
――予想外の展開ですごい面白いです(笑)。
手相鑑定士に「人生で何か迷っているところだね」のようなことを言われ、さらに「向いている仕事は料理人か建築士かエンジニア」と言われたんです。
一見、職種のばらつきがあるように見えるのですが、「一つのことを突き詰める職業」という点では共通していました。
例えば、料理人であれば、料理名、調理方法、盛り付けなどを常に突き詰めていくことが一流の料理人だと思いますし、建築士であれば、設計だけをとってもデザイン、構造、設備など追求していくことがキリなく出てくると思います。
エンジニアにおいても、IT技術はどんどん進化を続け、常に新しい技術を追い求め突き詰めていくことが必要な仕事だと思っています。そういった終わりのないような世界にいないと、追い求めるものがなくなったときにモチベーションが保てなくなってしまう特徴を持っているとのことでした。
その中で自分は何ができるのだろうと考えた時に、これまでの経験や体力面を考慮し、元々パソコンが好きだったことも踏まえ、エンジニアの道へ進もうと決断しました。これは、手相によって人生が決まった瞬間でした(笑)。
――それ以外の職を考えることや迷いはなかったのですか?
なかったですね。それよりも自分がIT企業で働くという選択肢は思ってもいなかったので、そのような道もあるのかと教えていただけたことは良かったですね。
そして、その鑑定士にエンジニアになるとしたらどのような手順を踏んだらいいか聞いてみたところ、プログラミングスクールに通うのもいいが、専門学校へ行って基礎から勉強するのが一番良いと言われたんです。
――鑑定士の方はそんな専門外のところまで相談にのってくれるんですか?(笑)
そうなんですよ。しかもその方は自身のホームページを作る技術を持っている方だったので、他にもいろいろと教えていただきました。
このような出来事の末、専門学校へ行くことになるのですが、次々に新たな知識を入れたり勉強をしたりすることが純粋に楽しく、自分にはとても合っていましたね。
――アルサーガへの入社の決め手を教えてください。
ホームページやWantedlyで社長や社員インタビューの記事を読み、エンジニア目線の自由な雰囲気を感じ、エンジニアを大事にしている会社だなと印象を受けたことです。
▼印象に残っているインタビュー記事集
https://www.arsaga.jp/news/introduce-arsaga-frontend-division/
また、カジュアル面談を担当してくれた社員の方が面白かったことも大きいです。詳しく会社のことを教えてくれたことや技術的な話でも盛り上がり共感する部分も多く、親身にいろいろと話してくれたことで、アルサーガの人の良さが感じられました。
私は就活の軸として、入社してすぐに実務を積みたかったこともあり、新卒ではなく中途で採用をしてくれる企業に絞り、さらに、フロントエンドでReactができるのを条件に探していました。
そのうちの10社ほどの企業に応募し、数社とカジュアル面談をしたのですが、ここで働きたいと思えたのはアルサーガだけでした。この出会いがなければ就活に苦戦していたと思うので、たくさんの応募者がいる中で実務未経験の自分に興味を持っていただけたことは有難いと思っています。
入社して約半年でエースメンバーに抜擢!自身の描くリーダー像とは?
――実務未経験で入社したにも関わらず、約半年でエースメンバー(※)になったと聞いています。最速で就任した秘訣や意識して取り組んでいたことはありますか?
※アルサーガパートナーズの「エースランク制度」とは… スキルの高い社員に与えられる名誉制度です。選任されたメンバーは通称エースメンバーと呼ばれ、名刺にエースのロゴマークが入るだけでなく、毎月給与と別にインセンティブも付与されます。
▼エースのロゴマーク
純粋に勉強していた期間が長かったことが関係しているのかもしれません。プログラミングスクールだと数ヶ月〜半年の学習期間になりますが、専門学校の場合は2年になるので、学習期間が長い分、基礎的な知識や資格の勉強も手厚かったと思います。その後は、バックエンドやAndroidのアプリの開発など、ずっと様々な開発をしていましたね。
学校ではJavaをメインに使用していたのですが、応用の効く言語だったこともあり、他の技術の学習にも役立っていると思います。そのため、フロントエンドについては自主的な学習だったものの、比較的に早い段階で理解を深めることができました。ですので、実務未経験での入社ではありましたが、「フルスタック」という意味では強みになっていたのかもしれません。
エースメンバーは技術選定やメンバーの育成など、技術のリーダー的な役割が大きいので、これまで以上にキャッチアップするスピードを速めていかなくてはというのが今の気持ちですね。
――今後、エースメンバーとしてやっていきたいことはありますか?
まずは、フロントエンドエンジニアがアサインしているプロジェクトの内容や技術を全て把握しておきたいと思っています。
フロントDivのエンジニアは様々なプロジェクトに参画しているのですが、プロジェクトごとで使用している技術も異なってきます。ですので、どのプロジェクトであってもエンジニアが行き詰まってしまった場合に、対応できるほどの知識は最低限つけておくべきだと考えています。
最近はメンバーに他プロジェクトについてヒアリングを行い、使用している技術のキャッチアップをして自分自身も使いこなせるようにするというのをずっと続けていますね。ゆくゆくは、全プロジェクトの技術スタックを把握した上で、プロジェクト開始時にアドバイスができる体制を構築したいと思っています。
また、エースメンバーと同時にフロントDivのマネージャーも任せて頂けることになったので、マネジメント面では、常にメンバーの声を近くで聞くことを意識していきたいです。
良いアイディアがある場合は実現できる範囲で調整したり、不満がある場合は解消できる動きができるよう、一人一人が求めていることを常に把握することから始めていきたいですね。
――フロントDivはいつも賑やかで仲がよさそうですよね!
それはフロントエンドエンジニアの特性なのかもしれません!デザイナーも似たところがありますが、サーバーサイド側と違ってクライアントと近い部分のある職種だと思っています。
サーバーサイドは裏側のプログラムを作るのがメインですが、フロントエンドは実際にユーザーが触れる画面を作っていきます。そのユーザーと一番近い部分を作る仕事ということもあって、「どんな気持ちでどんなことを考えてこの画面を使うのだろう」というのを常に考えながら開発しているんですね。そういう面では、フロントエンドはクライアントに近い開発者という立ち位置でもあって、コミュニケーションを取りたいタイプの人が多く集まっているのかもしれません。
自由な社風を活かす。何でも楽しむことをモットーに新たな企画にトライし続ける理由
――c-shiragaさんといえば、イベント企画が好きな印象も強いです。
▼c-shiragaさんも企画に携わったイベント
https://www.arsaga.jp/news/arsaga-hackathon-star-cup-2022-report
何をやるにも楽しい方がいいじゃないですか。私自身が楽しいと思うことをやりたいという人間というのもありますが、アルサーガはエンジニアだけでなく様々な職種のメンバーがワンフロアにいるので、社員間のコミュニケーションが多く取れた方がパフォーマンスの向上にも繋がると思っているので、思いついた企画は実践するようにしていますね。
最近だと、私が所属しているシステム第二本部で「ご指名ランチ制度」というのを発案してお試しで実施しています。
この制度は、メンバーが本部長またはその配下のDM(ディビジョンマネージャー)、UL(ユニットリーダー)の誰かを指名して、二人でランチに行けるという制度です。さらに、ランチ費用は会社負担というのが嬉しいポイントです。
発案のきっかけは、システム第二本部はサーバーサイドDivとフロントDivが所属している部署になりますが、Div間での交流はそこまで多くはないと感じていました。まずは、カジュアルにランチをすることでサーバーサイドとフロントエンドのコミュニケーションの活性化になればいいなという思いで提案してみました。
この制度のいいところは強制ではなく権利なので、行きたくない人は行かなくていいですし、興味のある人は自分で行きたい人を選択できるところですね。選ばれる側は指名されないと少し寂しい気持ちにはなりますが(笑)。
まだ実施して日は浅いですが、少しづつ良い効果も出ているので、いずれは全社で展開していけたらと思っています。
――自由に実践できるアルサーガの環境はc-shiragaさんに合っていそうですね。
そうですね。とても合っているような気がします。完全に自分の趣味で始めたノンアルラウンジ(※)も特に社長の許可なく始めたものですが、他社であれば恐らくできないだろうなと思いますしね(笑)。
※週に一度、ある一定の時間にc-shiragaさんがノンアルコールカクテルを振る舞うイベント。
▼c-shiragaさんの作ったノンアルカクテル
――今後チャレンジしていきたいことはありますか?
今以上にアルサーガを良くしていきたいと思っています。エンジニアやクリエイティブ関係の人材は、自由な環境の方がよりパフォーマンスを発揮できると思うんですよね。
アルサーガのいいところは、やはり「自由」だと思うので、今後益々組織が拡大していっても、自由で良い部分は上手く残しつつ、直すべきところは対応していき、より良い環境にしていく動きをしていきたいと思っていますね。
例えば、最近考えているので言うとオフィスが広い分、ラウンジまで行くにも遠くて億劫になっているメンバーもいるので、オフィスの奥の空いているスペースにリラクゼーションルームを作りたいな、なんて考えています。Yogiboやマッサージチェアを置くのが理想なので、本部長へおねだりしているところです(笑)。
もう一つは、エースメンバーの技術をメンバーにも共有していくことです。今後は、会社のLTイベントTOTでエースメンバーの定期的な登壇も視野に入れ、会社全体の成長にも貢献していきたいと思っています。
――最後にどんな人にアルサーガに参画してほしいですか?
自由な環境でこそパフォーマンスを発揮できる人はアルサーガに向いていると思います。あとは、自分と同じように天下の大将軍を目指している人です!
――ありがとうございました!
(文=広報室 宮崎)