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アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その4:Take Action First編 ~

こんにちは!!

アーキベース採用チームです!!

前回に引き続きアーキベースのValue/Credoについて一つずつ語っていきます。


全6回あるわけなのですが今回は4回目であり後半:Credo編に突入しまして、「Take Action First」についてです。

宜しければ最後までお付き合いください!!!


関連記事:

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アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その1:Change Forward編 ~

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その2:Inside Out編 ~

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その3:Be the Best編 ~


Credo

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その4:Take Action First編 ~ ⇐今回ココ

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その5:Stretch編 〜

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その6:Future Pull編 〜 

■アーキベースのCredo筆頭「Take Action First」とは?


はい、ではまず公式を確認しましょう。

(この素早い感じがTake Action First)


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【 Take Action First 】

 ー まずやってみよう ー


  誰も成し遂げたことのない

  未知で不確かなものに取り組んでいるからこそ、

  悩む前にまず行動する。

  動くことで見えた結果を振り返り、

  次の道筋を導き出していく。

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悩む前に行動、どうやらこのセンテンスが大事っぽいですね。

悩むことの何がいけないかと言いますと、悩んでいても物事は進まないという点です。

あくまで仕事やビジネスといった領域で成果を出すという観点において、ですが、「悩む」ということのバリューは低いのではないかなという仮説を持っており、アーキベースはその仮説に則り組織運営を試みております。

悩み深き子羊の皆様、なんだかすみません。

■先に敢えてクリティカルに、「まずやってみる」で大丈夫なの?


いや物事にもよると思うんですよ?

付き合いたての恋人に対して

 「よし、まず結婚してみるか。」

とはならないですしね。

(それはそれで素敵なプロポーズな気がしてきましたが、クリスマスが近いせいでしょうか。)


1度の意思決定の重さとか、可逆性とかを考えると、全てのケースで「まずやってみる」ことが正しいかと言うとそうではないことは当然承知しているのですが、でも敢えて「まずやってみる」ということを肯定していますよ、優先しますよ、とアーキベースは宣言しているのです。

■なんで先ずやってみるんだっけ?


さて、Take Action Firstの重要性、一番はとにかくスピードですよね。

ベンチャー企業の持ち味の最たるものであるかと思っています。


例えば新規事業開発においてがっつりサービス設計をしてしっかり作り込み、ねっちょり販売戦略を練り込み、悠久の歳月をかけていざ出陣!!とやるよりも、一旦プロトタイプでも良いので先ずは作って形が出来たら取り敢えず売ってみる、というやり方をアーキベースは好みます。

先ずやってみることで、取り敢えず何らかのFactが得られます。


例えば「高い!」「こんなの使わないよ」「面白いじゃんトライアル期間ある?」とか、少なくとも顧客の反応やニーズの有無などは一定確認できるでしょう。


結果としてその一旦の成果が「失敗」と評される内容であったとしても、不確実な試みに対してFact確認ができたという点は割と大事な資産だと考えていまして、コツコツちゃんと小さな成功/失敗資産を蓄積し、それを元手にちょっとずつより良くしていく、という方が事業/組織開発のスピードが出るのではないかという立場に立っています。


■失敗を許容するカルチャー


「悩む」ということを要素分解すると、大体の成分は「恐怖」であると思います。

「これでいいのかな?」「失敗したら/間違ってたらどうしよう?」「使えないヤツと思われたくない・・」とか、そりゃそうです、不確実だけどやってみる、って基本的には怖いことなんです。


そこで「メンタル強い人を採用します!」ではちょっと一方的ですよね。

当然ながら失敗に対する恐怖心が低い方を優先して採用する、というのはアーキベースのValue/Credo的にも大切なんですが、個々人だけがその性質を保有すべきという責があるわけではなく、会社/組織としても環境や文化を整えなければなりません。


なので「Take Action Firstが大事ですよ」という宣言を支える前提として敢えてきっぱり申し上げておきますと、アーキベースは失敗に対する許容度の高い組織です。

「まずやってみよう!」とか言いながら失敗したら「てめぇこのやろう!」って言われたら割とショックと言いますか、ブラックな感じがしますよね?笑


なので基本的には失敗しても「ナイスファイト!」「もうけもうけ!」のような心持ちで迎える文化であり(注:なんか部活みたいですがあくまで心持ちの表現でありこのような掛け声が日々飛び交っているわけではありません)、やらなかった/できなかった、よりは失敗資産の蓄積を全力で賞賛したいと考えております。


■「まずやってみる」ができる事業選定


やや横道なんですが折角なので。

事業戦略上アーキベース意識していることです。

アーキベースは創業からようやく3年経過したタイミングでもあり、何か大きな事業に多額のキャッシュを投下する、といったような事業開発スタイルはそもそもとりたくてもとれません。

なのでTake Action First的な発想はよりこのフェーズには馴染んでいまして、クイックに試してクイックに軌道修正し正解を探っていくようなことが可能な事業選定を行っています。

現在の主力事業としては電気工事関連の有資格者の方を主な対象としながら人材紹介事業を行っていますが、人材紹介というのもスモールスタートが可能なビジネスモデルだと思っております。(個人でやられている方も沢山いらっしゃいますしね)


同じ「電気」というキーワードで、例えば極端ですが発電所を作る、といった事業アイデアを実行しようとした場合、Take Action Firstの発想はフィットし難いと思います。

発電所を「いったん作ってみるか」とはならず、詳細な事業計画は勿論の事、ヒトモノカネがかなりのボリュームで必要となる一大プロジェクトとなってしまうので、しっかり設計したうえでリスクマネジメントにも多大に配慮しながら進めていく事が必要になります。


こういった事業領域を選定することは、例えアーキベースの事業フェーズが進み投資体力が増強された状態になったとしても基本はやらない方針です。

アーキベースが標榜するプラットフォーム事業構想は、あくまで情報・技術というキーワードを軸にTake Action First的にサービス/プロダクト開発を行い事業拡張していく、という発想を持っています。


■CHR「ちいさく、はやく、らくに」


もう一つ横道なんですが。。


Take Action First的な文脈で、社内で流行らせようとしている言葉がコレです。


CHR

 C:ちいさく

 H:はやく

 R:らくに


何か施策を検討する際などに、

 もっと最小単位でやれないかな?

 来週じゃなくて今日からアクションできないかな?

 一旦コレ省いて楽にやってみようよ。

などの発想を持ちます。

っていう発想は持っているんですが、すみません、正直まだ流行ってないです笑


まぁ、そのうち流行るでしょう(適当)


■世の中も少しずつTake Action Firstになってきている気が・・


例えばサブスク型のサービスって増えてますよね。

この変化により消費者にとっては「先ずはやってみて、違ったらやめればいい」という発想を持ちやすい状況が生まれ、Take Action First的に行動できる環境に社会全体が変化してきているという一つの事例なんじゃないかなと感じます。


また別の話ですが統計的にも日本の転職者は依然増加傾向を維持しており、就職や転職といった人生でかなり重たい部類の意思決定においても、「次のチャレンジのために転職」「ミスマッチだったので転職」といった行動が当たり前になってきています。

Take Action First的に「先ず転職してみよう」とはならないと思いますが、どちらかと言うと以前ご説明したChange Forward的に、能動的に変化を起こしていくことが社会としても当たり前に許容され求められてきているのではないかと思っており、婉曲的にTake Action First肯定文化を後押ししてくれているような気がします。


そういう意味では「失敗を許容する」という事に関して日本人も慣れてきたのかも知れないですね。

よく「失敗を許されない社会」とか言われがちな我らがニッポンですが、流石にそれではもう競争力が維持できないからなのか、少しずつ寛容になってきている気がします。


社会として心理的安全性を保つ、という観点からは個人的にはこの流れは望ましいと思いますし、その方が皆生き易いよねとも感じるので、そんな社会的価値観創りにアーキベースも社会の公器である法人組織として寄与できればなんて考えたりもします。


それも一つの素敵な社会貢献なんじゃないでしょうか。


■そうは言ってもバランス必要(わがまま)


ここまで読んでいただいて、

「よし分かった、とにかく色々やってみればいいんだな!?」

って言うのは解釈としてはとても有難いんですが、更にそこからアーキベースはバランスも追求したいと思っておりまして、、メンドクサイ会社ですみません。。


追ってValue/Credoの最後、「Future Pull」についての説明で詳細をお伝えしますが、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式でもいけないと思うんです。

それだけだと勝つ確率が低いので収益性も当然低い会社になってしまいますし、社員の待遇も上がりませんし、とにかくステークホルダーを振り回してしまい生産的ではありません。


どっちなんだよ!と思うでしょ?

どっちもなんです。


どちらかに寄せることはシンプルですしメッセージとしても伝わり易いと思うんですが、相反するように見える何かを両立させるという試みはどんなテーマ(「量と質」とか「事業における社会貢献と収益性」とか「結婚における愛と経済」とか・・)でも非常に難易度が高く、、でもそれ故に尊いものでもあり、、じゃあ折角なら難しい方が面白いっしょ、なんて思ってしまうわけなんです。


至極わがままなんですけどね。


そんなわけで、先ずやってみる、でもしっかり考える、そのバランスを如何に高次元で実現するかを日々試行錯誤している我々アーキベースなのでした。


また長くなってしまいましたが皆様にTake Action First感が伝わったならとても嬉しく思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

良かったらまた次回もお付き合いくださいませ~♪


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