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こんにちは☀
株式会社アラヤ採用担当の村松です!
アラヤには、異なるミッションと強みを持った様々なチームがあります。それぞれが自律的に動きながらも、「圧倒的に面白い人類の未来」のために挑戦を続けています。
これまであまりスポットライトを当ててきませんでした「チーム」をピックアップし、それぞれの取り組みやメンバーの思いを紹介していくチーム紹介シリーズです^^
本日は、
「空調最適化チーム」
をご紹介します!
◆空調最適化チームとは?
私たちは、IoTや人工知能(AI)などの先端技術を積極的に取り入れ、建物の空調システムの最適化を目指しています。エネルギー効率の向上はもちろん、オフィスや商業施設、公共空間といった多様な環境で、利用者一人ひとりが感じる「心地良さ」にもこだわり、環境負荷の低減とコスト削減を同時に実現するソリューションを提案しています。
施設ごとに使用設備や使われ方などが異なるため、各施設ごとに個別のAIを開発することも行っています。空調エネルギー使用量の削減を通じて、CO₂排出量の低減にも貢献しています。
◆主な取り組み 『ConsciousAir』
顧客の「空調の電気代や熱源のエネルギー消費、CO2排出を削減したい」という課題に対し、空調/熱源の最適化を省エネ運転で叶えるのが『ConsciousAir』(コンシャスエアー:意識を持つ空気)です。予測AI+制御AIで高精度な運転が可能なこと、自動学習機能で運用負荷が少ないこと、また建物への後付けが可能なため既存運転を止めずに導入が可能なことが特徴です。
ConsciousAirは 2020年に開発をスタートし、複数施設での技術検証と実証実験を重ねたのち、商用リリースへと至りました。開発過程で得られた成果は、空調・建築系の国内学会で報告しております。今後はオフィスや商業施設に加え、ホテルや学校など空調ニーズの異なる業態にも展開範囲を拡大し、より多様な環境でエネルギー効率と快適性の両立を実現していく予定です。
◆導入事例
導入事例としては下記のようなものがあります。
・某オフィスビルの電力消費量を12%削減(冷房時期)
・大規模商業施設での一部エリアで運用中
・東邦ガス様、日建設計様等と、AIでCO2やコストを削減する「AI地域冷暖房」を実証実験
◆チームリーダーから一言
空調最適化チームでプロダクトマネージャーを務める飯尾です。私たちは「人が意識することなく、いつでも快適な空間を実現する」ことをビジョンに、予測 AI と制御 AI を掛け合わせた独自ソリューション ConsciousAir を開発しています。
少数精鋭ながら、アルゴリズム開発からフィールド実装までを一気通貫で担うのが私たちの強みです。実際にオフィスや商業施設での導入では、電力使用量を約20%削減しながら温度ムラを抑え、運転設定の手動変更回数を削減して維持管理を省力化。省エネ・CO₂削減だけでなく「快適さ」と「運用のラクさ」を同時に実現することにこだわってきました。現在はまず、建物エネルギーの40%以上を占める空調負荷を丸ごとスマート化することに挑戦しており、将来的には、空調で培った知見を基盤に、照明・換気・セキュリティなどビル全体の設備に知性を拡張し、人が意識せずとも環境が自律的に快適さと効率を調和させる真のスマートビルディングを実現していきます。
私たちが求めているのは、技術で世の中を動かすことにワクワクできるエンジニア、そしてテクノロジーとユーザー体験の橋渡し役になれる人です。
「自分の書いたコードが、街の空気を変える。」――そんな未来を一緒につくりませんか?
◆最後に
現在空調最適化チームでは、空調最適化エンジニアを募集しております!
空調の未来を共に創りませんか?ご興味のある方、是非お気軽にご連絡ください!