こんにちは、代表の豊泉です。
今日は、私たちが日々の業務で学んだ「ちょっとした教訓」を皆さんと共有したいと思います。
これは採用の話ですが、営業やマーケティング、あらゆる仕事に通じる話でもあります。
◆ 採用の壁にぶつかって
ある日、私とメンバーの宮崎が採用支援をしているとある介護事業所の求人についてミーティングしていました。数ヶ月前から支援していたのですが、なかなか応募がなく、手応えを感じられない状況が続いていたのです。
「今週もエントリーなしです…」
という宮崎の言葉に、
「そろそろ別の案を試してみよう」と言いかけた私。
でも、実はそれもすでに試していた方法でした。
◆ 目の前に集中しすぎて見えなくなること
何をやっても成果が出ない。
そんな時、ふと「視野が狭くなってるかも?」と気づき、
私は『必殺・幽体離脱』を使うことにしました(笑)
もちろん比喩ですよ。
目の前から一歩引いて、俯瞰で全体を見る、という意味です。
「競合リサーチって最近してたっけ?」
と宮崎に尋ねると、「年始に一度…」との答え。
すぐに周辺の求人を調査してみたら、
なんと、明らかに待遇が改善されている施設がいくつも出てきたのです。
慌ててお客様と相談し、求人票の条件や掲載内容を見直しました。
◆ 求人票は「自分たちの世界」じゃない
私たちは、自分たちの書いた求人票の中だけで何度も手直ししていましたが、それだけでは足りなかったのです。
大事なのは、求職者の目線。
そして、他社との比較です。
どんなに良いフレーズや条件も、
周りが同じことを打ち出していたら、
埋もれてしまいます。
これは求人に限らず、日々の業務や企画でも起こりがちなことです。
「木を見て森を見ず」になっていないか?
常に自分たちに問いかける必要があります。
◆ 最後に
私たちの小さな失敗談ですが、
きっと皆さんの仕事にも通じる部分があるはず。
成果が出ない時こそ、「幽体離脱」してみてください。
目の前の課題にとらわれず、広い視野で見ることが、次の一手を生み出すヒントになるはずです。
私たちの体験が、少しでも参考になれば幸いです。