AnyReach株式会社、AnyMind Groupへのグループ入りのお知らせ
AnyReach株式会社のプレスリリース(2025年3月31日 15時30分)AnyReach株式会社、AnyMind Groupへのグループ入りのお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000088422.html
こんにちは、AnyReach人事の渡辺 真梨奈です!
AnyReachは2025年3月31日付で、AnyMind Group(以下、AnyMind)のグループに加わりました。
今回はM&Aの背景や今後の戦略について、代表の中島にインタビューしてみました!
中島 功之祐(なかじま こうのすけ)@konosuke_nkj
AnyReach代表取締役CEO。神戸大学を卒業後、2018年にメルカリに新卒入社。PMとして、自動車売買に関連する機能のプロダクトマネジメントに携わる。2021年1月にstand.fmに入社し、音声配信プラットフォームのPMとして勤務。同年10月にAnyReachを創業し、eギフトサービスのAnyGiftをリリース。
1. AnyMindへのM&Aを決断した最も大きな理由
2. M&Aが具体的に動き出したきっかけや交渉過程で印象的だったエピソード
3. AnyReachとAnyMindのM&Aによる事業シナジー
4. 今後の事業戦略において特に注力していきたい領域
5. M&AによるAnyReachの組織体制やキャリアパスの変化
6. 代表自身の今後のビジョン
7. AnyReachに興味を持っていただいた方へ
\AnyReachは絶賛採用強化中です📣/
創業から提供していたeギフトサービス「AnyGift」のさらなる成長を考えたときに、AnyMindと一緒に進めることが最も成長を加速させられると思ったのが大きな理由です。
AnyGiftは、国内では800社以上(2025年6月時点)の企業様に導入いただいていますが、まだ海外では全く存在感がありません。これから海外へと展開し、世界中の企業様に価値を届けていくためには、自社だけのケイパビリティでは相当の年数がかかってしまう。そのためにグループ入りを決断しました。
また、AnyMind全体の事業ともシナジーがあったことも大きいです。AnyMindでは、グローバル物流プラットフォーム「AnyLogi」やインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」など物流やマーケ、SNS等に強く、弊社事業との連携や、顧客の相互紹介、また一緒に新規事業を創っていくなどの未来も明確にイメージすることができました。
グループ入りが弊社全メンバーにとってもさらなる挑戦の機会になると感じましたね。
きっかけは、自分から作りました。元々弊社の株主であったVCに、AnyMind代表の十河さんとの面会を依頼させていただいたことが最初のきっかけです。初回はオンラインで話し、その後オフィス訪問やお食事の機会などをかなりのスピードで進めさせていただきました。
印象的だったのは、1~2ヶ月で1週間ほどしか日本にいない十河さんが、凄いスピードで対面での接点を創出してくださったことですね。オンラインではなく対面でお話することで、戦略への解像度や中長期の目指す方向性などをクリアに話すことができました。
また代表だけでなく、CFOや執行役員、現場のメンバー陣とも多くの打ち合わせを重ねさせていただき、より一層事業が加速するイメージや、組織が連携されるイメージが湧きましたね。
AnyGiftはブランドのギフトの課題を解決し、新規の集客力向上や、顧客のエンゲージメントを強固にしていくプロダクトです。ただ、ECサイト全般の課題や、物流や倉庫のオペレーションの課題などは、他社を紹介することは出来ても、自社での解決は出来ておりませんでした。
今後は、ブランドに対してECや店舗、経営やバックオフィスなどあらゆる部分の課題解決を自社で完結させながら進めていくことができると思っています。
短期的には、国内外含めてAnyGiftのグロースを実現していきます。
中長期では、ソフトウェアやAIの領域で新しいサービスをどんどん生み出し、世の中に価値を届ける量を最大化していきたいと考えています。
グローバル展開についても、すでに外資系ブランドに多く導入をいただいているAnyGiftですが、ありがたいことに日本が成功していることによって、海外支店や本国担当者をご紹介いただけるケースが増えてきました。そこから各国は導入実績を増やし、その事例を持って営業に進んでいきたいと考えています。また海外には、EC構築やグロースのパートナーも多く存在するので、パートナーシップ・アライアンスから現地のブランドの開拓を進めていきたいと考えています。
組織体制としては、攻めるべき事業や領域が広がったことによって、圧倒的にポジションが足りなくなっていくという変化が起きると思っています。
特にマネージャーや、執行役員、事業責任者等のポジションを強化していきます。すでに内部からの登用で役員やマネージャーのアサインなどを進めていますが、それでもまだまだ追いついていません。責任のあるポジションを目指していきたい候補者の方にとっては、より挑戦しやすい環境になっていくのではないかなと思っています。
またキャリアパスの広がりとしては、ブランドの包括的な支援というところで、ギフト以外の領域にも手が伸ばせるようになったり、カンパニー全体でAIへのフォーカスをしているので、AI領域で新しいことにチャレンジできるようになったり、幅広くチャレンジをしたい人にとっても面白いフェーズが来たと思っています。
さらに、海外展開も強化していくので、グローバルに活躍の幅を広げられるようになっていくのではないかなと思います。海外展開をしたいと言いつつ、やっぱり自社だけだといつやるのか?と思われるスタートアップは多い気がしますが、AnyMindは今すでに15カ国・地域に拠点があり、2024年度の海外売上比率は60%以上です。海外勤務やもっと自分のケイパビリティを広げていきたいという方にとっては、明確なイメージが湧くのではないでしょうか。
僕自身はこれまで売上前年比3倍成長してきたAnyReach社を、5倍やそれ以上の速度で成長できることを目指していきます。また同時にAnyMindグループ全体に価値を作れるように、グローバルで事業を創出し成長させられる人間になっていきたいと思っています。
これからの経営は日本 or 海外といった論点ではなく、当たり前のようにグローバルベースでの事業創出となり、当たり前に世界中の企業と競合しながら戦っていく未来になると思っています。
これまでAnyMindが創り上げてきた会社の成長速度はとてつもなく凄いものでしたが、自分が加わることでその速度や規模をさらに大きくしていきたいと考えています。
今回グループ入りしたことによって、「スタートアップのスピード感が薄れてしまったのではないか?」と思われるかもしれないのですが、むしろ逆で、かなりのスピードで成長し、事業を進めています。
子会社としては、かなりの信頼と権限を任せてくださっているので、単独でやっていた頃と変わらずに事業や組織の拡大を進めています。採用も引き続きAnyReach単体としても実行しているため、カルチャーは良い意味でも融合しきっておらず、AnyReach独自のカルチャーを継続しています。
それゆえ社内はスタートアップマインドセットが強く、圧倒的に大きな結果を残すために努力を続けているメンバーが多いです。
自分もずっと、単独でやっていたときに、お金がかかるマーケ施策や、パートナーを巻き込んだセールス施策、ハイクラスを採用するためのHR施策など、やりたいことは無限にありましたが、資金的な部分で諦めることは多くありました…。今は、そういった諦めていた施策を一気に進めながら、事業の成長を3倍・5倍と進めているような状況です。
これだけ社内の環境や社外への提供価値が激動に変わる状況が、面白くないわけがないと思うので、そういったカオスな環境で役割を無限に広げながらやっていきたい方々はぜひうちに来てください!
まずはお気軽にカジュアル面談からお話しさせてください!