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最近考えていることのメモ。
世の中に「なくてはならないプロダクト」はどれぐらいあるのだろうか。
弊社AnyReachは、会計や勤怠はM社のSaaSを使っていて、法人クレジットカードはU社を使っていて、ドキュメントや議事録管理はNotionを使っていたりする。
でも正直、会計はF社でも良いし、法人クレジットカードはL社でもいいし、ドキュメント管理はesaとかwikiでも良い。
M社もF社も、いろんな企業のサービスがすごく成長しているし、世の中の人々に受け入れられている。
でも、成長しているプロダクトやその領域の各種サービスも、別にそれしかないわけではないというのが現状(ほとんどの場合なので、例外もある)
どんどん世の中は便利になっているし、さらにプロダクトは増えていくし、
そうなるともっと「このプロダクトを絶対に選ばないといけない」という理由がなくなってくる。
弊社が提供しているeギフトサービスの「AnyGift」もそうで、今後いろんな新規の企業が参入してくる可能性もある。たくさん乱立する可能性もある。
それに対して、もっと機能を増やしていったり、サービスを増やしていったり、流通支援をしていったり、特許を取ったり、技術的なMOATをつくったり、オペレーションと連動しスイッチングコストを高めたりということもあると思うけど、自分たちが一番に思うところは「サービスの思想」なのかなと思っている。
僕たちは全員がこのギフトの世界を広げることに命を懸けていて、
その未来が絶対に世の中に幸せを広げていくということを信じている。
毎日流れてくる購入者が買うギフトメッセージを見ていると、こんなにもたくさんの人達がギフトを贈ってくれる機会を、僕たちは作れていると思う。
AnyGiftがなければ、贈られなかったギフトが絶対にあるし、生まれなかった幸せがあるし、その先の人と人の繋がりがあり、その先にブランドを知ってまた買いたいと思うきっかけがある。
これをもっと広げていくために僕たちは全社員で一丸となってこのプロダクトを頑張っているので、その他のサービスとは異なるし、絶対にこのサービスや目指す世界への思想が違うので、将来選ばれ続けるサービスになるんじゃないかなと思っている。