anveilの大切にする価値観や行動指針が詰まった「anveil credo」。
日々の業務の中でcredoがどう活かされているのか、メンバーへのインタビューを通して掘り下げていくこの企画。今回はマーケティング編をお届けします。
会社のバリューやミッションは、聞くだけではやや抽象的に感じることもありますよね。
「実際の仕事ではどう活きているの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
そこでメンバーがどんな場面でcredoを意識し、どんな風に仕事に取り入れているか、リアルな声をお届けします。私たちanveilの価値観やチームの動き方を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
細部へのこだわりから自由になる「トレードオフの解消」
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マーケティングチームの中では日常的に「トレードオフの解消」や「逆算思考」という言葉がよく出てきます。マネージャーとの会話の中でもよく使われていて、自然と馴染みのある言葉になっていました。
ただ、改めて意味を考えてみると、実はすごく本質的で大事な考え方だなと感じます。
マーケティングの企画を進めていると、つい細かい部分にこだわりすぎてしまうことがあります。
そんなとき、「そもそもこの企画のゴールは何か?」と立ち返ることで、無駄な迷いや判断のブレを減らすことができて、思考がクリアになります。
この感覚は、商品企画でもチーム内でアイデアを出すときもすごく大切です。
「逆算思考」同様に、複数案を出した中でさらにそれを超える案を探す「トレードオフの解消」に関しても、自然と根付いている気がします。
実際、これらの思考だけですんなりと正解にたどり着くとは限りません。
そんな中でも、これらを正解に近づくためのアプローチや道筋を立てていくための”考え方の軸”として積極的に使っていきたいと思います。
マーケティングでも商品企画でも「消費者目線」を忘れないこと
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「消費者目線で本当にいいと思うものを作る。」
これは、私が継続的にルーチンワークとして行っている店舗さんへのフィールドワークでも大切にしている視点です。
たとえば、街中のカフェでふと「この空間いいな」と感じたときの心地よさや雰囲気だったり。そういった自分が消費者として現場を歩く中で得られた”肌感覚”は、マーケティングの施策や商品企画のヒントになります。
お客様からのフィードバックも大切ですが、自分の足で歩いて感じることから得られる気づきは多く、フィールドワークの何よりの価値だと思っていて。
実際、リサーチからの着想で企画したものに対して「とてもいい」というお声がもらえた時には、「お客様にちゃんと伝わっているんだな」と実感できて嬉しくなります。
マーケティングの施策でも、本質的にお客様にとって有効でなければ伝わらないということも強く感じます。いくら良質なサービスやコンテンツを発信しても、それが最適なタイミングでお客さんに届かなかったら最大限の効果は発揮できません。
「このタイミングでこういう特典が来たらうれしいな」と、どこまでもお客様目線で企画を考えられるかで、結果が大きく変わってくると感じます。
他チームとの意思疎通もcredoを通すことでスムーズに流れていく
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マーケティングの仕事は思考する時間が長い分、考え方の軸になるフレームがあるとすごく助かります。
credoは見た目に特別なことが書いてあるわけじゃなく、仕事をする上での当たり前が言語化されていると感じました。上手く取り入れていくことでチーム間のコミュニケーションもスムーズになると感じます。
実際、マーケティングチームの仕事は、他チームとの連携が必要な場面が多くあります。
パン屋に例えると、「どんなパンを、どんなお客様に、どんな形式で届ければ、パン屋全体の売上やお店の価値が高まるか」という全体の方向性は思案するものの、その後生地をこねてもらい、焼いて、売るところまでは他チームの助けがあってこそ実現できることです。
しかしマーケティング寄りの企画や要望は抽象度が高く、現場の方に上手く企画意図が伝わりづらいこともあります。
そんな時にも「お客様のために」という共通の認識があれば、お互いにフラットに話せますし、共通のゴールに向かって物事がよりスムーズに流れていくのではないかと感じます。
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