「好き」を信じて飛び込んだ作曲の世界から、人事の道へ ―。数えきれない挑戦と失敗の先に見えた“仲間と挑戦し続けられる環境”。ANIMA GROUP 渡辺信勝が語る、挑戦から学び続ける成長ストーリー。
ANIMA GROUP 人事・採用担当 渡辺 信勝
東京工科専門学校にて自動車整備を学ぶ。
日産自動車西東京、ホンダカーズ神奈川北にて整備士として勤務。
その後、昭和音楽大学に進学し、作曲を学びながらインディーズやメジャー案件で作曲家として活動。
ゲームトレードに業務委託としてジョインし、ライター業務などに携わる。
2022年よりANIMA GROUPに入社し、HR領域を担当。
目次
■ 「好き」を軸にたどり着いた作曲家の道
■ 挑戦を繰り返す日々
■ 求職者の気持ちを大切に、改善を続ける
■ 「好きや得意」を軸に、挑戦し続けられる
■ 「好き」を軸にたどり着いた作曲家の道
― 本日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介をお願いします!
よろしくお願いします!人事を担当している渡辺信勝です。経歴が少し変わっていて...
もともと車やバイクに興味があったため、専門学校を出て整備士になったのですが、DTMで作った曲をニコニコ動画にアップする方法を知ったのをきっかけに「自分にもできるかも!」と考え、整備士を辞め、バイトをしながら作曲家としての活動を開始しました。
中学生の頃から、学生時代のほとんどの時間を音楽に費やしていたので曲作りはすぐにできたものの、なかなか仕事を受けることはできませんでした。活動を通して人脈の重要性を知り、より良い曲を作れるようになるためにも「音大に行くべきなのでは?」と考え、独学で音大に入学しました。
― 好きなことを追求する姿勢が会社の理念と重なりますね!どのような経緯でANIMA GROUPと出会ったのでしょうか?
確かにそうですね(笑) 音大入学後は仕事が増えていき、作曲家として稼げるようになっていったのですが、卒業した頃には頭打ちとなってしまって... 音大のように別の道から仕事を増やしていけないかな、と考えていたところゲームトレード(現ANIMA GROUP)に出会いました。
もともとゲームも好きだったのと「ゲームの知識があればゲーム音楽の仕事もしやすくなりそう」と考えて応募しました。面談では宇野さん(ゲームトレード事業責任者)とすごく意気投合したのを覚えています(笑) 入社後は、業務委託としてライターの仕事をしました。
ー そうだったんですね!
その後しばらくは作曲家としての活動をメインにしていたのですが、大きく体調を崩して入院・手術をすることになり、そのタイミングで社員化について相談したんです。ゲームトレードチームでの仕事はとても楽しく、一緒に働く方がすごく尊敬できる方ばかりだったので。
当時、面談を担当してくださった宇野さんが動いてくださったようで「ゲームトレード単体からANIMA GROUPとして挑戦する中で採用・人事のポジションはどうか?」とお話をいただき、担当マネージャーの方とも面談を行って、社員化が決まりました。
■ 挑戦を繰り返す日々
― 未経験から採用・人事への挑戦でしたが当時を振り返ってみていかがでしょうか?
まず、はじめにRPOで運用していた部分の内製化から挑戦が始まりました。業務フロー自体はあったものの、知らないことばかりで... 新しいポジションで応募をつくるところから始めようと言われたのですが、応募を作るために何をどの順番でやっていけばいいのかの整理がうまくできず、なかなかアクションを行うことができませんでした。
また、フリーランスで活動していた期間が長かったせいか「完成したものを提出しよう」「ひとりで進めなければ」という意識が強く、自分だけで頑張ろうとしてしまう時間が長かったです。自動車整備士も個人の仕事なので、チームで働く環境を理解するところからの挑戦になりました。
― なるほど。業務も環境も未経験から、採用活動を始めるのは大変そうですね...
はい。本当に数え切れないほど沢山の挑戦をしてきたように感じます(笑)
組織で働くことに慣れてきた後も、知識の足りなさを痛感したことがありました。アルバイトの求人を運用し始めた頃だったのですが、これまで掲載していた中途や業務委託の求人を参考にしてしまって、募集を集めるのに苦戦したんです。
ー それはどのように乗り越えたのですか?
チームやマネージャーへの相談はもちろん、自分自身で「どんな求人がうまくいっているか」を以前よりも調べるようになりました。結果的に施策としては、求人タイトルを「ゲームのマーケットプレイスのカスタマーサポート」から「ゲームフリマアプリのメールサポート」と変更したことが、最も改善に繋がりました。
今では業界平均の1/3ほどの応募単価で募集を集めることができています。
■ 求職者の気持ちを大切に、改善を続ける
― 最近では、「リーダー採用」も大きく改善していると伺いました!
そうですね。ANIMA GROUPでは「StudioX」というスタートアップスタジオで新規事業責任者(グループ会社代表候補)の採用をしているのですが、なかなか内定につながる機会を増やせずにいました。
求人・エージェント様・スカウトを通じて応募数は増やせていたものの内定までは繋がらず、求職者の方にも、面接を担当する方にも負担を増やしてしまう期間が続いていました。
現在では、スカウトからの面接率が1%程だったところから15%ほどまで改善し、求職者・面接担当それぞれから「入社に向けて選考していきたい」と希望をいただける確率も大きく改善しました。
ー どのようなきっかけから改善が進んだのでしょうか?
最近入社したメンバーの影響が大きいと感じています。インターンで採用をサポートするポジションで入社した方なのですが、入社後すぐに「求職者のペルソナ」「ペルソナごとの興味」「会社の強み」を細かく整理していたんです。
もちろん、自分自身でもやっていたのですが、そのクオリティの高さに驚きました。それを参考に自分自身の理解も深まりましたし、自分でも参考にしながら求職者の方の気持ちをより深く理解するためのアクションを行いました。
すでに働いている事業責任者の方とのコミュニケーション機会も増やし、「これなら興味を持っていただけるかも」と思えるものに日々改善していったんです。
■ 「好きや得意」を軸に、挑戦し続けられる
― 人事として多くの挑戦をされたと思いますが、ご自身の経験を振り返ってどのように感じますか?
数えきれないほどの失敗をしてきましたが、うまくいかなくても挑戦を繰り返せたことが成果につながったのかなと思います。グループ全体で、挑戦には失敗がつきものであるという雰囲気があるのだと感じています。
挑戦を応援し続けてくれる仲間がいる環境だからこそ、成果につなげたいと思うことができ、モチベーションにもなっています。採用業務を通して、よい機会を求職者様との間につくることでグループ全体の成長にもつなげていきたいです。
― 素敵ですね!最後に読者の方へメッセージをお願いします!
手前味噌にはなりますが、ANIMA GROUPでは様々なキャリアを歩んできた、いろいろな強みを持った方が沢山働いているなと感じます。挑戦を続けることで、成長して、成果を出したいと考えている方におすすめの環境です!
今まで自分自身、沢山挑戦してきて、成果を出せたことの方が少ないと感じていますが、無駄だったことは何一つないと思いますし、経験の積み重ねが、今を作っているのだと感じています。
私自身ももっと挑戦していくので、ぜひ「もっと挑戦したい!」と考えている方は気軽に面談へ来ていただければと思います。
― ありがとうございました!