FF Marketing College
働きながらマーケティングが学べるインターン、FF Marketing College のページです
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アナグラムへ2018年新卒として入社して数日たった昼下がり。
人事「フィードフォースさんの新卒向けセミナーに興味ない?」
他社の新卒向けセミナーへの誘いをもらう僕たち。
混乱しつつも同業他社のセミナーを聞きに行ける機会はそうそうありません。この機会に業界の理解を深めよう!と、新卒2人でフィードフォースさんへ潜入してきました!
フィードフォースさんは、マーケティングや広告領域でかゆいところに手が届くすてきなプロダクトをいくつもリリースされている企業さんです。
ミッション『「働く」を豊かにする。』に沿った「不確実な時代のキャリア選択」がテーマのセミナーでした。二部構成で代表目線と現場目線、それぞれ学び深い話をたくさん聞くことができたので、新卒2人がそれぞれの視点で紹介していきます。
はじめにご登壇されたのは代表取締役の塚田さん。
終身雇用の時代が終わろうとしており「現代の就職活動は正直難しい」とインパクトある一言。4つのポイントをもとに、企業・キャリアをどう選ぶべきか教えていただきました。
①会社と個人のライフサイクルの変化
ぼくが就職活動していたとき、上の世代から「大手にいけば一生安泰」と言われました。しかし現代は大手でも倒産する可能性がある時代。自分の身一つで価値を生み出すことのできる人材を目指せる環境が必要だと説かれていました。
②環境が激しく変化、正解がない時代へ
昔は正解が決まっている”作業”をミスなくこなすことが仕事。いまは失敗してもいいから「探索」しつつなんとか成果にたどり着くことが大切な仕事。フィードフォースさんはこの能力を「探索型知性」と評し重要視しています。
③テクノロジーの変化
AIやテクノロジー発達により”人の仕事がなくなる”と言われます。そこで意識するべきは「テクノロジーを使いこなす企業」か「テクノロジーに代替されうる企業」か。この選択基準を持つことが大切とのこと。
④What(何をやるのか)よりもWhy(なぜやるのか)
企業をしらべると「業務内容」「事業」に目が行きがちです。ここで、なぜ行っているかに目を向けてほしいと塚田さんは話します。自分の「なぜこの仕事がしたいのか」と企業の「なぜこの事業を行っているか」がはまる環境に身を置きたいですね。
働くことに対して改めて考えるきっかけとなる座談会でした。特に塚田さんのお話では「なぜおこなうか」というキーワードが繰り返し出てきて、自分の働く目的を見直すことができました。(望月)
二人目の登壇は、入社3年目と若手ながらバリバリ仕事をこなすイケてる井形さん!
EC Booster(リスティング広告に携わる方がもれなく驚く「最短5分からGoogleショッピング広告が始められる」プロダクト)事業でカスタマーサクセスを担当。入社からの経緯を交えつつ就活のアドバイスをお話しいただけました。
『あなたは何に命を燃やしたいですか?ぼくは…』
もともとは法人営業としてキャリアをつまれていた井形さん。その仕事の1つには”一人で大手の代理店に常駐する”ことも。「若手が任せてもらえる業務の規模感が大きいのもベンチャーの魅力の一つ」とおっしゃられていました。
フィードフォースさんに入社を決めたのは「地域・地方を盛り上げるためには、テクノロジーが必要」という発想から。(学生時代に地域経済学を学んでいたそうです!)
仕事を通じて企業とやり取りすることで課題が浮き彫りに。
それは、
中小企業が最先端のマーケティングを取り入れることは難しいということ。
テクノロジーとうまく付き合うことで、業績を伸ばし地域・地方を盛り上げられる。わかってはいても割けるコストに余裕がないため、なかなかテクノロジーの導入が進まないというジレンマ。
その悩みを抱えていたところ、EC Boosterのカスタマーサクセス担当の社内公募がかかり、”このプロダクトなら中小企業ひいては地域・地方を盛り上げられる!”とみごと担当へ。
お客さんの多くは”町の小さな工務店”や”夫婦が趣味でやっているお店”。彼らから「自分のお店が広告を出しているのを見るとなんだか嬉しくなる。」と喜ばれるのは、大きなやりがいだそうです。
ぼくが感じた第一印象(クール!)とは全く違い、熱を帯びて嬉しそうにお話されている様子が印象的でした。
井形さんの歩んできたキャリアを踏まえ、就活のアドバイスもいただけました。
座談会などで就活生の話を聞くと、「すごいことをしたい」と、漠然と“すごいこと”に憧れを持っている人が多いなという印象を持ったそうです。
「もちろん、そういう意識も大事だけど、それよりも自分はどういうことに関心があって、どういうことに課題意識があって、どういうふうに解決したいのか、というのが重要」「就活はそういうことを考える良い機会だし、面接では自分を素直に伝えよう」という言葉で締められていました。
“テクノロジー“という言葉にはどこか冷たいイメージをもっている方もいるかもしれませんが、「テクノロジーを用いて地域・地方を盛り上げたい!」という井形さんからは熱い想いを感じ、心を揺さぶられるものがありました。
(実際に説明会に足を運んで下さっていた就活生の皆さんも、EC Boosterを担当してからの話では自然と頷く回数が増えていました。)
井形さんのように、自分の仕事について誰かに話すとき、「どこの企業で」働いているかではなく、「どういう意義を持って」働いているか話せるようになれたら良いですね。
就活のその先、これからの自分の人生を考えるうえでとても参考になる座談会でした。個人的には特に井形さんのお話に刺激を受け、改めて自分がやりたいことを再確認出来ました!(岡田)
フィードフォースさんは10周年を迎え、新たなフェーズへ突入しています。
これまでは「”誰がやっても変わらないルーティーンワーク”が、働くことに対してつまらない・つらいという負の感情を抱いてしまう原因」とし、マーケティング分野で作業をへらすための挑戦をたくさん行ってきたフィードフォースさん。
これからは、「マーケティング分野だけでなく、人々の働きそのものを豊かにできるようにしたい」とより高みを目指していくとのこと。
ぼくたちが驚いたのは、フィードフォースさんが生み出してきたサービスのほとんどが、世界初や日本初ということです。誰かを幸せにするために新たなことへチャレンジしていくのは過酷な道だけど、素直にかっこいい!と思いました。
「なぜ働くのか?」をいま一度考えるきっかけが得られたセミナーでした。
代表・若手社員からうかがえる内容は、おなじ就活生同士で得られる話とぜんぜん違いますね。就活生には、ぜひいろいろな視座の社会人に話を聞くことをおすすめします。視野がぐっと広がりますよ。
・自分が働く理由がボンヤリしている
・どんなことが向いているのかよくわかっていない
・AIやテクノロジーで仕事がなくなってしまう恐怖がある
こんな方は、新しい気付きを得られるはずです。
そんなフィードフォースさん、このたび、インターンで実務を経験しながらマーケティングを学べるFF Marketing College を2018年6月5日に開校されたそうです!現役マーケターと一緒に仕事をしてみたい学生さんはチェックしてみてください。
▼FF Marketing College
▼フィードフォースさんの新卒が参加してくださった"アナグラムの新卒向け座談会"レポートはこちら!