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「思いをストーリーに変えてビジュアル化」 プロデューサー×クリエイター(OnlineMeetupレポートVol.2)

Vol.1に続き、2021年5月18日(火)にライブ配信した、第一線で活躍する“プロデューサー&クリエイター”のトークセッション「審美眼を磨けるセールス&プロデュースのシゴト」の内容を一部抜粋してお送りします!

どのように仕事を進めていますか?

岡本:2つ目の事例は、プロデューサー兼プランナーというハイブリッドな濱谷さんからお願いします。

濱谷:僕からは鍾乳洞のブランディングおよび演出の事例になります。地域活性化や地域創生というキーワードをよく聞かれていると思いますが、地域をどう盛り上げるかという視点、数多くのグラフィックや CG ・映像の案件で培った僕らのクリエイティブの知見、光や色の使い方を空間にも転用できた事例かなと思います。

岡本:地域創生も含めてプランナーやクリエイターとしては、やりがいのありそうな仕事ですね。

濱谷:「龍河洞」という四国の高知県にある日本三大鍾乳洞のブランディングで、四国地域の方々が遠足や修学旅行で行かれるような非常に有名な所です。今、観光業が落ち込んでいるところをどう盛り上げるかを、洞窟の演出だけではなくコンセプトからロゴ、タグライン、そこに紐付くいろんな制作物を弊社で手がけさせていただいています。フロントとして僕が立って地域の方々の窓口となり、そこに堀口さんにも一緒に立ってもらって、鍾乳洞の魅力を引き出し、新しいストーリーや地元の方が気付いてないストーリーを付加したり、それらをビジュアルとしてどう伝えていくかという部分で一緒に作り上げてきた案件です。

岡本:この案件も我々がやりたいことを提案してやらせてもらう感じだったんですか?

堀口:僕らがやりたいことよりも、地域の方々の思いをいかに引き出して可視化してあげるかということが、このプロジェクトの最大の目的でしたね。

濱谷:僕らとしてのこれがいいというのはありますが、昔からの文化財として意味があり、思い入れがある方も多い中で、思いを汲み取るところが一番骨を折ったところです。

岡本:言語化しながらクリエイティブで可視化をして、理解できる形でアウトプットしていくところですね。

濱谷:そうですね。地域の方々は僕らのように日々クリエイティブに触れているわけではないので、言語化というところで、なぜそれがいいのかをわかりやすく絵に描いて見せるなど丁寧に行えたのはよかったところです。堀口さんに、どっちから光を当てるかとか、どう影を作るかを一緒に考えてもらい、結果として鍾乳洞に光を当てる・動線を作るという部分のストーリー作りをやっていきました。同時にロゴ、タグライン、鍾乳洞内のサイネージのアイコン、オリジナルのサインを制作しました。プロジェクションマッピングも協力会社に入っていただき、その企画とストーリー作りも弊社の方でディレクションさせていただきました。

岡本:濱谷さんはプロデューサーでありながらプランニングもやるところで意識したことは何かありますか?

濱谷:プロデューサーとしてフロントからゴールまでを頭の中で画を描く部分と、お客様や身内であるクリエイターと一緒に組み立てて行くという意味でのプランニングは、僕としては地続きで考えていました。

堀口:日中は洞内に入れないので、地元のホテルで缶詰めになって濱谷さんと一緒に企画書を書いたりコピーを考えたりしていましたね。

岡本:堀口さんはプロデューサーからの相談にどう対応するのか、クリエイターとして意識していることはありますか?

堀口:僕らクリエイターというビジュアライズをする専門家としては、ビジュアルで答えていくことが一番プロデューサーが助かるポイントだと思っています。こういうことをお客様は望んでいるんだよねというのをすぐビジュアルで返せる、言うなればビジュアルでコミュニケーションできるスタンスでいることは意識しています。

アマナだから実現できたことは?

濱谷:まさに堀口さんはビジュアル全体のディレクションをするイメージングディレクターですが、言葉にできない部分に色と形をつけたい時に、こういうことはできないか?とゼロベースで相談ができる人が身内にいることです。演出部分で弊社のフォトグラファーの活躍も大きくて、常に光と影を扱うプロフェッショナルが近くにいっぱいいるのもアマナならではですね。自分の幅を拡げる意味でも面白がってくれるクリエイターがいるから、僕らが考えつかないアイデアが出てくるのは飽きないですし、クライアント側も面白がってくれるポイントかなと思っています。

堀口:今、話にあったようにフォトグラファーがアマナの中にたくさんいて、しかも結構近くにいるのはユニークな会社だと思います。さっきの光の演出で言うと「雲の架け橋」という名前の岩があって、雲の架け橋として表現するにはどうすればいいんだろう?とカメラマンに相談して、ライティングのディレクションをしたのがすごく面白かったです。

岡本:二つの事例を通してプロデューサーとクリエイターの個性が見え、それぞれどんな役割で、どういうことを意識してきたかお話を聞きました。それでは、次のテーマに移ります。

Vol.3「多職種の個性がアマナで群れをなす理由」へ続きます!

【参考情報】

OnlineMeetupのダイジェストVer.をYoutubeにてご覧いただけます↓(約8分)

https://www.youtube.com/watch?v=B5QB3O8V8IE


撮影:AKANE

株式会社アマナ's job postings
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