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12月社内イベント「ダイアログ」:みんなで協働意思について対話しよう

こんにちは。ALCHEMYの島田です。

今回はALCHEMYが毎月開催している「ダイアログ12月版」についてお話しようと思います。


そもそも「ダイアログ」ってなに?

前回の記事でも説明はしているのですが、前提として大切な話なので毎回説明させていただきます。
もう知っているよ!という方は読み飛ばしていたければと思います。


さて、ダイアログとは簡単に言えば「対話」を指す言葉です。

お互いの理解を深めるためのコミュニケーション方法としても知られています。

よくディスカッションと混同されがちですが、ダイアログとディスカッションでは下図のような違いがあります。

ディスカッション:なにかの問題について話し合い問題解決の結論を導くことを目的としている
ダイアログ   :相手の話に正解/不正解はなく、相手がなぜそう思うのかを深掘りすることを目的としている

といった違いがあります。


ダイアログの効果は?

ダイアログの効果としては

  • 対話を通して社員同士の相互理解を促進できる
  • チームに一体感を生み出す
  • いいアイデアが出る

など様々な効果がありますが、ALCHMEYでは上記以外の効果も期待してダイアログを実施しています。

それが「ALCHEMYが大切にしていることを"社員が意識する"」という効果です。

会社理念やビジョンなど、会社それぞれに大切にしている考えがあると思います。

しかしその大切にしている考えを理解している社員は一体どれだけいるでしょうか。

今この記事を読んでくれているあなたは、自身が所属する会社の理念、ビジョンなどを理解していますか?

完璧に理解している方もいるとは思いますが、改めて考えてみると「なんだっけ・・・」となる方も多いと思います。

ALCHEMYは社員全員に、会社が大切にしている考えを意識してもらいたい。と思っています。

そうすることが会社の成長に繋がると考えているからです。

意識しなければ、社員はただ言われたことをやるだけの人になってしまいますし、会社の上層部だけが大切なことを意識していても全く意味がありませんからね。

ということで、意識してもらうための施策として、ALCHEMYが大切にしていることをテーマにした対話「ダイアログ」を実施しています。


12月に実施したダイアログのテーマは「協働意思」

11月にダイアログを実施した時は「コミュニケーション」をテーマに掲げ、みんなで対話をしました。

なぜそのテーマかといえば、ALCHEMYが大切にしている「組織が成立するための3つの条件(下記)」

  • コミュニケーション(意思疎通が行われている)
  • 協働意思(目標達成のために協働する意識があるか)
  • 共通の目標(共通の目的を有している)

を改めて意識することで、ALCHEMYという組織の力を強めていくためです。

そこで、まずは「コミュニケーション」をテーマに掲げ、みんなで理解を深めたという流れです。


ということで今回は、二つ目の条件「協働意思」について対話しました。


前回のテーマと違って、協働意思は少し難しい印象があるかもしれません。

実際はそんなに難しくありません。簡単にいうと・・・


「この組織のために頑張りたい!」

「みんなで一緒にゴールに向かって走りたい!」


といった感じで、組織の一員が組織に貢献したいと思うモチベーションのことを協働意思といいます。



協働意思について何となく分かったかと思うので、そろそろ協働意思をテーマにしたダイアログの様子をお届けいたします。



まずは、場を回すファシリテーターからダイアログの幕を開ける質問が飛びます。


この質問に一番最初に応えたのが、デザイナーのKさん。


Kさん:漫画『ワンピース』に登場する麦わら海賊団の船長以外ですかね!

ファシリテーター:ほう!いいですね。ちなみにどういったところが協働意思なんでしょう?

デザイナーKさん:麦わら海賊団ってメンバーそれぞれに成し遂げたい夢(目標)があるんですよ。
でもそれはあくまでサブの目標であって、メンバー全員が主人公ルフィの「海賊王に俺はなる!」という夢(目標)に賛同して力を合わせて海賊をやっているんですよ。つまりルフィのため、引いては麦わら海賊団のために自分の力を発揮するという構図になってるんです。それが僕からすると協働意思そのものだなぁと思います。

ファシリテーター:なるほど、すごい納得できました。組織論という観点で『ワンピース』を読むとまた別の楽しさ・学びがあるかもしれないですね。ありがとうございます。


じゃあ続いて、デザイナーのMさんはどう思いますか??

デザイナーMさん:私はフレスタ(ALCHEMYの新規事業)の広告周りを数人で進めているんですけど、最近はあまり検討MTGなどの活動が出来ていなかったんですよ。
でもそんな時に、Hさんが率先して「◯◯を進めていこう!」とみんなを牽引してくれたんです。
Hさんみたいに牽引してくれる人って組織のために頑張ろうとしている人だと思うので、協働意思に当てはまるなと思いました。

ファシリテーター:たしかに、そういう声がけをしてくれるのってとてもありがたいですよね!
そして声がけを受けて行動に移してくれた方々にも協働意思があると思いました。ありがとうございます。


それでは少し質問を変えたいと思います。

ファシリテーター:では、エンジニアのIさんお願いします!

Iさん:うーん・・・会社の存続という観点で考えると、協働意思がないと組織として成り立たないので必要不可欠なのかなぁと思います。

ファシリテーター:そうですよねぇ。協働意思がない人がいた場合、どうなると思います?

エンジニア Iさん:ない場合は組織に属している意味があまり無いので、自分で起業したりフリーランスになったりするんじゃないですかねぇ。

ファシリテーター:ほんとおっしゃる通りですね。まあ単純に転職にも繋がってしまいそうですよね。はい、ありがとうございました。


では続いて、Sさんに聞いてみようかな。Sさんはどう思いますか?

エンジニアSさん:いやーー、正直 Iさんに全部言われてしまいましたね(笑)

ちょっとズレてしまうかもですけど、協働意思が強い人が身近にいると焦燥感といいますか、自分には協働意思が足りないのかな?と思うことがあるんですよね。

ファシリテーター:おぉ、なるほど。ちょっとネガティブな気持ちになっちゃう感じですか?

エンジニアSさん:いや、逆にポジティブな話です!自分には協働意思が足りないのかな?と思うことによって、逆にもっと頑張ろうってなれるんです。

ファシリテーター:ああそういうことか!協働意思の強い人がいると、相乗効果が生み出されるってことですね??

エンジニアSさん:そうそう!

ファシリテーター:周りに影響を与えるという意味でも協働意思は大切なのかもしれないですね!はい、ありがとうございました。


それでは次の質問に移りたいと思います。

ファシリテーター:もしかしたら耳の痛い話も出るかもしれませんが・・・じゃあエンジニアのKさんお願いします!

エンジニアのKさん:うーん、協働意思を持っている人が多いと思います。そのおかげで自分も助かっているので。

ファシリテーター:ちなみに、どういう時に助かってると感じます??

エンジニアのKさん:自分のために1on1して相談にのってくれますし、他愛のない会話もしてくれますし、色々助けられてます。そうやって自分を助けてくれるのは俯瞰でみたら組織のためになることだったりするので、協働意思があってのことなのかなぁと思います。

ファシリテーター:なるほど〜。確かにそうですね!ありがとうございました。


じゃあそろそろ最後の質問に移りたいと思います。

ファシリテーター:じゃあ・・・デザイナーのNさん、どうしたら高められると思います?

デザイナーNさん:まずはみんなそれぞれで貢献のあり方について考えるのがいいなぁと思います。考えた中で自分にできることをちょっとずつでも良いから、実施していけば組織として強くなっていけるんじゃないかなと思います。

ファシリテーター:そうですねぇ。「組織に貢献」ってなると何か大きな事をしないといけないのかな?と思うんですけど、組織のためにちょっとでも良いから何かできることはないか?って考えて動くのも大切ですね。

じゃあ続いてデザイナーFさんは、どう思いますか?

デザイナーFさん:基本的に会社って目標設定ってのがたくさんあると思うんです。

で、その目標ってのは何か大きな目標にたどり着くための目標だったりするじゃないですか。だからリーダーが「いま追っている目標はここにたどり着くための目標なんだよ」ってメンバーに伝えてあげる。
そうすることによってメンバーは「あ、私はここにたどり着くために頑張っているんだ。じゃあもっと頑張ってみよう」ってなれる。
そういった感じで、目標という先が見えていると貢献しようという気持ちは高まるんじゃないかなと思います。

ファシリテーター:ありがとうございます。ほんとそうですよね。そもそも人間ってどこにたどり着くのか分からないものに対して頑張ろうとか貢献しようなんて思えないですよね。ゴールが不明瞭なマラソンは走れないもんです。ありがとうございます!


じゃあそろそろ最後に、代表の都築さんから一言いただきましょうか。

都築さん:はい。協働意思を高める方法は色々あると思うんですが、一つは貢献を貢献と思わない状態を作るのが究極的な一手なのかなと思います。

どういう事かというと”当事者意識を強く持つ”ということです。当事者意識を強く持つと「私は貢献している」という考えもなくなってくる。でもいつの間にか貢献していた。っていう感じ。

これが一番なのかなと思います。

なので僕が意識的にやっていることは”なるべく任せる”ということ。

こう言われると管理者の話なのかなって思うかもしれませんが、いま管理者というポジションにいない人でも出来ることってあると思います。ほんとに小さな責任者でいいんですよ。

責任者になってさえしまえば、あとはもう やるしかないので、協働意思は意識せずとも出てくるのかなと思います。


はい、そんな感じで僕は皆さんにどんどん仕事を任せていきたいので、これからもよろしくお願いします!以上です!


最後に

以上が12月に実施したダイアログの内容になります。いかがだったでしょうか。

普段 協働意思なんて特に意識しないと思いますが、こうやってダイアログを通して意識することで視野が広がり、見え方が変わってくるかと思います。
そうすることによって、よりALCHEMYという組織が強くなっていくことを期待しています。


さて、24年1月のダイアログテーマは「共通目標」です。

またレポートをアップするので読んでいただけると幸いです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!




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