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こんにちは!HRのSakaiです!
「海外で働く」ことに興味はあっても、現地での仕事の進め方や、日本人としてどのような価値を期待されているのか、イメージしきれない方も多いのではないでしょうか。
今回は、AnyMindのインドネシア・ジャカルタオフィスで営業として活躍するRinaさんに話を聞きました。2022年に新卒でAnyMind Japanへ入社し、HRに配属となり、わずか2年でマネージャーに昇格。3年目からはビジネスサイド未経験ながら海外営業に挑戦。現在はASEAN複数カ国を横断するリージョナルプロジェクトをリードしています。
未経験から海外営業として成果を上げるまでにどのように壁を乗り越えてきたのか。 海外で働くリアルとは──。ぜひ最後までご覧ください。
「マーケ × グローバル」──キャリアの軸がインドネシア挑戦の意思決定へとつながるまで
ーーまず、これまでの経歴と現在の役割を教えてください。
Rina:大学卒業後、2022年4月に新卒としてAnyMind Japanへ入社しました。最初の2年半はHRに配属され、主に新卒採用を担当していました。2年目にはマネージャーへ昇格し、採用全体を牽引する役割も任せてもらいました。
採用活動を通じて培ったコミュニケーション力やプロジェクト推進力を評価いただき、「海外拠点での営業に挑戦してみてほしい」と声をかけてもらいました。
せっかくいただいた機会なので、2024年7月からはインドネシア・ジャカルタオフィスへ異動し、現在は日系企業を中心とした営業チームのマネージャーを任されています。ジャカルタを拠点にしながら、ASEAN地域の複数カ国を横断するリージョナルプロジェクトのリードも担当しています。
ーーもともと海外配属は希望されていたのですか?
Rina:「絶対に海外で働きたい!」と思っていたわけではありませんが、学生時代から“グローバル”をキャリアの武器にしたいという気持ちはありました。
就職活動ではマーケティング業界を志望していました。しかし、論理性やセンスだけでは戦い切れないのではないかと不安もあり、「マーケティング × ○○」という掛け合わせで、自分が価値を出せる領域を見つける必要があると考えていました。
また、日本だけでなく“海外”でも通用する人材になりたいと思っていたため、「マーケティング × グローバル」キャリアを実現できるAnyMindを選びました。
ーー海外拠点への異動は、どのように意思決定されたのですか?
Rina:異動の話をいただいた当時、人事として採用全体をリードする責任ある役割を任されていました。その一方で、「ビジネスサイドの経験が不足している」という危機感もありました。
採用人事の業務で培ったコミュニケーションスキルやプロジェクトマネジメントスキルを土台に、「マーケティング × グローバル」スキルを身につけられる絶好の機会だと感じ、迷わずインドネシアで挑戦することを決めました。
ーーインドネシアオフィスの雰囲気はどうですか?
Rina:とても温かい人が多いです。
ジャカルタ拠点には約250名のメンバーが在籍していますが、その中で日本人はわずか5名ほどです。大半がインドネシア人のローカルメンバーです。仕事とプライベートの垣根が低く、公私ともに関係性が深いメンバーが多いです。「人がいいからAnyMindで働き続けている」と話すメンバーも多い印象です。着任直後からランチに誘ってくれたり、出張時には空港までの送り迎えを提案してくれたりと、人の温かさに何度も救われています。
ーープライベートはどんな風に過ごしていますか?
Rina:インドネシアはとにかく気候が良いので、休日は朝からゴルフや釣り、ダイビングなど、外でアクティブに過ごすことが多いです。平日はハードに働く分、土日は思い切りリフレッシュするよう心がけています。
戦略と実行をつなぐ“橋渡し力”。インドネシアで日本人に求められる価値とは
ーー業務について、具体的に教えてください。
Rina:私のチームは上長含め8名体制で、インドネシアで事業を展開する日系企業に対しデジタルマーケティング支援を行っています。私は、新規開拓、戦略立案〜実行支援までを一貫してリードしています。合わせて、ローカルメンバーのマネジメントも担っています。
最近は、ASEAN地域の複数カ国を横断するリージョナル案件も増えているため、各国の社内外メンバーと連携しながらプロジェクトを推進しています。
ーーインドネシアはどのような市場ですか?
インドネシアは、人口約2億8000万人を抱える東南アジア最大規模のマーケットです。約17,000の島々から構成されており、この地理的な特性はECや物流にも大きく影響しており、成長余力も非常に高い国だと感じています。
一方で、政府は「国内産業を守る」姿勢が強く、外資企業にとっては参入障壁が高いという難しさもあります。また、多民族国家のため、文化・価値観・購買行動が地域ごとに大きく異なり、単一の勝ちパターンが成立しづらい点も特徴です。
変数が多く、決まった勝ち方がないからこそ、自分たちで勝ち方をつくっていける余白があり、非常に挑戦しがいのある市場だと感じています。
ーーそんなインドネシア市場で、日本人としてどのような価値が求められていると感じますか?
Rina: 一番大きな役割は、「戦略から実行への橋渡し」だと感じています。インドネシアのローカルメンバーは実行力にはとても優れています。一方で、日系企業の文化や意思決定の流れは、日本人の方が理解しやすい部分もあります。そのため、日系企業の期待や背景を踏まえて課題を整理し、戦略を構造化する橋渡し的な役割が一番求められていると思っています。
日本のベストプラクティスを現地向けにローカライズし、日系企業の現地責任者に対して戦略を提案。その戦略をローカルチームが実行できる形に翻訳します。実行フェーズでは品質管理や細かなコミュニケーションを通じてプロジェクト全体を整えていく——こうした“戦略から実行までの橋渡し役”を担っています。
また、勝ちパターンが確立していない市場だからこそ、市場や文化の理解を深め、ローカルメンバーとともに“勝ち方を創っていく”姿勢が欠かせないと感じています。
市場理解と信頼構築 ──経営者と向き合うために積み重ねた地道なプロセス
ーーインドネシアに赴任してから直面した壁と、その壁をどう乗り越えてきたかを教えてください。
Rina:HRから営業、日本から海外へと一気に環境が変わったので、最初は壁だらけでした。特に市場・文化の理解が浅いまま、現地日系企業の責任者や経営者の方々と商談するのはとても難しかったです。
海外の現地法人ではマーケティング専任者がいないケースも多く、社長や経営層が事業全体を見ながら意思決定するため、必然的に経営層との商談が中心になります。施策単体ではなく、事業全体を見据えた提案が求められます。
まずは市場と文化の理解を深めるため、ローカルメンバーと徹底的に対話し、毎日のように一緒に食事に行って、何気ない会話から生活や価値観を学びました。その知識をもとに経営者も多く集う日本人コミュニティにも積極的に飛び込み、地道に関係性を築きながら商談の機会を広げていきました。
実績ゼロの状態からでも、“信頼”を起点に商談が進むようになったことは大きな収穫でした。
キャリアのこれから、そして海外キャリアを志す人へのメッセージ
ーー今後のキャリアについて教えてください。
Rina:最終的には、経営に携わるポジションを目指しています。まだ明確に進みたい方向が定まっているわけではありませんが、どの道に進むにしても、今はまだインドネシアという変数が多い市場で、挑戦と実績を重ねていきたいと考えています。
ーー最後に、海外キャリアに興味がある学生や若手のみなさんへ、メッセージをお願いします。
Rina:海外で働くことには華やかなイメージもありますが、実際には日々の地道な積み重ねが欠かせません。文化も価値観もビジネスの前提も、日本とは大きく異なる環境で成果を出すには、想像以上に“足で稼ぐ”ようなプロセスが求められます。
ローカルメンバーとの対話を重ね、文化や価値観を理解し、コミュニティに飛び込んで少しずつ信頼を積み上げていくーー。そうした積み重ねが成果につながります。
私自身まだ挑戦の途中ですが、一緒に前向きに成長し続けられる仲間が増えることを願っています。ジャカルタでお会いできる日を楽しみにしています!
Rinaさんのお話から、海外で働くことの難しさと同時に、日々の積み重ねが確かな成果につながることをあらためて実感しました。今回のインタビューが、海外でのキャリアに興味を持つ皆さんが次の一歩を考えるヒントになれば幸いです。
AnyMind Japanでは現在、2027年度新卒社員および海外で活躍できる中途社員を募集しています。
グローバルな環境で働くことに興味があるみなさん、ぜひ一度選考やカジュアル面談でお話ししましょう!