【CEOインタビューその1】アクトビ創業までのキャリアについて聞いてみた | Staff interview
テクノロジーとビジネスの両軸を兼ね備えた人材が集まる組織を作る。そんな組織の創業者である藤原良輔にインタビューを行うCEOインタビューの第一弾。初回は藤原の経歴と創業までの経緯についてインタビュ...
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こんにちは、代表の藤原です。
2018年2月の創業からアクトビは6年目を迎えています。
社員も20人を超えたこのタイミングで、今のアクトビについて見つめ直しました。
アクトビが2018年の創業時に掲げていたテーマは下記でした。
テクノロジーとビジネスの両軸を兼ね備えた人材が集まる組織を作る
当時、経営もしたことのないフリーランスエンジニアだった自分の業界に対する違和感をカバーできるのか実験をするためにこの会社を創業しようと思いました。
当時、私はSIerでのエンジニア経験を経て新規事業開発の立ち上げを経験し、コンサルティングファームに入った後、フリーランスで悠々自適に暮らしていたのですが、自身が感じていた、エンジニアってものを作ることが価値なのか?作れることを活かして課題を解決することが本質じゃないのか?という課題への挑戦をしたかったのが創業の動機でした。
創業までの話は下記に記載しています。
そこから、人が増えたり大切な人が去ったり、キャッシュアウトしかけたり、コロナのタイミングで案件が大炎上してメンバーみんな3時くらいまでオンラインで繋ぎっぱなしだったり...4期目に入るまでの3期は大変なことのほうが多かった気がします。いまでこそ、会社経営なんてみんなそんなもんだよねって思えているので自分も成長したのだと思います。
4期目から自分がプロジェクトから離れ、CTOと役割分担をしてからマンパワーで成立していた組織が、きちんとした組織に変わっていったように思います。
6期目を迎え、海外拠点設立までできたことで、私の中で新しい挑戦のフェーズに入ったんだなと感じています。
いくつかのテーマに分けて今のアクトビをどう見ているのかを記載します。
これは正直順調に成長しています。利益体制もできていて、黒字決算が続いていて、比較的大きな事業投資もできている。
創業時からSIやコンサルの業界構造を変え、エンジニアやデザイナーがビジネスに対して直接的な価値提供をできる仕組みづくりに徹してきました。そして優秀なメンバーも少しずつジョインしてくれて今は胸を張って価値提供できる組織になっていると感じています。
これからは、組織としてこの提供価値の面を広げていくことと価値の最大化に取り組んでいきます。
これまでは、作れることを活かしてという思想でしたが、エンタープライズの企業様とプライムでプロジェクトに取り組ませていただいたおかげで、そういった企業様がどこに課題を抱えているのかの視野が広がり、この課題をデジタルで解決するにはという思想に変わったことで、財務課題や人事課題までを包括的に支援できる組織にしたいと思っています。
このあたりは、今後のPRを見ていただければと思います。
この件は、かなり自分の想像以上だと思っています。
4期目に入る時にCTOと話して、自分はCEOとして、経営に専念する(3年先のアクトビをつくる仕事に徹する)と役割を決めていました。
創業当初、経営者というのはなんでもできなきゃいけないと思っていたし、エンジニアとしても誰よりも優秀じゃなきゃいけないと思っていました。
ただ、実際社員が5人、10人となっていく中でそれじゃいけないと思う場面も多く、トラブルもたくさん発生していたことで、労務や財務の知識を必死で学ぶ期間もありました。
この役割分担については、下記2件の内容を見ていただければ分かりやすいです。
今自分はメンバーとの絡みはかなり減ったと思いますが、その分俯瞰的に組織を見れています。それに深い絡みが減ったことで良い意味で数字的に組織を見れていると思っています。
それにやはりCTOの石村は、マネジメントが得意な人だなと痛感する場面も多いです。ここから組織風土はかなり良くなっていき、アクトビの理念に共感してくれるメンバーが増えてきたことで、重さや理解度は違っても安定した組織なんだなと感じる場面が多いです。
だからこそ、最近は下記のようなことを感じています。
私は今のアクトビの組織が、みんなのことが大好きです。
創業時に掲げていた思想や目標値から見るとアクトビの今の状況は結構いいところまでいったんじゃないか?って思う場面もありました。
ただ、組織を形成していく中で更にできること、実現したいこと、挑戦すべきことが増えているので、今時点で達成率は10%もいっていないと思っています。
そして挑戦のスケールも上げてきています。
日々変化し続けるデジタル業界に身を置く中で、停滞は衰退であると思います。だから、上にも(提供価値と品質)横にも(領域)挑戦し続けないと、永続的に続く組織はできません。
その一歩目をどんどん進めていくことこそが今時分がやらなきゃいけないことで、自分にしかできないことでないといけないという責任感になっています。
自分もこの5年間で、経営者として大きく成長したと自覚しています。
この成長はすべて組織のためにぶつけていきたい。
そして、メンバーを、クライアントを幸せにできる組織にしていきたい。
このポイントでいうと達成率は1%もいっていないのかもしれません。
6期目を迎え、初めてのセールスメンバーや広報をメンバーが入り、これまでビジネスサイドやバックオフィスは私が1人で行っていた(厳密にはできていなかった)領域も、信頼できるメンバーが担ってくれるようになりました。
アクトビが目指す組織としての優位性
ビジネス✕テクノロジー✕グローバルナレッジ
この3軸をようやく体現できるアクションが取れてきた6期目のアクトビは、この6期目の仕掛け期間を経て、来期爆発的に成長するんだろうなと確信しています。
クライアントからの信頼も、質の高い開発力、コンサルティング力、本質課題の解決能力、そしてグローバルナレッジ。
きっと日本のどこにもそんな企業ないよ!って組織になっていきます。
まだまだ安定企業とは言えないこの組織に関わってくれるメンバーのみんなと、ご依頼いただくクライアント様に更に価値を提供できるように頑張ります。