AIエージェントは「UIまで作って完成」だった。AG-UIで変わる開発の話〜エージェントと画面をつなぐ新しい考え方〜
最近、AIエージェントを使った開発が増えてきました。
ただ実際に作ってみると、あるポイントで手が止まります。
「これ、どうやって画面とつなぐの?」
何が課題だった?
AIエージェントは、裏側の処理(バックエンド)は作れても、
- 途中の生成結果を表示する
- ツール実行の結果を見せる
- 承認ボタンを出す(Human-in-the-Loop)
といった画面側の実装は、毎回個別に作る必要があります。
つまり、エージェントとUIのつなぎ込みがバラバラになりがちです。
AG-UIという考え方
そこで登場するのがAG-UI(Agent–User Interaction)です。
これは、AIエージェントとUIのやり取りを共通ルールで扱う仕組みです。
AG-UIとは?
従来は、
- テキスト表示
- ボタン表示
- ローディング表示
などをそれぞれ個別に実装していました。
AG-UIでは、「イベント」としてまとめて扱うようになります。
例えば、
- テキスト生成開始
- 途中経過
- 完了
- ツール実行結果
- ユーザーの承認操作
などを、同じフォーマットでやり取りできるようになります。
今回やったこと
今回のブログでは、
- AG-UIを使わない場合
- AG-UIを使う場合
を比較しながら、実装がどう変わるかを検証しました。
AG-UIがない場合の構成
AG-UIがある場合の構成
さらに、CopilotKitというフレームワークを使って、
- チャットUI
- 承認フロー(Human-in-the-Loop)
を実際に構築しています。
CopilotKit概要図(https://www.copilotkit.ai/ から引用)
何がうれしいの?
今回の取り組みで感じた価値は3つです。
① UI実装がシンプルになる
イベントを受け取って表示するだけでよく、フロントエンドの実装が楽になる
② フレームワークに依存しない
どのエージェントを使っていても、同じやり方でUIと接続できる
③ 再利用できる
一度作ったUIを、別のエージェントでも使い回せる
まとめ
AIエージェント開発は今、
- モデルを使う
- ツールとつなぐ
だけでなく、UIまで含めて設計する時代になっています。
その中で、エージェントとUIの接続をどうするかが重要なポイントになってきました。
AG-UIはその課題を解決する、UI連携の標準化の仕組みです。
Acroquestでは、
- MCP(ツール連携)
- A2A(エージェント連携)
- AG-UI(UI連携)
といったように、AIを“実際に使える形”にする技術検証を行っています。
もし
- AIに興味がある
- まだ詳しくないけど触ってみたい
- 実務で使える開発をやってみたい
そんな方がいれば、ぜひ一度お話しましょう。
具体的な実装コードなど詳しくは当社技術ブログに記載しておりますので、詳細を知りたい場合はこちらをご覧ください。
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