こんにちは。髙野です。
aciassの1期目が無事に終了しました。
まだ立ち上げから約1年という短い期間ですが、設立当初に思い描いていたよりも順調に進むことができ、非常に充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。
無事1期は全て”ワクワク”の気持ちを持って乗り越えることができました。
このブログでは、1期目に取り組んできた内容を振り返りつつ、課題についても正直に触れ、次のステップに向けてどのような方向性を目指しているのかをお伝えできればと思います。
1期目の主な取り組み
会社を設立した当初、まず取り組んだのは組織のルール作りでした。
メンバーと何度も話し合いを重ねながら、就業規則や賃金規定などの基本的な部分をしっかりと整えました。
aciassらしくいかに「お菓子屋にいる子供のようにワクワクできる会社」を実現するか、そして、そのワクワクを阻害する要因をどう徹底的に取り除くかを考えることでした。
設立当初から、面接やメンバーとの会話を通じて「経営陣や会社が誠実でないことが転職の理由になっている」と感じる場面が多くありました。
制度が曖昧だったり、誰かの一声で変わってしまい、給与や待遇にも影響が出るような環境では、安心して働けませんし、そこに「ワクワク」なんて生まれないですもんね。
だからこそ、ヒトを軽視するような企業文化は「ワクワク」とは真逆のものだと考え、それを徹底的に排除するための組織作りに力を入れました。
2QにはRadioCruiserが始動しました。
アウトドア事業の一環として、”外で遊ぶ”をテーマに「ただラジコンを走らせるだけでなく、カスタムの楽しさや交流の場を作りたい」という想いからスタートしました。
最初は小規模なイベントでしたが、回を重ねるごとに参加者が増え、コミュニティとしての形が見えてきました。
ラジコンを通じて新しいつながりが生まれたり、技術的な挑戦ができたりと、想像以上に広がりのある取り組みとなりました。
そして、3QにWagMogをリリースしました。
2Qから準備を進め、サービスがどのように成長していくのか不透明な中、要件定義を重ねながら形にしていきました。
日々、利用者様にどう役立つかを考え、メンバーと共に議論と試行錯誤を繰り返しながら進めてきました。
リリース後も、いくつかのプロジェクトを並行して進行し、予想外の課題にも直面しながら、対応しつつサービスを改善しています。
4Q後半には、AIを活用した追加機能を実装し、少しずつではありますが、利用者様の期待に応える形で進展しています。
WagMogはリリース後も進化し続け、私たちが目指す「ワクワク」をさらに具現化していくために、これからも改善と成長を続けていきます。
成功したこと、学んだこと
1期目で最も嬉しかったことの一つは、予想以上に多くの仲間が集まったことです。
最初は小さなスタートでしたが、今では15名ほどとなり、業務委託で関わってくださる方も入れたら20名を超える規模となりました。
このメンバーたちと共に、毎日少しずつ成長している実感を持ちながら、進んでいることが本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちの目指す「ワクワク」を実現するために、それぞれのメンバーが自分の強みを発揮し、役割を超えて協力し合ったことが、大きな力になったと実感しています。
また、1期目を通して学んだことは、「柔軟性の大切さ」です。
初めはどんな問題に対しても計画通りに進めることが大切だと思っていましたが、実際には予期しない課題が次々に現れ、そこにどう適応していくかが大事だと気づきました。
柔軟に対応し、計画を見直し、改善し続けることこそが、成長を支える要素であることを学びました。
特に、WagMogの開発においては、利用者様の声を大切にしながら進めていく中で、最初に考えていたものとは少しずつ形が変わっていきました。
最初の段階では「こんな機能があれば良いな」と思っていたものが、実際にはもっとユーザー様に寄り添ったものに進化しました。その過程でのメンバーとのディスカッションや試行錯誤は本当に貴重な経験であり、サービスを作り上げる楽しさを感じることができました。
そして、AI機能の搭載は、aciassにとっては新しい挑戦でした。
初めての試みだったので、開発が進む過程で多くの学びがありました。
その分、機能が実装されてからの反応を見て、成し遂げた達成感は大きかったです。
AIの活用がもたらす未来には大きな可能性があると感じており、今後さらに活用の幅を広げていきたいと思っています。
課題と反省点
1期目を振り返る中で、最も適切な感想は、時間があっという間に過ぎていったことです。正直なところ、気づけば4Qに突入しており、最初に立てた計画をどこまで実現できたのかをしっかりと振り返る暇もなく、次々に進むべきことが山積みになっていました。
特に、メンバーが増えたことで、コミュニケーションの質やフローにもう少し注力すべきだったと感じています。
最初は少人数で意思疎通がしやすかったのですが、メンバーが増えるにつれて、どうやってみんなが共有できる情報の流れを作るか、またその情報をいかに活用するかが大きな課題となりました。
今後は、もっと丁寧に振り返り、業務の整理や情報共有の仕組みを改善していきます。
また、業務を進める中で、無理に完璧を求めすぎてしまう場面もありました。
次期には、もっと柔軟に、そして効率的に動けるような体制づくりを進めていく必要があると痛感しています。
次のステップと今後の展望
2期目ですが、組織の基盤をさらに強固にします。
特に、メンバーが増えた今だからこそ、”MVV(Mission, Vision, Values)”の設計に注力したいと思っています。
私たちの「ワクワク」を実現するためには、共通の指針を持ち、全員が同じ方向に進むことが重要だと考えています。
そのために、価値観を改めて整理し、みんなで共有していくことを大切にしていきます。
また、WagMogのさらに良い形を目指して、今後も改善を続けていきます。
WagMogに関しては、今後もAI技術の活用を進め、ユーザー体験をさらに向上させていきます。技術的な進化を取り入れつつ、利用者様にとって使いやすい、心地よいサービスを提供できるよう努めていきます。
利用者様とのつながりを大切にし、さらに多くの方に愛されるサービスを作り上げていきます。
利用者様からいただいたフィードバックを大切にし、サービスの品質向上に全力を注ぐつもりです。
そして、Retroholic Stationという新しいプロジェクトも本格的に始動させ、WagMogやRadioCruiserと共に多くの方々に楽しんでいただけるコンテンツを提供していきたいと思っています。
そして、会社としての成長を支えるために、引き続き「ワクワク」を感じられる職場作りに注力していきます。
まとめ
1期目を振り返ると、目まぐるしくも充実した時間だったと感じます。
設立当初に掲げた「ワクワク」という想いのもと、メンバーと共に試行錯誤しながら進んできました。
組織の基盤を整え、WagMogをリリースし、新しい仲間が増えていく中で、会社としての成長を実感できた1年でした。
もちろん、すべてが順風満帆だったわけではなく、課題も多くありました。
コミュニケーションの質や業務の進め方、情報共有の在り方など、より良い組織をつくるために改善すべき点が明確になりました。
しかし、それらの課題を乗り越えていくことこそが、より良い未来へとつながると考えています。
2期目に向けては、さらに「ワクワク」を実現するために、組織の価値観を明確にし、共通の指針を持つことを大切にしていきます。
また、WagMogの成長を加速させ、利用者様にとってもっと価値のあるサービスへと進化させていきたいです。
そして、Retroholic StationやRadioCruiserといったプロジェクトを通じて、新しい体験を提供し、多くの方々に楽しんでもらえる場を広げていくことも目標の一つです。
これからも、メンバーとともに「ワクワク」を創り続けていきます。
今後とも、aciassをよろしくお願いいたします!