こんにちは。髙野です。
最近、会社づくりについて考える時間が少し増えました。 制度とか、効率とか、数字の話も大事なのですが、 それ以上に “空気” のほうが人の心に残るんじゃないかと思う瞬間があります。
誰かの好きなものがそっと共有されたり、 小さな楽しみが明日の働く力になったり、 お金の使い方にその会社らしさがにじんでいたり。
そういう“目に見えない部分”が、 組織の居心地をつくっている気がするんです。
aciass は大きな会社ではありません。 完成された文化があるわけでもありません。 でも、小さなワクワクや誠実さが集まって、 ゆっくりと空気が育っていく場所でありたいと思っています。
この記事は、その “空気の根っこ” みたいな話です。 肩の力を抜いて読んでもらえたら嬉しいです。
① どこに使ってるのか分からないお金は、空気を濁らせる
「経費削減です」
「来期は投資を絞ります」
そんな声を聞くたびに思うんです。
お金の行き先が誰にも説明されないまま、 なぜか気づいたら数字だけが静かに減っている。
“理由の分からない支出”ほど、不安を生むものはありません。
会社のお金がブラックボックスになっていると、
働く人たちも見通しの悪い場所にいるような不安を抱える。
「この判断は誰のため?」「何の理由?」が置き去りになる。
そして、こういう会社ほど “価値観が伝わらない”。
伝わらないものは信じられない。
信じられない組織は強くならない。
だからaciassは、
「何にお金を使っているか」は会社の価値観そのもの
だと思っています。
そんな考えがあるからこそ aciass は、
お金の使い方に“会社として大事にしたいもの”をそのまま乗せる。
派手じゃなくていい。
綺麗ごともいらない。
ただ、“分かる形で使う”。
その積み重ねが、働く人の自己肯定感にも、信頼度にも、
そして会社の雰囲気にも繋がっていくと思っています。
過去に、“お金をどこに使っているのか”が分からない会社をいくつも見てきました。
だからこそ、メンバーにあの独特の不信感や居心地の悪さを味わわせたくない。
aciass が何にお金を使うのか。その理由をちゃんと語れる状態でいたい。
その考えが、弊社の制度づくりの根っこにあります。
② ワクワクが、もっとワクワクを集めてきた
aciass には、いつの間にかワクワクが集まってきます。
愛犬の写真が Slack に流れる。
「次、どこのキャンプ場いいですかね」とメンバーが相談してくる。
誰かが“好き”を出すと、その横にまた別の“好き”が寄ってくる。
仕組みではなく、自然発生的に連鎖する。
僕らは「楽しんでる会社」でいたいわけじゃなくて、
それぞれの自然な”好き”がそのまま働きやすさに繋がる空気を大事にしたいだけなんです。
そして、その空気が、新しく入る人の“好き”でさらに色づく。
これは本当にそうで、aciass の空気は常に“誰かのワクワク”によって変わり続けています。
だから、新しい人が加わってくれることを本気で楽しみにしています。
あなたのワクワクが、きっと次のワクワクを連れてくる。
その“空気の変化”は、aciassにとってすごく大きいんです。
③ 働き続けるための“やさしい燃料”としてのワクワク
仕事って、淡々とこなしてるだけじゃ心が枯れていく瞬間があります。
忙しさに飲まれたり
プレッシャーに押されたり、
ただ積み上げるだけの日が続いたり…
そんなとき、たった一つの“小さな楽しみ”が、人の心を救うことがある。
ささやかでもいい。
ひっそりでもいい。
「今夜これ読むのが楽しみ」
「次のイベント、ちょっと出てみようかな」
「このキャンプギアのレビュー書くのが好きなんだよな」
そういう“ちょっとした灯り”を心のノートに書き溜めることで、
働き方そのものを柔らかくしてくれると思っています。
aciass のワクワクは見せびらかすための“派手な楽しさ”じゃなくて、
働き続けるための“やさしい燃料”でありたいと思っています。
④ ワクワクは勢いじゃなく、誠実さと一緒じゃないと続かない
ただし、ワクワクは万能じゃない。
“自分のやりたいことだけ”をぶつけ合った会社は必ずどこかで壊れます。
誰かを振り回すワクワクは、ただのワガママ。
誠実を置き去りにするワクワクは、ただの暴走。
aciass が大事にしているのは、
自分のワクワクを大事にしながらも、誰かのワクワクを壊さないこと。
そのために必要なのは派手なスキルでも強い主張でもなくて、
ほんの少しの“やさしい誠実さ”なんだと思っています。
・分からないことを分からないと言える
・相手の時間を乱暴に扱わない
・自分のペースだけで物事を動かさない
・背伸びしすぎない
・小さな約束をちゃんと守る
そういう、ごく当たり前のことが、
ワクワクを自由に飛び回らせるための“土台”になる。
ワクワクだけでもダメ。
誠実だけでも窮屈になる。
ワクワクと誠実のちょうどいい間(あいだ)に、 その人らしい働き方が見つかるとおもっています。
aciass がずっと大切にしてきたのは、この“間の温度”みたいなものです。
⑤ aciass の“ワクワクにお金を使う場所”
ここまで抽象的に語ってきましたが、具体的に何をしているかを少しだけ紹介します。
ただ、これらは“制度”や“事業”というより、「生活を少しだけ豊かにする方向」 の工夫です。
・キャンプ代補助
・書籍購入制度
・資格補助制度
・しっぽフルサポート(愛犬向けの福利厚生)
・WagMog(ペットメディア)
・RadioCruiser(ラジコンイベント)
そしてこれらをひと言で言うと、
「会社としてのワクワクの投資先」です。
誰かの趣味を奪うのではなく、
誰かの生活の灯りを増やす方向へ。
その結果、
会社の文化も穏やかに育っていく。
これは“効率”では作れない部分なので、
時間がかかっても、丁寧に育てたい場所です。
⑥ 「遊んでるの?」と言われるけど、実はぜんぜんそうじゃない
率直に言うと、こういう制度や事業は外から見れば「遊んでる会社」に見えるかもしれません。
まあ、正直そう言われても仕方ない部分はあるかもしれません。
ですが、内部の実態は異なり、僕たちは“空気づくり”に真剣です。
働く人が安心して自分らしさを持ち込めると想像力が生まれる。
想像力があると、チームは自然と助け合える。
空気に余白がある会社は、挑戦もしやすい。
これは“効率化”では作れない文化で、目に見えない土壌づくりなんです。
だから、自虐を交えつつ言いますが、遊んでるように見える背景にはちゃんとした“理由”があります。
この空気が好きな人は、aciass で長く働けると思います。
⑦ 最後に:この空気が“嫌じゃなかったら”
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ほんの少しでも
「この感じ、悪くないな」
「こんな空気なら働けるかもしれない」
そんな気持ちが生まれたなら、それだけで十分です。
aciass は完成された会社ではありません。
誰かが入ってきたら、その人の“好き”で空気が変わる。
文化が少し育つ。
新しいワクワクが生まれる。
その変化を、僕たちは心から歓迎します。
だから、もしこの空気が“嫌じゃなかったら”、カジュアルに話せる時間をください。
そして、あなたが今どんなワクワクを持っているのか、ぜひ教えてください。
その小さな“好き”が、また次のワクワクを連れてきて、aciass の未来をゆっくり形づくっていくはずです。