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徳島オフィス初の学生アルバイトがマルチなエンジニアを目指すまで

◆プロフィール◆
髙橋和也(たかはし・かずや)
2013年にThinkingsの前身の1社であるinfodexの徳島サテライトオフィスに、学生アルバイトとしてジョイン。翌年春に新卒エンジニアとして入社。
フロントエンド・バックエンドエンジニアとして開発に取り組み、現在は技術研究 基盤チームに所属。
徳島県出身。休日は実家が営む農業を手伝う。徳島特産のすだちを始め、ゆず、夏野菜、お米、鍋物の野菜など、四季折々の農産物を育てている。

徳島オフィス初の学生アルバイト

入社のきっかけは、徳島サテライトオフィスのスタートアップメンバー募集を見て、学生アルバイトとして応募したことです。
立ち上げ当初の徳島オフィスは普通の民家で、食卓にPCを並べて仕事していましたね。まだ社員も少なく、廣瀬と外部のサポートの方、私の3人でした。

学生アルバイトでは、新しいことがたくさん勉強できて楽しかったな、という印象がまずあります。
特に、同じプログラミングであっても、学校の授業でやるのと、仕事でやるのとでは全然違うということを学びました。学校ではテキストを読んで問題を解くとか、バグもあまり気にせず好きなように出来るのが、仕事においては出来上がりの形がほぼ決まっていて、バグも起こさないように気を付けないといけないので。覚えることも多くて大変ではありましたが、とにかく楽しかったですね。

それと、エンジニアの職場が実際にどういうものか体験して、認識を改められたのがよかったです。それまではインターンシップや見学に行った先輩から聞いた「エンジニアはみんな忙しく虚ろな目で、PCに向かってカタカタ打ってたよ」というような話しか知らず、漠然と怖いイメージを持っていました(笑)
当社では2013年当時から、徳島と東京の本社オフィスのエンジニアはオンラインで会議していて、みんな楽しそうに活発に議論していたので、もともとのイメージが良い形に変わりましたね。それで学校卒業後、社員として入社することにしました。


入社してすぐの頃

まずは小さな開発や修正などから取り組んでいて、最初に担当したのは、メールのプレビューボタンの追加でした。
当時はユースケースをよくわかっておらず、単純にボタンを押すと画面が開くように、レイアウトも他のものに合わせて、手探りで作るような形で。
出来たものを役員の佐藤に見せては、ユーザーである採用担当者が具体的に何に困っていて、どのような形になればGoodなのか、フィードバックをもらいながら進めました。文言一つにしても、これならユーザーに伝わりやすいかな?と想像しながら作ったものに対して、これいいじゃん!ってほめてもらえることも結構あって
最初の小さな開発ではありましたが、すごく印象に残っていますね。


入社後のキャリア

もともとはエンジニア全体で1つのチームだったのですが、sonar ATSの開発状況に合わせてエンジニアを増員、組織体制が変わっていく中で、自分も状況に合わせてチームを移る形でやってきました。
具体的にはAdminの開発を担当後、バックエンドチームで1年弱、フロントエンドチームで1年弱、またバックエンドに戻って数か月の後、技術研究基盤チームが出来てそこに所属し、現在に至ります。

忙しさでいうと、明確に何月が忙しいというのはなくて、開発の状況次第ですね。忙しい時はありますが、そうでない時はゆったりしていて、波がある感じです。
自分の働き方としては、いい形なのかなと思います。


写真は実家の畑で育てているすだちの花。毎年5月頃小さな白い花を咲かせ、夏に向けて実をつける。


今やっていること

技術研究 基盤チームにて、主にsonar ATSの安定稼働のためのサーバーやデータベースの保守・監視、運用のためのリサーチなどを担当しています。
保守・監視については、データベースについて適切なサイズ・パワーの確認を定期的に行っているのと、サーバーの課題について、リサーチや実験によるトライ&エラーを毎日こつこつやっています。
sonar ATSの安定稼働においては、様々な基準や項目がある中で、どの数値がUPするとよくないのか、さらに明らかにしていくという課題があります。その探索をTech Leadの廣瀬に相談しながらメンバーと進めるのが、主なミッションです。


開発において苦労したこと

過去に担当したものでいうと、クロス集計機能の開発ですね。
大容量のデータをいろんなタイプで集計する機能で、設定によっては表示できなかったり、エラーが起きたりしてしまうので。そうならないように、色々調べては頭をひねって考えて、うまく工夫するのにかなり苦労しました。

また、MOVE LETTER機能の開発は、完全自動ではなく半分手動のものをシステムに組み込むという点で、個人的には葛藤のある開発でした。
手動の部分があると、例えば担当者が休むとシステムが止まってしまったり、設定ミスが起こったりするリスクがあるので。
また、動画を再生するにはかなりの通信コストがかかることや、ユーザー側の回線が遅いとちゃんと再生できないリスクもあるので、そのあたりの検証なども、短い開発期間で行うのが大変でしたね。


エンジニアを目指したきっかけ

なぜ目指すことにしたのか、覚えていないのですが(笑)気づいたらプログラミングをやりたいと思っていて、プログラマーを目指して専門学校に行き、実際に就職しました。
昔何かのテレビで見たことなのか、本で読んだことなのか・・・情報系の授業でホームページを作ったこともあって、それが楽しかったのもあるかもしれません。
小学生の頃とかって、作ったものがギラギラ光ったり動いたりしたらカッコいい!って思ったりするじゃないですか。記憶にないということは、かなり小さい子どもの頃の、そういったことがきっかけだったんじゃないかなと思います。


楽しいと思うこと

まずプログラムを書くこと自体が、私は楽しいですね。自分の頭の中のことを書き出して、実際に動かした時に思い通りの動きになった、っていうのが楽しいです。
そしてユーザーの反応ですね。自分が楽しんで作ったものが、お客様から良い評価をもらえると、さらにうれしいです。


今後やっていきたいこと

エンジニアとして、自分のスキルをもっと磨いていきたいです。
現在の技術研究基盤チームに移るまでは、プロダクトエンジニアとして開発や改修を担当してきましたが、今はサーバーやデータベースなど、これまでとは違った分野のことについて、勉強しながら知識をつけているところです。頑張ってTech Leadの廣瀬の足元くらいには追い付けるようになりたいな、と思いますね。


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