TalentXは「未来のインフラを創出し、HRの歴史を塗り替える」をビジョンに、日本初の統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」をはじめ、RXOやX Agencyなど多岐にわたるサービスを展開しています。
今回は、新卒2年目でTalentX(当時MyRefer)に飛び込み、現在は執行役員としてMyTalentイノベーション部を統括する近藤さんにインタビューを実施しました。新規事業立ち上げ時の葛藤や地道な試行錯誤。そして、未完成な市場を自らの手で創り上げる面白さとこれからのTalentXのポテンシャルについて、事業責任者の視点から語っていただきました。
近藤 歩(Ayumu Kondo)
MyTalentイノベーション部 執行役員
2018年4月にパーソルキャリア株式会社へ入社し、IT/Net領域の人材紹介に従事。2019年7月より株式会社TalentXに入社。「MyRefer」事業のSales、CSを経験。2021年10月より「MyTalent CRM」のBizdevとして事業立ち上げを実施し、部長へ。2025年4月より、MyTalentイノベーション部執行役員に就任し、新規事業領域を統括。
目次
メガベンチャー支援で見えた「採用が事業を伸ばす力」、自ら市場を創る当事者への決断
——TalentXへの入社経緯を教えてください。
——現在のミッションと、その面白さを教えてください。
——これまでのキャリアで最大の壁を教えてください。
——それをどのように乗り越えたのでしょうか。
成果を出すための「センターピン」と、執行役員としての意識
———成果を上げるために、意識していることは何ですか?
———20代で執行役員に抜擢されていますが、当時の心境を教えてください
——TalentXで働くやりがいを教えてください
変化の中心地で「未完成な市場」を創り上げる面白さ
——近藤さんが描くTalentXの未来図と、ご自身のキャリア展望を教えてください。
——今のTalentXに参画する面白さを教えてください!
おわりに
メガベンチャー支援で見えた「採用が事業を伸ばす力」、自ら市場を創る当事者への決断
——TalentXへの入社経緯を教えてください。
理由は大きく2つあり、「代表鈴木さんの熱量」と「早く事業開発の打席に立ちたい」という思いでした。
新卒で入社した会社は、尊敬できる先輩も多く素晴らしい環境でした。当時、1年目ながら日本を代表するメガベンチャーの採用支援を担当させていただき、この支援を通じて「事業成長」に向けた「採用の重要性」に気づくと同時に、「自分は“ご支援”という立場に留まり、“事業家になる”という目標に対して、打席に立って挑戦できていないのではないか」という焦りを感じました。
そんな時、TalentXの代表である鈴木さんと会食する機会があり、「当時のMyReferの事業業況や今後の方針、直面している課題について」と熱く語ってくれました。社会人1年目の若手に対しても本気で向き合い、時間を割いてくださる姿勢を見て、「自分も事業創りの当事者として、この人と一緒に、新しい市場を創る挑戦がしたい」と感じ、入社を決めました。
——現在のミッションと、その面白さを教えてください。
現在は執行役員として「MyTalent CRM」や「MyTalent Brand」の新規事業領域を統括しています。ミッションは、これらの事業を成長させるとともに、次なる新しい事業を開発していくことです。
この仕事の面白さは、自分たちの立てた仮説を信じてくれるお客様が増え、その輪がしだいに大きくなっていく過程にあります。立ち上げ当初は、ご提案してもなかなかご導入いただけなかった企業様が、実績の増加に伴い改めてお問い合わせをくださって、導入をいただける機会も多くあります。自分たちが信じてきた価値を信じてくださるお客様がいて、そのお客様の成果によって、新たなお客様が生まれ、やがて市場のスタンダードになっていく、そんな手応えを感じています。
まだまだこれからではありますが、事業の成長に伴い扱える変数も、社会に与えるインパクトも、立ち上げ当時と比較すると、かなり大きくなっています。何より嬉しいのは、かつて「やりたい」と思いながらもリソース不足で実現できなかったことが、優秀なエキスパートたちが集まった今の組織なら形にできること。「できることの幅」がどんどん広がっていく実感が、今の大きなやりがいに繋がっています。
——これまでのキャリアで最大の壁を教えてください。
「MyTalent CRM」立ち上げ初期が一番大変でした。
採用領域のHRTechサービスである中、当時は検証開始から9ヶ月間、採用決定が出せなかった時期がありました。「MyTalent CRM」のようなサービスにおいて、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)の指標は継続率ですが、その裏付けとなるのは「採用成果」や「お客様の活用率」です。契約していただいても、成果が出なければ1年後に更新してもらえないかもしれないという先行きが見えない中で、どうすればお客様に貢献できるか必死に考えていました。
さらに、大手競合他社の参入も大きな壁でした。HR市場にはアセットが潤沢な大手企業様も多くあり、また新興のベンチャーも増えておりましたので、いかにサービス価値を磨き、面拡大をできるかがポイントでした。
——それをどのように乗り越えたのでしょうか。
とにかく「スピード」と「解像度」を意識しました。現場の一次情報を掴むスピードと改善のサイクルなら勝てると考え、候補者様一人ひとりの返信文面からタイムラインまで、全てのログを地道に確認し続けました。自社でもドックフーディング(自社サービスを自ら使うこと)を徹底し、「正しくアプローチすれば必ず決まる」という確信を持っていたので、それをいかに解像度高くお客様に伝えられるかを意識していました。
その結果、2つの本質的な課題にたどり着きました。1つは、タレントプール特有の「なぜ今このタイミングで、候補者に対しこのようなアプローチをかけているのか」というコミュニケーション設計の欠如。もう1つは、応募意欲が高まる「タイミング」を検知できていないことでした。
この気づきをすぐさまプロダクトへ反映させ、意欲が上がった最適なタイミングを検知する「ホットフラグ」機能を開発。さらに営業戦略として、「人的資本経営やアルムナイの時流」×「成果がお返しできるセグメント」にリソースを集中し、お客様の実績公開やセミナー登壇など、マーケティング戦略と営業戦略を連動させながら、マーケットの開拓をしていきました。
この改善までのスピード感と地道な試行錯誤があったからこそ、現在は4年で約1,000名の採用成果が出るまでに成長しました。
成果を出すための「センターピン」と、執行役員としての意識
———成果を上げるために、意識していることは何ですか?
意識しているのは、「センターピンを外さないこと」「どこに自分のリソースを割けば一番レバレッジが効くのか」の2点です。まず、我々の事業で最も重視すべきなのはどこまでいっても「候補者体験」と「採用成果」です。特に採用成果が出ない限りこのサービスはいずれグロースが止まります。
レバレッジの観点では、マーケティングからインサイドセールス、フィールドセールス、CS、プロダクトに至る「全体のファネル」を見て、どこが詰まっているのかを俯瞰することを大切にしています。課題が起きてから対処するのでは遅いので、1年後に組織がこうなっているなら、事業のこの辺りが課題になるはずだ、と先回りして動く。
1対1対応で問題を解決するのではなく、打ち手、重要度、時間軸、ダウンサイドリスクなどの観点を意識しながら、「仕組みとして解決できることは何か」という思考を持ち続けるようにしています。
———20代で執行役員に抜擢されていますが、当時の心境を教えてください
執行役員になった当初は嬉しい気持ちはありながらも、あまり実感がなかったです。(笑)
自分なりに変えなかったコト/変えたコトをお伝えすると、事業をグロースさせるために「やるべきこと」は変えなかった一方で、意識的に変えたのは「分からないからできません、という言い訳をしないこと」です。
事業を執行する以上、自分の統括範囲について理解をすることはもちろんですが、上場企業で執行役員を担うからには、他事業や財務・ファイナンス、法務など、全社に影響がある領域もキャッチアップしなければなりません。
最初は「分からない点も多くある」状態でしたが、各部門の責任者やエキスパートの皆様に勉強させていただきながら、自分自身をアップデートさせ、企業価値向上に寄与できるよう意識しました。
役割には、権限と責任がセットで伴います。自分がボトルネックにならないよう、扱う変数の大きさに合わせて自分の器と知識を広げ続ける。そこを強く意識していました。
▼近藤さんのnoteはこちらから✨
https://note.com/kondo_media1/n/n16e9259815b7?sub_rt=share_pb
——TalentXで働くやりがいを教えてください
今のTalentXは、「やりたいこと」と「実現できること」の幅が圧倒的に広いです。
今、HR業界はAIの台頭によって働き方も採用のあり方も変わる、非常に重要な分岐点にあります。まだ次の時代の「スタンダード」が定義されていない中で、我々は大手企業様を中心とした強固な顧客ネットワークと、「MyTalent Platform」で蓄積された独自のデータというアセットを持っています。この環境で、自分たちの手で業界の新たなスタンダードを創り出せるのは非常に面白いと思います。
また、社内に多様なバックグラウンドを持つエキスパートが集まっていることも魅力の一つです。AIの専門家から元メガベンチャーの人事部長、コンサル出身者やCFO経験者などから学び、自分の未熟さを補完しながら自身を変革していける環境は、他にはなかなかないと思います。
変化の中心地で「未完成な市場」を創り上げる面白さ
——近藤さんが描くTalentXの未来図と、ご自身のキャリア展望を教えてください。
TalentXとしては、プロダクトを横断した「独自の世界観」を実装していきたいです。AIのパラダイムシフトによって、我々が持つ独自のデータを活かし、「候補者体験の最適化を通じて成果創出」を実現できると考えています。
中長期的には、やはり事業を圧倒的にスケールさせたいですね。100億、1,000億、1兆と事業規模が大きくなれば、世の中へのインパクトも変わり、誰もが知っているインフラになります。事業家として実力と価値は、創り上げた事業規模で証明したいです。
個人としても、事業規模を拡大して「扱える変数を増やす」ことと、「テクノロジーが進化した今だからこそできる事業を立ち上げる」ことの2つを目指していきたいです。
——今のTalentXに参画する面白さを教えてください!
今のTalentXは、まさにHR業界における「変化の中心地」にいます。
AIによって働き方が変わり、採用に求められる要件も高度化しています。既存の採用手法だけでは人が採れなくなる時代において、どれだけ思考錯誤し、一つずつ改善できるか。この変化のど真ん中で踏ん張れる経験は、間違いなく今後のキャリアの大きな武器になります。
もし将来的に「事業開発をしたい」「事業を創りたい」という想いがあるなら、まずは飛び込んでみることをおすすめします。
TalentXは、役職ではなく「役割と成果」で評価される会社です。私もMyReferのCS時代にお客様のニーズに応えられるよう、リファラル採用の制度設計パックや、リファラル採用を気軽に紹介できる「リファラルカード」などの新商品を作って、お客様にご提案していました。まだまだ、未完成だからこそ、お客様のニーズを拾って自ら企画し、実行することができます。
そんな挑戦を通じて、「この事業は自分が創った」と言えるような手触りを持ちたい方は、間違いなく楽しめる環境だと思います。
おわりに
今回は、圧倒的な思考量と泥臭い行動量で新規事業を牽引してきた近藤さんのキャリアストーリーをご紹介しました。
20代で執行役員に抜擢されたという華やかな肩書きの裏には、立ち上げ期の壁から逃げずに向き合う姿勢と、センターピンを外さない本質的な戦略がありました。TalentXは、挑戦する意志と行動次第でどこまでも高い景色が見られる、大きな「余白」が残されている環境です。
「自らの手で未完成な市場を創り上げたい」「次の新規事業の柱を自分で立ち上げたい」という想いを持った方。TalentXで、HR業界の歴史を共に塗り替える挑戦をしてみませんか? ぜひ、カジュアル面談でお話しできるのを楽しみにしています!