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AI音声翻訳こんにゃくツール――
少しユニークな名前ですが、私たちが取り組んでいるのは日常に根付いた工夫のひとつです。音声入力をテキスト化し、要点まで整理してくれるこのツールは、社内に限らずお客様とのやり取りなど、幅広いコミュニケーションをよりスムーズにするために生まれました。
私たちのチームはドキュメンテーションやSlackでのテキストコミュニケーションを基本としています。
正しく、わかりやすく伝えることは前提でありスキルでもありますが、文章をつくるのに考える時間が必要なときがあったり、状況や相手によっては難しさを伴います。
そこで、1人のメンバーが「AIでなんとかしてみよう」と試してみたのが、このツール開発の背景でした。
実際に使ってみると、長い音声の文字起こしを数秒で明確かつ簡潔な要約に変換してくれます。
言語化が得意でないメンバーも、まずは録音して話すだけでOK。録音データから分かりやすい文章にまとめてくれるので、テキストの作成や整理のハードルがぐっと下がりました。
さらに、より正確な要約を生成するためにAIが補足の質問を投げかけてくれるので、結果の精度は想像以上。活用の輪が広がっています。
私たちにとってAIを導入することは、新しい技術を試す楽しさや効率化のためだけではありません。相手にきちんと伝わるように工夫する――その延長線上にある自然な選択です。
理解を助けたり、やり取りを少しスムーズにできるだけで、日々の仕事はぐっと進めやすくなります。
こんにゃくツールはまだ発展途上ですが、この取り組みそのものが私たちの組織をよく表しています。
こうした工夫は特別なものではなく、日々のやり取りの中から自然に立ち上がってきたものです。
誰かが困っていたら、まず試してみる。良さそうなら共有する。
そんな小さな動きの積み重ねが、気づけばチームを前に進めています。