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こんにちは!人事の武井です。
今回は4月19日に開催した「SchooPICNIC(通称スクピク)」をレポートします!
新イベントSchooPICNIC!
Schooではこれまで四半期に一度「戦略共有会」を開催してきました。
各事業の責任者がメンバーに向けて事業の進捗やこれからの計画を発表します。
資料は事前に共有され、メンバーは資料を読んだ上で、当日にのぞみます。
ワークショップ+ランチの会として
Schooには4月に役員を含む4名がジョインしました。
また法人事業は4月より新体制となり、「新しい期が始まった」感じが強くありました。
こうした背景から今回の戦略共有会はこれまでインプット型の座学ではなく、メンバー間の交流と、Schooのこれからを一緒に考える機会とするために、「SchooPICNIC」を企画しました。
(「ピクニック」という以上はランチも一緒に食べます)
昔の学校で「未来のSchoo」を考える。
会場は「世田谷ものつくり学校」。2004年に廃校となった旧池尻中学校舎を再生した複合施設です。
昔家庭科室だった場所でワークショップを行いました。
アイスブレイク「ゴッホより、普通に、ラッセンが好き」
チームは4人1組みでなるべく職種、部門、入社時期がミックスされるようにしました。
50名ほどの会社ですが、普段業務上の関連が無いとどうしてもコミュニケーションは減ってきます。
そのため「チェックイン」としてお互いの「好き」をシェアするアイスブレイクを行いました。
各チームで「一番ボタンの多い服を着た人」からスタートし、沢山の「好き」なものを挙げています。
前の人の好きなものを、言ってから自分の好きなものを言わなければならないため、しっかりと聞く必要があります。
我が国は1960年代の終わりまでに月に人類を送り、無事に帰還させるという目標のために、全力を尽くすべきだと思います。
チェックインのあと、真っ暗な画面から浮かびあがってきたのは、「月」と1961年のアポロ計画へとつながるケネディ大統領の「月に人類を送り、無事期間させる」という演説の一説です。
そして今回のためにオリジナルで開発されたワークショップが発表されます。
タイトルは「THE MOONSHOT -未来からの逆算-」。
MOONSHOTのフレームワークから考える
「ムーンショット」とは、未来から逆算して立てられた、斬新な、困難だが実現すれば大きなインパクトをもたらす「壮大な課題、挑戦」を意味する言葉
「ムーンショット――未来から逆算した斬新な目標」
スタートアップでは時々聞かれる「ムーンショット」という言葉ですが今回のワークショップではモチーフとして、その基となったアポロ計画をモチーフに「Schooの各事業のムーンショットを考える」としました。
「月に人類を」とケネディ大統領がいったのは、ただ根拠なく「大きいことを言おう」としたのではなく、この演説の20日前にそれまで進めていた「マーキュリー計画」でレッドストーン3号の弾道飛行成功を受けてのものでした。
またアポロ計画を進めるにあたり背景には、ベトナム戦争、米ソ冷戦、国内の社会運動の盛り上がりなどがあり、「今後の世界の覇権争い」「アメリカを1つにする」という狙いもありました。
「期限を設けた大きな目標」「目標を達成したい理由」「そのための計画」をセットで考える
ムーンショットのフレームワークは「期限を設けた大きな目標=MOONSHOT」「その目標を達成したい理由=WHY」「目標のための第一歩となる計画=PROJECT MERCURY」を考えていきます。
今回は75分でこのフレームワークはめる形でSchooの事業について各チームで考えていきました。
MOONSHOTのための3つの条件
ワークにあたり「大事にしてほしいポイント」として同じくケネディ大統領の演説からの引用されました。そして審査の3つのポイントも示されました。
いずれもワークショップで起こりがちな「無難な発想」に陥ってしまわないような狙いがあります。
ワークのための1つのルール
ワークにあたってのルールは1つ。ひらめきを大事にし、発言する勇気を持ってアイデアで出し合うということが共有されました。
2021年から2090年までのMOONSHOT
どんな提案が出たかーは事業の実際の計画にも関連しますので、詳細はお伝えできませんが、様々な視点、時間軸での提案がありました。
近いものでは2021年までに実現する目標。一番遠いものでは2090年までに「人類」という言葉出てくるような壮大なものも。
いずれも「なぜSchooがそれをしたいのか」が書かれており各チームの発表ではさまざまなリアクションがありました。
優秀賞とベストチーム賞
審査も審査員同士で議論が白熱し、なんとか決まり優秀賞とベストチーム賞が発表されました。
優秀賞を受賞したチームは、MOONSHOTのポイントがいずれも押さえられていました。
「期限の設定」と魅力的な目標、そして「Schooが実現すべき理由」がしっかりとあり、そのための最初の計画が現実的に考えられるという点で受賞となりました。
またベストチームは、「時間軸をまず設定し、そこから飛躍した議論が行われて提案までまとまっていった」点が評価されました。
変化大賞
そして、今回はワークショップのほかにもう一つイベントがありました。
2018年1月に行った戦略共有会で代表の森から「変化を沢山起こしていこう!」という発言からスタートした「変化大賞」の発表がありました。
「変化」は「禁煙した」「資格に合格した」というプライベートの変化から、チームで取り組んだ業務改善など100件を越える「投稿」の中から、「変化量」「プライベート」「仕事」の部門でそれぞれ表彰を行いました!
みんなでランチを
ワークショップのあとはランチをみんなで食べました。Schooでは夕方以降に生放送が多いため、午後から出勤するメンバーや、普段はリモートで業務をするメンバーもおり、一緒にランチを食べる機会が限られるため、普段なかなか話しが出来ないメンバー同士で会話が生まれたりと賑やかなランチタイムとなりました。(そして全員完食!)
MOONSHOTの実現へ向けて
SchooではMOONSHOTの実現に向けて、仲間を探しています。
今回の記事をご覧になって「気になる」という方は是非ご応募ください!
最後にSchooのビジョンとミッション、フィロソフィーをご紹介します。
■ビジョン:インターネット学習で人類を変革する
■ミッション:世の中から卒業をなくす
■フィロソフィー:
■Laboratory105
私達は株式会社の定義に収まらない。
ここは、まだ世の中にない価値を創り続ける「研究所」だ。
他社他者の模倣をよしとせず、”スクーだからこそ”を発明し続ける。
その発明の原動力は、働く一人ひとりが誰よりも“学習”“変化”“尊重” することにある。
*Laboratory105の「105」はSchoo創業当時のマンションの部屋番号にちなんでいます。
■誰よりも”学習”する/Study 24/7
24時間の全てを学びとして捉える。主体的に学んだ結果を、あなただけの発明として創りだそう。
■誰よりも”変化”する/Embrace Change
Vision・Mission以外の全ては変化するべき、させるべき。前向きに捉え、主体的なものとしよう。
■誰よりも”尊重”する/Trust is Everything
個を尊重して、大きく任せよう。そのために、任せてもらうに値する言動を行おう。