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【インタビュー/新規事業】ゼロベースで物事を考えることが好き

皆さん、こんにちは。
ONE COMPATH 人事の大橋です。

今回は「ONE COMPATHが求める人財=オーナーシップをもって、成果にこだわった挑戦ができる方」をテーマに、挑戦している社員をインタビューいたします。

2020年8月にONE COMPATH誕生後、初の新サービスとして家事代行比較サイト「カジドレ」の本格提供を開始いたしました。このサービスをリリースするにあたって企画、開発、営業を含めとても多くの方々が尽力しましたが、今回はその中からプロジェクトオーナーである渡邊 雄太(わたなべ ゆうた)さんにお話を伺いました。

目次
(1)雄太さんのプロフィール紹介
(2)カジドレの概要 
(3)リリースに至った経緯
(4)取り組む中で困難だったこと、雄太さんの挑戦
(5)雄太さんを突き動かす熱源

ONE COMPATHで挑戦する社員インタビュー

(1)雄太さんのプロフィール

<2019年10月に行われた、納会の時の写真です>

渡邊 雄太(わたなべ ゆうた)

2008年ソーシャルメディア企業に入社。投稿監視事業に従事、監視拠点立ち上げなどに携わる。

2011年にITスタートアップ企業に入社し、ユーザーサポート管理監督者、企画ディレクションなど幅広い業務を経験。

2012年にマピオン(現ONE COMPATH)に入社。コンシューマー向けアプリの企画・ディレクションを複数経験。2019年4月から新規事業開発部に着任、社内の新規事業制度「POM」を立ち上げた後、カジドレのプロジェクトオーナーとして企画・ディレクション業務に従事し、現在に至る。

趣味は、マンガを読むこと、音楽を聴くこと、美味しいものを食べること。
マンガは月に1万円以上購入するほど、大量に読んでいる。

(2)カジドレとは

人事:自己紹介ありがとうございます。本日は、ONE COMPATHとして初の新サービス「カジドレ」について伺いたいです。はじめに、カジドレとはどのようなサービスでしょうか?

渡邊:一言で言うと、家事代行の比較サイトです。カジドレは、全国の家事代行/ハウスクリーニングの事業者様が集まっているプラットフォームで、居住地、料金、対応サービス、支払い方法、口コミなど、ユーザーごとに自身のニーズに合った事業者様を探すことができます。

他業種では車の比較サイトや家電の比較サイトといったように比較検討できるサービスはありますが、家事代行の分野で比較検討に特化した純粋な競合は現時点ではいません。

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(3)リリースに至った経緯

人事:ありがとうございます。身近な人の日々の暮らしに寄り添ったONE COMPATHらしいサービスで、私もとても期待しています!ONE COMPATHを代表するサービスに成長させていきたいですね。
どのような経緯でサービスを作ることになったのでしょうか?


渡邊:早川さん(CEO)と山本さん(CMO)が焼き肉屋で、自身の実体験から「家事代行」というジャンルに解決すべき課題があると意気投合したことが、事の発端です。

2019年の9月某日、山本さん(CMO)に「コンビニ行かない?」と誘われ、その帰り道に「雄太、家事代行やらない?」と言われたのです。正直、家事代行を利用したこともなかったし、使おうという発想すらなかったので、「現時点では何とも言えないので、ちょっと考えていいですか」と回答したことを今でも覚えています。

ここから本格的に、家事代行/ハウスクリーニング市場について調べ始めました。調べていくと、単身世帯、共働き世帯、シニア世帯が今後ますます増えていくという背景から、今後6000億円の市場に成長しそうだ(経済産業省の調査より)ということがわかり、可能性を感じました。

自分自身、ゼロベースで物事を考えることが好きなので、やりがいや楽しさを見出せそうだなと思い、新規事業にチャレンジしてみよう!と決意しました。

渡邊:サービスを作ると決めてから初めにやったことは、市場調査です。調査会社およびShufoo!ユーザーにアンケートを取り、家事という領域における生活者の困りごとは何なのか?どんなニーズを満たせばいいのか?を特定していきました。

家事代行/ハウスクリーニングという市場自体がまだまだ成熟していないので、生活者からすると近くにどんな業者がいて、どんなサービスを、いくらで提供しているのかが全く分からない、という現状が明らかになりました。そこで初めに着手するサービスを、家事代行の比較サービスにしたのです。

最初から比較サービスやろうと決まっていたわけではなく、調査の過程で提供価値を決めて行きました。

(4)取り組む中で困難だったこと、雄太さんの挑戦

人事:なるほど。2019年9月に山本さんから声がかかったということは、市場調査からサービスリリースまでを1年足らずで実現したんですね。すごい。取り組む中で、どんなことが挑戦でしたか?

渡邊:そうですね。大きく2つあります。

1つ目は、爆速で学びながら、サービスを作っていく必要があったことです。
先ほど申し上げた通り、「家事代行」という発想が自分の中に全くなかったので、1から学ぶ必要がありました。実際に家事代行やハウスクリーニングをやっている事業様にヒアリングをすることで、実態を把握しました。また、比較サービスを作ると決まってからは、他業種含め“ 比較サービス ”の“ 比較 ”を徹底的に行いました。

家事代行の領域のこと、そして比較サービスのことを同時に学びながら、自分たちのサービスはどうあるべきかを考えて実行していった、という経験はとても大きな挑戦でした。


2つ目は、チームのコミュニケーションを活性化させることです。
新設されたプロジェクトチームは、一緒に仕事をしたことのないメンバーがほとんどでした。短期間でサービスをリリースするにあたり、認識の齟齬が生じたり、遠慮して言いたいことが言えないというのは大きなリスクなので、心理的安全性を意識した場づくりに尽力しました。

具体的には、定例ミーティングの始めと終わりに必ず『雑談』を入れました。ここでは「週末何してたの?」といったように本当にたわいもない雑談も含めて会話することを意識しました。こうした会話が、信頼関係を築いていくのに大きく寄与したことは間違いありません。

さらに、サービスの開発が本格的にスタートしたタイミングでコロナウイルスが猛威を振い、画面越しのコミュニケーションを余儀なくされてしまったので、以前に増して『血の通ったコミュニケーション』を意識しました。例えば、メールやSlack などテキストで済みそうな話でも、わざわざ電話してみたりとか、そういった小さなことの積み重ねが大切です。

その甲斐もあって、厳しい状況の中でもチームが一枚岩になって、短期間で無事サービスをリリースすることができました。

チームのコミュニケーションを意識的に活性化させることも、自分にとって大きな挑戦だったと思っています。

(5)雄太さんを突き動かす熱源

人事:ありがとうございます。コロナウイルスがあっても、遅れることなく、妥協することなくサービスをリリースできたということは本当にチームの一体感があってこそだなと思いました。
雄太さんを突き動かす熱源(モチベーション)は何でしょうか?

渡邊:今回のインタビュ―の話を受けて、改めて考えてみたんです。自分のモチベーションの根底はどこにあるのか。そしておそらく10代の時に感じていた強いハングリー精神が、今の自分にも影響しているんじゃないかと気が付きました。

私は家庭の事情で、10代のときに自分ひとりで生きていかなればいけないという境遇に直面しました。その頃に見ていた光景や不安、緊張といった感情は自分に大きな影響を与えました。「順風満帆な人生を送れる人っていいな」「そういう人たちには絶対に負けたくない」という強いハングリー精神が生まれたのです。20代前半までそういった想いが強くあったなと今振り返ると思います。

年齢を重ねていくにつれて、いろいろな人に出会い、いろいろな経験をしていくうちに、ハングリー(飢え)の対象が「他人に負けたくない」というところから、まったく逆の「他人は全然関係ない」「楽しみたい」に変わっていきました。そして楽しむためには、新しいことにどんどん挑戦し続ける必要があると考えています。面白いことは待っていても向こうから来てくれるわけではないので、自ら掴みに行きます。

カジドレをリリースするという挑戦も大変でしたが、その分とても楽しかったです。
このサービスを通じて家事代行サービスを知る人が増え、サービスを必要とする誰かの入り口になってくれたら嬉しいです。そのために、まだまだ挑戦は続きます!

楽しく生きるために、挑戦し続ける

このハングリー精神こそが、私を突き動かす熱源です。

人事:ハングリー(飢え)の対象が、他人から自分自身に変わっていったというお話、大変興味深く聞かせていただきました。雄太さん、本日はありがとうございました!

以上です。いかがだったでしょうか。

カジドレは、求職者や就活生からも多くのご質問をいただけるので、注目されているのだなと感じます。


少しでもONE COMPATHにご興味を持っていただけた方は、ぜひ一度フランクにカジュアル面談をいたしましょう。「話を聞きに行きたい」ボタンをポチっとよろしくお願いいたします。

次回の記事もお楽しみに!

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